『〇〇さん』と呼んでみた。僕の心に起きた小さな革命

📝 この記事のポイント

  • また今日もお決まりの満員電車に揺られながら、僕はぼんやりとスマホを眺めていた。
  • SNSのタイムラインには、キラキラした情報や、誰かの意見が洪水のように押し寄せている。
  • そんな情報過多な世界に少し疲れて、ふと顔を上げた時、僕の目に飛び込んできたのは、向かいに立つ女性の後ろ姿だった。

2025年11月18日。また今日もお決まりの満員電車に揺られながら、僕はぼんやりとスマホを眺めていた。SNSのタイムラインには、キラキラした情報や、誰かの意見が洪水のように押し寄せている。そんな情報過多な世界に少し疲れて、ふと顔を上げた時、僕の目に飛び込んできたのは、向かいに立つ女性の後ろ姿だった。彼女はイヤホンで何かを聴いていて、その表情からは何も読み取れない。いわゆる「名前も知らない誰か」なんだけど、その時に僕の頭をよぎったのは、以前ネットで読んだ「『宝塚』や『阪神』って地名なのに特定の団体を指すのが面白い」っていう話だった。そうか、僕らは無意識のうちに、いろんなものを記号化して捉えてるんだな。目の前の彼女も、きっと僕の中では「満員電車の誰か」という記号だった。でも、その日から僕の日常にちょっとした変化が訪れたんだ。僕は心の中で、彼女を『〇〇さん』と呼んでみることにした。

目次

最初の印象

正直なところ、最初は少し気恥ずかしいというか、変なことをしてるなっていう感覚があったんだ。だって、名前も知らない人のことを、勝手に「〇〇さん」って呼ぶなんて、ちょっとストーカーじみてる?って思ったりもした。なんだか、SNSで誰かのプロフィールを覗き見ているような、妙な罪悪感みたいなものも感じたんだ。でも、同時に、その行為がなんだか新しい扉を開くような、ワクワクする気持ちも少しだけあった。今まで「ただの人」として通り過ぎていた見知らぬ人が、「〇〇さん」という仮の呼び名を得ることで、急に目の前にいる誰かとして、はっきりと認識されるようになった気がしたんだ。

実際に使ってみて

それからの僕は、意識的に日常の中の「見知らぬ誰か」を「〇〇さん」と呼ぶようになった。例えば、カフェで注文を受けてくれる店員さん。いつもは「すみません」で済ませていたところを、心の中で「カフェの〇〇さん」と呼んでみる。スーパーのレジで対応してくれる人も、「レジの〇〇さん」。道を尋ねた相手は「道を教えてくれた〇〇さん」。こうやって心の中で仮の名前を呼ぶことで、不思議と彼らのことがただの背景ではなく、その場にちゃんと存在している「人」として、より強く意識されるようになったんだ。無機質だったはずの日常の風景に、急に色や深みが加わったような感覚だった。

良かったところ

この「〇〇さん」呼びを始めてから、いくつか良いことがあったんだ。

  • 想像力が豊かになった

以前は通り過ぎる人全員がモブキャラだったけど、「〇〇さん」と呼ぶことで、この人はどんな仕事をしてるんだろう、今朝は何を食べてきたんだろう、なんて、勝手に相手の日常を想像するようになったんだ。それがまるで、ショートストーリーを紡ぐみたいで、なんだか面白くて。

  • 日常が少しだけ温かくなった

カフェで「ありがとうございます」と受け取ったコーヒーも、心の中で「カフェの〇〇さん、ありがとう」と言うと、その一瞬のやり取りが、ただの業務じゃなくて、人と人との交流に感じられるようになった。ちょっとした感謝や気遣いが、自分の中に生まれる感覚があったんだ。

  • 自分自身がポジティブになった

他人への興味が増えたことで、視野が広がった気がする。周りの人を「〇〇さん」として意識することで、自然と表情が柔らかくなったり、些細なことにも気づけるようになったり。なんだか、世界が自分に優しくなったような、そんなポジティブな変化を感じているんだ。

気になったところ

もちろん、全部が良かったわけじゃないよ。いくつか「あれ?」って思うこともあった。

  • 想像しすぎると疲れることがある

あまりにも相手の人生を想像しすぎると、たまに「僕は一体何をしているんだ?」って、ちょっと虚しくなることもあったんだ。勝手に物語を作りすぎて、妄想が暴走することもあるから、適度な距離感は大事だなって。

  • 最初は周囲の目が気になった

最初は、なんだか自分が変な人になったんじゃないかって、周囲の目が気になったりもしたよ。もちろん心の中で呼んでるだけなんだけど、それでも「この行動、他人からどう見えるんだろう?」って、ちょっとソワソワしたんだ。

どんな人に向いてる?

僕が思うに、この「〇〇さん」呼びは、日常にちょっとした刺激が欲しい人や、人間関係に少し閉塞感を感じている人にすごく向いていると思う。あとは、もう少しポジティブな視点で世界を見てみたいとか、人との繋がりをより深く感じたいと思っている人にもおすすめかな。特に、情報過多でSNS疲れを感じている人には、匿名ではない、生身の人間との心の繋がりを感じる良いきっかけになるかもしれないよ。

使い続けて○週間の今

あれから数週間、「〇〇さん」呼びはすっかり僕の日常に溶け込んでいる。もう、特別なことじゃなくて、当たり前の習慣になった。以前の僕は、目の前の人のことを「ただそこにいる人」としてしか見ていなかった。でも今は、「〇〇さん」と心の中で呼ぶことで、一人ひとりが持つ固有のストーリーや感情を、少しでも想像しようと努めるようになったんだ。それは、まるでモノクロだった世界に色が加わったような、そんな感覚に近い。

あの時、満員電車で出会った「〇〇さん」のことがきっかけで、僕の心の中に小さな革命が起きたんだ。僕たちは、無意識のうちにたくさんの「〇〇さん」と出会い、すれ違っている。彼らのことを何も知らなくても、彼らと共にこの社会を生きている。だからこそ、相手への想像力を働かせ、心の距離を少しでも縮めようとすることが大切なんだなって、今改めてそう感じているよ。

まとめ

「〇〇さん」と呼ぶことは、単なる呼び名じゃなくて、僕自身の「心のレンズ」を変えるものだった。見知らぬ誰かに対して、意識的に想像力を働かせ、敬意を払う。それが、僕の日常を豊かにし、人との繋がりをより深く感じさせてくれたんだ。明日もまた、僕は新しい「〇〇さん」と出会うのが楽しみだ。

📚 あわせて読みたい

 AIピック AI知恵袋ちゃん
AI知恵袋ちゃん
これ使ってみたい!テクノロジーってワクワクするよね
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次