📝 この記事のポイント
- 僕には昔から、人から言われたことや、なんとなく送られてきた通知を、深く考えずに受け入れてしまう癖があった。
- むしろ、波風立てずにスムーズに物事を進める方が賢いと思っていたんだ。
- だから、サブスクの自動更新のお知らせも、サービスプラン変更の通知も、黙って「承諾」ボタンを押すか、放置するばかり。
僕には昔から、人から言われたことや、なんとなく送られてきた通知を、深く考えずに受け入れてしまう癖があった。別に嫌なわけじゃない。むしろ、波風立てずにスムーズに物事を進める方が賢いと思っていたんだ。だから、サブスクの自動更新のお知らせも、サービスプラン変更の通知も、黙って「承諾」ボタンを押すか、放置するばかり。別にそれで困ってはいなかった、と当時の僕は思っていた。
そんなある日、SNSで流れてきたとある投稿に、僕は釘付けになった。それは、マンションの契約更新時に届いた家賃値上げの通知に対し、たった七文字の言葉を返したら、あっさり交渉が成立したという話だった。「同意しかねます」。その言葉は、僕の頭の中で何度も反響した。そんな簡単なことで、状況を変えられることがあるのか。衝撃だったと同時に、少しだけ、僕も試してみたいという衝動に駆られたんだ。
最初の印象
「同意しかねます」。この言葉を見たとき、正直言って僕は少しビビった。「面倒な客だと思われたら嫌だな」「関係が悪化したらどうしよう」という不安が、すぐに頭をよぎったんだ。だって、普段から自分の意見をハッキリ言うのが苦手な僕にとって、そんな直接的な言葉を発すること自体が、ものすごく勇気がいることだったから。
でも、同時に「もしかしたら、この言葉が僕を少し変えてくれるかもしれない」という期待も芽生えた。ずっと、どこかで「これでいいのかな」と感じていた、曖張なまま流されてしまう自分を変えられるチャンスなんじゃないか、って。まずは、日常で僕が「なんとなく」受け入れていることに対して、小さな「同意しかねます」を試してみようと心に決めたんだ。
実際に使ってみて
最初の機会は、定期的に利用しているとあるサービスの契約更新に関する通知だった。これまでなら、内容をろくに確認せず自動更新されていたけれど、今回は思い切って「同意しかねます」という一文を添えて、返信してみたんだ。指先が震えるような感覚だったのを今でも覚えている。
数日後、そのサービスから丁寧な連絡が来た。僕の懸念点についてヒアリングがあり、いくつかの選択肢を提示してくれたんだ。結果的に、僕が納得できる形で契約を継続することになった。これまでなら、ただ流れていくだけだったものが、僕の一言で「交渉」というフェーズに変わったことに、僕は素直に驚いた。そして、ほんの少しだけ、自信がついたような気がしたんだ。
良かったところ
- 自分の気持ちをきちんと伝えられたという達成感
一番感じたのは、自分の意思を明確に相手に伝えられたことの爽快感だった。これまで曖昧な態度でやり過ごしてきた自分にとって、これは大きな一歩だった。
- 状況が前向きに動き出すきっかけになったこと
「同意しかねます」という言葉が、一方的な通告を「対話」へと変えるトリガーになった。僕の意見を伝えることで、相手も耳を傾け、解決策を探ろうとしてくれたのは、非常に大きな収穫だった。
- 自分を尊重する感覚が芽生えたこと
自分の権利を知り、それを主張することによって、「自分を大切にできている」という感覚が生まれた。これは、僕の自己肯定感を少し上げてくれた気がする。
気になったところ
- 相手の反応にドキドキすること
正直、この言葉を発するときは、毎回少し緊張する。相手がどんな反応をするのか、きちんと理解してもらえるのか、いつも少しだけドキドキしてしまう。慣れは必要だと感じた。
- 常にうまくいくわけではないと実感したこと
もちろん、この言葉が万能ではないことも実感した。状況によっては、僕の「同意しかねます」に対して、相手から明確な根拠や理由が示され、最終的に僕が受け入れざるを得ないケースもあった。でも、それはそれで「納得して受け入れる」という経験になったから、悪いことばかりではなかったよ。
どんな人に向いてる?
この「同意しかねます」という言葉は、きっと僕と同じように「なんとなく流されがち」だと感じている人にこそ向いていると思う。自分の意見を言うのが苦手だったり、波風を立てるのが嫌だと思っている人でも、この七文字の言葉には不思議な力がある。
あとは、「対等な関係を築きたい」と願っている人にもおすすめだ。一方的に物事を決められてしまうのではなく、きちんと自分の意思を伝え、相手と向き合いたいと思っているなら、ぜひ一度試してみてほしい。
使い続けて数ヶ月の今
「同意しかねます」という言葉を使い始めてから数ヶ月が経った今、僕の日常は少しだけ変わった。以前よりも、物事に対して「本当にこれでいいのかな?」と立ち止まって考える時間が増えたんだ。そして、不満や疑問を感じた時には、以前よりもずっと、自分の意見を伝えられるようになった。
この言葉は、単なる交渉術ではない。それは、「自分には権利があるんだ」ということを思い出させてくれる、僕にとっての魔法の呪文のようなものだ。知らないフリをして受け入れることをやめて、自分の頭で考え、自分の言葉で伝えること。そうすることで、僕は僕自身のことを、以前よりもずっと好きになれた気がする。
「同意しかねます」。もし、あなたが今、なんとなく受け入れてしまっている状況があるなら、この言葉を一度、心の中で唱えてみてほしい。もしかしたら、僕のように新しい景色が見えてくるかもしれないから。
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「同意しかねます」の一文が教えてくれたこと――家賃値上げと交渉の話
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