📝 この記事のポイント
- 僕がBM98を知ったのは、まだインターネットがダイヤルアップ接続だった頃、学生時代に初めて自分用のPCを手に入れたばかりの頃だった。
- まさか、あの頃の小さなフリーソフトが、日本のPC音楽ゲーム文化の源流となり、その後の音楽業界にまで影響を与えるなんて、当時は夢にも思わなかったよ。
- 約26年前、1998年にひっそりと生まれた「BM98」という存在が、どれほど多くのクリエイターやプレイヤーの人生を変えてきたか。
僕がBM98を知ったのは、まだインターネットがダイヤルアップ接続だった頃、学生時代に初めて自分用のPCを手に入れたばかりの頃だった。まさか、あの頃の小さなフリーソフトが、日本のPC音楽ゲーム文化の源流となり、その後の音楽業界にまで影響を与えるなんて、当時は夢にも思わなかったよ。約26年前、1998年にひっそりと生まれた「BM98」という存在が、どれほど多くのクリエイターやプレイヤーの人生を変えてきたか。今回は、僕自身の体験を交えながら、その深い歴史と文化の魅力を一緒に探っていきたいんだ。まるでタイムカプセルを開けるように、当時の熱気を追体験してもらえたら嬉しいな。
最初の印象
初めてBM98の存在を知った時、正直言って衝撃だったんだ。当時の僕にとって、音楽ゲームといえばゲームセンターの「beatmania」で、100円玉を握りしめて遊ぶのが精一杯だったからね。それが自宅のPCで、しかも無料で遊べるなんて! 画面はドット絵でシンプルだったけど、PCで手軽に音ゲーができるという自由さに、あっという間に心を奪われたのを覚えてる。まだインターネットも従量課金が主流で、情報を得るのも一苦労だった時代に、こんな面白いものが生まれていたんだから、当時の熱量は半端なかったよ。これが、僕が日本のPC音楽ゲーム文化の源流に触れた最初の瞬間だった。
実際に使ってみて
僕も実際にBM98を動かしてみて、その奥深さにすっかりハマっていったんだ。最初は既存のBMS(BM98用の楽曲データ)をダウンロードして遊ぶのがメインだったけど、やがて「自分でも何か作ってみたい」という気持ちが芽生えてきてね。当時のWindows98やMEのPCで、MIDIシーケンサーと睨めっこしながら、音を一つずつ配置して譜面を作っていく作業は、まるでパズルみたいで本当に楽しかった。
そして、その面白さを共有したくて、自然とインターネット上のコミュニティに顔を出すようになったんだ。掲示板やレビューサイトで、他のプレイヤーやクリエイターと情報交換したり、作ったBMSを評価し合ったりする文化もあって、インターネット黎明期ならではの熱い繋がりを感じたよ。「やねうらお」さんがBM98を開発し、その後に「きくちゃん」さんが引き継いで開発を継続したという話も、コミュニティの中で知って、その情熱に感動したのを覚えてる。特に「DAI」さんの「Rainy Heart」みたいな名曲に出会った時は、アマチュアとは思えないクオリティに鳥肌が立ったね。
良かったところ
- 誰もがクリエイターになれた
当時の音楽制作は専門的な機材が必要で、ハードルが高かったけど、BM98はPCと基本的なツールさえあれば、誰でも気軽に楽曲制作や譜面制作に挑戦できたんだ。僕もその一人だし、アマチュアからプロの道を歩んだ人もたくさんいたって聞くから、本当にすごいことだよね。
- 熱いコミュニティが生まれた
インターネットがまだ未発達だった時代に、BMSを中心に多くの人が繋がって、レビューサイトや掲示板で活発に交流していたんだ。みんなで作品を評価し合ったり、時には厳しい意見も交わしたりしながら、互いに高め合っていく文化は、まさに僕らの青春そのものだった。あの頃の「Club Stubborn」や「Re-Rise」のようなサイトが、情報交換の中心になっていたのが懐かしいね。
- 後の音楽ゲームに影響を与えた
BM98で培われたノウハウや才能が、後に商業的な音楽ゲームにも大きな影響を与えたんだ。僕らが夢中になったあの世界が、今のゲーム業界を支える礎になったと思うと、なんだか感慨深いよね。
気になったところ
- 情報が散逸しやすい時期も
開発が終了したり、主要なサイトが閉鎖されたりした時は、正直「この文化、終わっちゃうのかな…」って心配になった時期もあったんだ。特に2002年頃の停滞感は、新規参入者も減って、少し寂しい雰囲気だったのを覚えてる。新しいプレイヤーが乱立したり、情報が分散したりして、一体どこを辿ればいいのか迷うこともあったよ。
- 独特の参入障壁
初めてBM98に触れる人にとっては、ちょっと分かりにくい部分もあったかもしれないね。プレイヤーの種類もたくさんあったし、譜面の作り方も最初は戸惑うことが多かったから、もう少し分かりやすいガイドがあれば、もっと多くの人が楽しめたんじゃないかなって思う。
どんな人に向いてる?
- PCゲームの歴史、特に黎明期の文化に興味がある人には、絶対にチェックしてほしい!
- 自分で何かを「創る」ことに喜びを感じる人、特に音楽制作やゲーム開発に興味がある人なら、きっとこの文化の奥深さに感動するはずだよ。
- インターネット黎明期のコミュニティの熱気や、ユーザー主導で文化が形成されていく過程を知りたい人も、きっと面白いと感じるはずだよ。
使い続けて26年後の今
BM98が誕生して、もう26年か。僕もすっかり大人になったけど、あの頃の熱気は今でも心の中に強く残ってるんだ。技術は進化して、より高機能で美しい音楽ゲームがたくさん登場したけど、BM98が持っていた「誰もが創造者になれる」という精神は、今も形を変えて受け継がれていると感じるよ。「BMS OF FIGHTERS」(BOF)のようなイベントが、停滞期を乗り越えるきっかけになったように、コミュニティの力って本当に偉大だよね。現代の音楽ゲームシーンを見ても、あの頃のBMSコミュニティ出身のクリエイターが活躍しているのを知ると、BM98が残した功績の大きさを改めて実感するよ。
BM98は、単なるフリーソフトじゃなかった。それは、日本のPC音楽ゲーム文化の源流であり、僕らの世代にとってのクリエイティブな遊び場であり、何よりも熱いコミュニティが生まれた場所だったんだ。古いPCを引っ張り出して、もう一度あの頃のBMSをプレイしてみるのもいいかもしれないね。僕も、この歴史を振り返ってみて、また新しい発見があった気分だよ。このガイドが、君にとってBM98の魅力を知るきっかけになったら嬉しいな。
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