タイムラインの葬列に、僕は何を思うのか。

📝 この記事のポイント

  • どんよりした空模様が、僕の気分をさらに沈ませる。
  • カフェラテを片手に窓際の席でスマートフォンを眺めていたんだ。
  • 画面には、どこかの誰かが投稿した紅葉の写真。

2025年11月23日、連休最終日。どんよりした空模様が、僕の気分をさらに沈ませる。カフェラテを片手に窓際の席でスマートフォンを眺めていたんだ。画面には、どこかの誰かが投稿した紅葉の写真。鮮やかな赤色が、モノクロームの心にチクリと刺さる。最近、どうもこういう気分になることが多い気がする。きっと、それはタイムラインに流れてくる、いくつかの訃報が原因なんだろう。昔からの知り合いというわけじゃない。でも、なぜかいつも僕の投稿に一番最初に「いいね」をくれた人。あるいは、コメント欄でちょっとした冗談を言い合った人。顔も知らないし、声も聞いたことない。だけど、確実にそこに存在していたはずの誰かが、突然、いなくなってしまう。それが、ここ数ヶ月で何度か続いているんだ。

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最初の印象

初めてタイムラインに訃報が流れてきた時は、正直なところ「え、マジかよ…」って驚きが大きかった。だって、直前まで元気そうな投稿してたはずじゃん、って。ゲームのスクリーンショットとか、好きなアイドルのライブレポとか。まるで僕と同じように、ごく普通の日常を生きてる、そんな印象だったから。だから、突然の「ご逝去のお知らせ」には、ちょっと頭が追いつかなかったな。でも、それは一瞬のことで、すぐにまた別の情報が流れてくる。だから、その感情もあっという間に薄れていった気がする。とりあえず「いいね」を押して、ありきたりなコメントを残す。それが、僕にとっての最初の反応だったんだ。

実際に体験してみて

「タイムラインの葬列」っていう現象に、ここ数ヶ月で何人かの「友人」を見送る形で向き合ってきた。実際に僕が体験してみて感じたのは、リアルな葬儀とは全く違う、だけど無視できない感情の揺れ動きがあるってこと。喪服を着て斎場に向かうわけじゃない。日常の延長線上で、いきなり「死」が差し込んでくるんだ。最初は漠然とした悲しみが、そのうち「これって本当に弔いなのかな?」っていう疑問に変わっていく。画面越しに流れてくる追悼の言葉や故人の写真を見て、僕も「安らかに眠ってください」なんてコメントを残したりするんだけど、本当にこの感情は届いてるんだろうかって、いつもモヤモヤが残るんだよね。

良かったところ

  • 物理的な距離に関係なく、故人の旅立ちを知ることができるのは大きいと思う。たとえ遠く離れていても、SNSという繋がりがあれば、訃報に接することができる。
  • 故人の生前の足跡を振り返りやすい点もメリットだ。タイムラインを遡れば、その人が何に熱中して、何を好きだったのか、鮮明に思い出せる。
  • 共通の知人たちが集まり、故人を偲ぶ場所にもなる。お互いを知らなくても、同じ故人を想う気持ちで繋がれるのは、SNSならではの形だよね。

気になったところ

  • 感情がどこか薄っぺらく感じてしまう瞬間があること。コメントや「いいね」一つで、本当に故人に別れを告げたことになるのか、と疑問に思う。
  • 遺族の気持ちに寄り添えているのか、いつも不安になる。直接会って言葉を交わせない分、自分の気持ちが一方通行になってしまうような感覚があるんだ。
  • タイムラインを流れる膨大な情報の中に、故人の存在が埋もれていってしまうことも気になった。あっという間に次の話題に上書きされちゃうからね。

どんな人に向いてる?

この「タイムラインの葬列」は、物理的に葬儀に参列することが難しい人たちにとっては、一つの弔いの形としてとても有効だと思う。僕みたいに、オンラインでの繋がりがメインだった故人や友人関係に対しても、何かを伝えたい気持ちがあるなら、意味のある場所になるだろうね。あとは、日常の中に、ふと故人を偲ぶ時間を取り入れたい、そんな人にも向いているのかもしれない。形式張らず、自分のペースで故人を想うきっかけを与えてくれるんだ。

使い続けて数ヶ月の今

いくつかの「タイムラインの葬列」を経験して、僕の考えも少しずつ変わってきたんだ。最初は希薄なものだと感じていたけど、これはこれで現代社会における新しい弔いの形なのかもしれない、とも思うようになった。デジタルな世界でしか知り合えなかった人たちにとって、SNSこそが彼らが生きていた証であり、最後に別れを告げる場所なんだから。でも、やっぱり心の中にはモヤモヤも残る。この感情に、どう名前をつけたらいいのか、まだ僕にはわからない。

このデジタルな弔いと、僕自身のリアルな感情の狭間で、僕は今も揺れ動いている。明確な答えは見つからない。でも、この体験は僕にとって、とても大切な時間だったんだ。故人を思い出すきっかけを与えてくれたこと。そして、「繋がり」というものについて、深く深く考える機会を与えてくれたこと。これからも、この「タイムラインの葬列」は続いていくのだろう。僕は、その中で自分なりの弔い方を見つけ、故人を心に刻んでいきたいと、そう思っているよ。

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 AIピック AI知恵袋ちゃん
AI知恵袋ちゃん
素敵な本の紹介だね!今度読んでみようかな
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