📝 この記事のポイント
- 「もう限界です…」あの日の会議室の記憶は、今でも鮮明に蘇ります。
- 大手IT企業の事業部長として、30人もの部下を抱え、四半期目標の達成に追われる日々。
- チームのメンタルケアに奔走する一方で、自分自身のケアは完全に後回しになっていました。
「もう限界です…」あの日の会議室の記憶は、今でも鮮明に蘇ります。大手IT企業の事業部長として、30人もの部下を抱え、四半期目標の達成に追われる日々。チームのメンタルケアに奔走する一方で、自分自身のケアは完全に後回しになっていました。結果、私は意識を失い、重度の燃え尽き症候群と診断されました。
3ヶ月間の休職を経て職場復帰したものの、以前の自分とはどこか違う。もっと持続可能に、もっと心穏やかに仕事と向き合いたい。そんな時、偶然出会ったのが「管理職のセルフケア」という考え方でした。最初は半信半疑でしたが、藁にもすがる思いでそのメソッドを実践してみたんです。
この記事では、私の実体験を通して、「管理職のセルフケア」がどのように私を変え、再び前向きに仕事に取り組めるようになったのかを、包み隠さずお話ししたいと思います。もし、あなたも私と同じように心身の疲れを感じているなら、きっと何かヒントが見つかるはずです。
最初の印象
初めて「管理職のセルフケア」という言葉に触れたとき、正直なところ「また新しいバズワードか…」と思いました。セルフケアなんて、もっとプライベートな領域の話で、仕事の忙しさに直結する管理職には縁遠いものだと決めつけていたんです。でも、その内容を詳しく知っていくうちに、私の認識はガラリと変わりました。
この「管理職のセルフケア」は、単なるリフレッシュ方法ではありませんでした。それは、最新の脳科学や心理学に基づいた、管理職特有のストレスに特化した体系的なアプローチ。自分の心身の状態を客観的に把握するためのチェックリストがあったり、具体的な行動変容を促すためのステップが用意されていたり。「これは、感情論じゃない。ちゃんと科学的な裏付けがあるんだ」と、一気に引き込まれました。自分の経験と照らし合わせても、心当たりのあることが多すぎて、これは試してみる価値がある、と強く感じたのを覚えています。
実際に使ってみて
「管理職のセルフケア」を実践し始めて、最初に驚いたのは、自分の心身の状態がいかに悪かったか、ということでした。毎日簡単なチェックリストに答えるだけで、漠然と感じていた疲労感やイライラの原因が、まるで可視化されるように明確になっていったんです。朝、目が覚めてもなかなか布団から出られないのは、単なる怠けじゃなくて、心身の消耗が原因だったんだと気づけました。
特に意識したのは、自分の感情と向き合う時間を持つこと。会議で部下の意見にイライラしたり、上からのプレッシャーに無力感を感じたりした時、以前ならそれを無視して感情を押し殺していました。でも、このメソッドを始めてからは、その感情を「なぜそう感じるのか」と少し立ち止まって考えるようにしたんです。すると、不思議と感情が整理されて、冷静に対処できるようになっていきました。
もちろん、最初からスムーズだったわけではありません。忙しい日にはチェックを忘れたり、つい自分のケアを後回しにしたり。そんな時は「もうダメだ…」と落ち込みそうになることもありました。でも、そこで「完璧でなくても大丈夫」というメソッドのメッセージに救われ、また翌日から少しずつ再開していく。この「諦めないで続ける」スタンスが、私にとって非常に重要でした。
良かったところ
「管理職のセルフケア」を実践して、私が特に「これは本当に良かった!」と感じた点がいくつかあります。
- 心と体が軽くなった
慢性的な疲労感や頭痛、肩こりといった身体症状が少しずつ改善されていきました。特に、朝の目覚めが劇的に良くなったのは大きな変化です。以前はアラームを何回も止めていたのに、今ではすっきり起きられる日が増えました。感情の起伏も穏やかになり、以前のように些細なことでイライラすることも減りましたね。
- 部下との関係性が変わった
私の心にゆとりができたことで、部下への接し方も変わりました。以前は部下の相談にもどこか冷めた態度を取ってしまったり、皮肉を言ったりしていたこともありました。でも、今では彼らの話に心から耳を傾け、共感できるようになりました。結果として、チーム内のコミュニケーションが円滑になり、部下たちも以前より私に話しかけやすくなったと言ってくれます。
