📝 この記事のポイント
- まさか自分が親の介護をすることになるなんて、夢にも思っていませんでした。
- 数ヶ月前、突然の出来事で親の介護が必要になり、目の前が真っ暗になったのを覚えています。
- 会社での責任も重く、仕事を辞めるなんて選択肢はありません。
まさか自分が親の介護をすることになるなんて、夢にも思っていませんでした。数ヶ月前、突然の出来事で親の介護が必要になり、目の前が真っ暗になったのを覚えています。会社での責任も重く、仕事を辞めるなんて選択肢はありません。けれど、毎日の介護に加えて、次々と必要になる介護用品の準備に、正直、途方に暮れていました。介護ベッド、車椅子、歩行器…どれもこれも高額で、一体どうすれば良いのかと頭を抱える日々。ネットで調べても、制度の説明は難しくて頭に入ってこないし、誰に相談したらいいのかも分からない。そんな状況で、心身ともに疲弊していくのを感じていました。
そんな時、ふと知人から教えてもらったのが「介護用品レンタル」という選択肢でした。正直、最初は「本当に使えるの?」「手続きが大変そう…」と不安だらけ。でも、藁にもすがる思いで情報を集め始めました。この記事では、私が実際に介護用品レンタルを利用して、仕事と介護の両立をどう乗り越えたのか、そのリアルな体験談をお話しします。もし今、私と同じような状況で悩んでいる方がいれば、きっと参考になるはずです。
最初の印象
知人からレンタルの話を聞いた時、正直なところ「そんな都合のいい話があるものか」と思っていました。介護用品は高い、というのが常識だったので、レンタルで賄えるなんて想像もしていなかったんです。でも、ケアマネジャーさんに相談してみると、福祉用具貸与制度というものがあって、介護度に応じて様々な福祉用具がレンタルできると教えてもらいました。特に驚いたのは、自己負担がかなり抑えられるという話。介護ベッドや車椅子といった、いざ購入となると数十万円もするものが、月々の負担をかなり軽くして利用できると聞き、まさに目から鱗が落ちるような感覚でした。手続きも複雑そうだと勝手に思い込んでいましたが、ケアマネジャーさんが間に入ってくれるので、そこまで心配しなくても大丈夫だと聞き、少しだけ気持ちが軽くなったのを覚えています。
実際に使ってみて
実際にレンタルを始めるまでには、ケアマネジャーさんとの相談や、福祉用具専門相談員の方に自宅へ来ていただき、親の状態や住環境を見てもらう時間が必要でした。正直、初めは少し手間だと感じましたが、このステップが本当に重要だったと後で実感します。専門家の方が、親の体の状況や介護の負担を詳しく聞いてくれ、最適な介護ベッドや車椅子の種類を提案してくれたんです。
初めて介護ベッドが家に搬入された日のことは忘れられません。プロの業者が手際よく設置してくれ、使い方まで丁寧に説明してくれました。親も最初こそ戸惑っていましたが、ベッドの高さが調整できることで、立ち上がりが格段に楽になり、夜間の排泄介助も私の負担がぐっと減りました。何よりも、親の表情が以前より穏やかになったのが一番の変化でした。購入していたら、もし合わなかった時のことを考えると、途方に暮れていたと思います。レンタルのおかげで、気軽に試すことができ、状況に合わせて変更できる安心感は大きかったです。
良かったところ
介護用品レンタルを始めて、本当に良かったと心から思う点がいくつかあります。
- 経済的な負担の劇的な軽減: これが一番大きかったです。高額な介護用品を全て購入していたら、家計が破綻していたかもしれません。レンタルのおかげで、月々の費用を大幅に抑えられ、経済的な不安がかなり解消されました。このゆとりが、精神的な負担の軽減にも繋がったと思います。
- 状況に応じた柔軟な対応: 親の身体状況は日々変化します。レンタルなら、状態に合わせて介護用品を交換できるのが本当に助かります。実際に、最初は普通の車椅子だったのですが、その後、電動のものに変更したり、マットレスの種類を変えたりと、常に最適な環境を提供できています。不要になった時の処分に困ることもありません。
- 専門家による徹底サポートと安心感: ケアマネジャーさんや福祉用具専門相談員の方が、常に相談に乗ってくれるのが心強いです。用品の選び方から、制度の活用方法、さらには日常の介護の悩みまで、専門家のアドバイスは本当に頼りになります。定期的なメンテナンスや消毒も業者が行ってくれるので、衛生面でも安心です。
気になったところ
もちろん、全てが完璧というわけではありませんでした。いくつか気になった点もあります。
- 選べる商品の制限: レンタルできる福祉用具には種類がありますが、全てのメーカーや最新モデルから自由に選べるわけではありません。機能性や安全性は確保されていますが、デザインやブランドにこだわりたい方には、選択肢が限られていると感じるかもしれません。
- 心理的な抵抗: 最初は「レンタル品」ということに少し抵抗がありました。自分のものじゃない、という感覚や、いつか返却する日が来るという意識が、少しだけ心理的な負担になることも。ただ、使っていくうちに、その便利さや手軽さが上回り、今では全く気にならなくなりました。
どんな人に向いてる?
私が体験した介護用品レンタルは、こんな人に特におすすめしたいです。
- 親の介護が急に始まり、何から手をつけていいか分からない方
- 介護と仕事の両立に悩んでいて、少しでも負担を減らしたい方
- 高額な介護用品の購入費用が心配で、経済的な負担を軽減したい方
- 親の身体状況が今後変化する可能性があり、柔軟に対応できる方法を探している方
- 介護用品の選び方や制度について、専門家のアドバイスが欲しい方
使い続けて数ヶ月の今
介護用品レンタルを始めてから数ヶ月が経ちました。今では、介護ベッドや車椅子は親の生活に欠かせないものとなり、私たち家族の生活にもすっかり馴染んでいます。一番の変化は、私の心にゆとりが生まれたことです。以前は介護用品の準備や費用のことで頭がいっぱいでしたが、今は親のケアに集中できるようになりました。おかげで、仕事にもしっかり向き合えるようになり、プライベートな時間も少しずつ取り戻しつつあります。
親の笑顔を見るたびに、あの時、勇気を出してレンタルに踏み切って本当によかったと思います。介護は一人で抱え込むものではありません。利用できる制度やサービスを賢く活用することで、負担を軽減し、親も家族も笑顔で過ごせる道が必ず見つかります。
介護は長丁場です。もしあなたが今、私と同じように介護の悩みを抱えているなら、まずは地域のケアマネジャーや相談窓口に連絡してみてください。一歩踏み出すことで、きっと新しい道が開けるはずです。
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