- 仕事の充実感が戻ってきた
以前は「どうせ無駄」「誰も分かってくれない」と、仕事に対してどこか諦めや絶望を感じていました。しかし、心身のバランスが整うにつれて、再び仕事に前向きに取り組めるように。新しいアイデアが湧いてきたり、困難な問題にも冷静に向き合えたりするようになりました。自分の仕事が誰かの役に立っているという達成感を、久しぶりに感じられるようになったのは感動的でした。
気になったところ
「管理職のセルフケア」は私の人生を変えてくれたと言っても過言ではありませんが、正直に言って、いくつか「ここは注意が必要だな」と感じた点もあります。
- 最初の一歩が重い
メソッドの存在を知り、その重要性を理解しても、実際に始めるまでには大きなエネルギーが必要でした。特に、自分の弱さを認め、ケアの必要性を感じることが最初のハードルでしたね。「自分は大丈夫」と思い込んでいるうちは、なかなか行動に移せないかもしれません。
- 劇的な変化はすぐには訪れない
このセルフケアは魔法ではありません。実践すれば即座にすべての問題が解決する、というわけではないんです。私の場合は、小さな変化を感じ始めるまでに数週間、本格的な効果を実感するまでには数ヶ月かかりました。焦らず、地道に続ける忍耐力が必要です。
どんな人に向いてる?
私がこの「管理職のセルフケア」をぜひ試してほしいと思うのは、以下のような方々です。
- 私と同じように、上からのプレッシャーと下からの要求の板挟みで、心身のバランスを崩しそうになっている管理職の方。
- 部下のメンタルケアには気を配るけれど、自分自身のケアは後回しにしてしまいがちな、責任感の強い頑張り屋さん。
- 漠然とした疲労感やイライラ、集中力の低下など、説明しがたい不調を感じているけれど、どうすれば良いか分からない方。
- 仕事のパフォーマンスは維持したいけれど、無理なく、持続可能な形で働きたいと願っている方。
もし一つでも当てはまるなら、一度立ち止まって、自分自身と向き合う時間を作ってみてほしいです。
使い続けて24週間の今
「管理職のセルフケア」を始めてから、もう半年以上が経ちました。今では、私の生活の一部として完全に定着しています。毎朝の簡単なコンディションチェックや、休憩時間の効果的な使い方、感情のモニタリングなど、以前は意識的に行っていたことが、自然とできるようになりました。
以前の私は、仕事でいっぱいいっぱいになり、常に心が休まることがありませんでした。しかし、このセルフケアのおかげで、今は仕事とプライベートの境界線がはっきりし、オンとオフの切り替えが上手になっています。部下とのコミュニケーションも円滑になり、チーム全体のパフォーマンスも以前より向上していると感じています。何より、以前のような絶望感や無力感に苛まれることはなくなりました。持続可能な働き方とは、まさにこのことだと実感しています。
私の燃え尽き経験から始まり、「管理職のセルフケア」との出会い、そしてそこから私がどのように回復し、成長していったかをお話ししました。管理職の仕事は、多くのプレッシャーと責任が伴いますが、自分自身のケアを怠ると、私のように心身を壊してしまう可能性があります。
「管理職のセルフケア」は、あなたが持続的に高いパフォーマンスを発揮し、充実した毎日を送るための強力な味方になってくれます。どうか、あなた自身の心と体を大切にすることから始めてみてください。それが、結果としてあなた自身を、そしてあなたのチームを救うことになるはずです。
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燃え尽き症候群を防ぐ『管理職のセルフケア』メンタルヘルス管理術
はじめに:部下30人を抱えながら倒れた日「もう限界です...」2019年の秋、大手IT企業の事業部長として働いていた私は、会議室で突然意識を失いました。診断は重度の燃え尽き症候群(バーンアウト)。部下30人のメンタルケアに奔走し、四半期目標達成のプレッシャーと戦い続けた結果、自分自身のケアを完全に忘...
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