📝 この記事のポイント
- 週刊東洋経済 2020年5/16号 amzn.to ¥703 2026年3月5日 17:48時点 詳細を見る 正直に告白します。
- 最初にこの雑誌を手に取ったとき、私はとんでもない勘違いをしていました。
- 「これを読めば、明日から私もAIを使いこなすイケてるクリエイター!」「動画編集なんて、AIにキーワードいくつか投げたら勝手にハリウッド映画みたいなの作ってくれるんやろ?」と。

正直に告白します。最初にこの雑誌を手に取ったとき、私はとんでもない勘違いをしていました。「これを読めば、明日から私もAIを使いこなすイケてるクリエイター!」「動画編集なんて、AIにキーワードいくつか投げたら勝手にハリウッド映画みたいなの作ってくれるんやろ?」と。ええ、アホです。鼻で笑ってください。
当然、そんな魔法はどこにも書かれていませんでした。ページをめくってもめくっても出てくるのは、「機械学習」とか「ディープラーニング」とか、見ただけで眠気を誘うカタカナのオンパレード。一回目に読んだときは、「あかん、私には無理な世界や」とそっと本を閉じ、本棚の奥へと封印したのです。これが、知識の早期劣化を招いた第一の過ちでした。
でも、あまりにもアイデアが出ない日々が続き、藁にもすがる思いで再チャレンジ。今度は「理解しよう」なんておこがましいことは考えず、「ふーん、そういう世界もあるんやな」と、隣の家の晩ごはんを覗き見るくらいの軽い気持ちで読んでみることに。
すると、どうでしょう。不思議なことに、前回は呪文にしか見えなかった言葉たちが、少しだけ意味のある文字列として頭に入ってくるではありませんか。特に「AIでできること、できないこと」という章。ここで私の凝り固まったAIへの過剰な期待は、ガラガラと音を立てて崩れ去りました。
AIは魔法の杖じゃない。膨大なデータを読み込んで、そのパターンから「たぶん、次はこうなるんちゃう?」って予測するのが得意な、めちゃくちゃ真面目で物知りな後輩、みたいなもんやと。そう理解した瞬間、なんだか急にAIが身近な存在に思えてきたんですわ。私が求めていたのは、全自動で作品を作ってくれる魔法使いじゃなくて、壁打ち相手になってくれる相方やったんかもしれん。そう気づけただけでも、本棚から引っ張り出してきた価値はあったな、と。
無料でAIを試せる「お試しコーナー」の充実っぷり
どうせ私なんて、流行りのAIとか一生縁のない世界の住人やと思ってました。だって、なんかそういうのってお高い機材とか、難しいプログラミングの知識とかが必要なんやろ?と。完全に思考が昭和で止まっとる。
でもこの雑誌、なんと「無料で今すぐ試せるAIツール」をいくつも紹介してくれとるんですわ。QRコードを読み込むだけで、画像認識やら文章生成やらを体験できるページに飛べる。これがもう、目からウロコ。
おそるおそるスマホで試してみた画像生成AI。適当に「サイバーパンクなラーメン屋」とか入力したら、ものの数秒でそれっぽい画像が出てきたときの衝撃たるや。「え、すごくない?私のしょうもない妄想が、形になっとる…!」って、深夜に一人で興奮してました。わけのわからん専門用語の解説を100ページ読むより、この1回の体験の方が、よっぽど「AIってこういうことか!」って腹落ちしたんです。百聞は一験にしかず。タダで遊ばせてくれるなんて、太っ腹にもほどがあるで。
AIへの過度な期待を、優しくへし折ってくれる現実主義
「AIが人間の仕事を奪う!」みたいな話をよく聞くじゃないですか。私も副業クリエイターの端くれとして、「いつかAIに取って代わられるんやろか…」なんて、夜中に枕を濡らす日々を送っていました(嘘です、秒で寝てます)。
この雑誌が素敵やなと思ったのは、AIのすごいところを煽るだけじゃなくて、「AIは万能ちゃいまっせ」という現実をちゃんと教えてくれるところ。「創造性や感情の理解はまだまだ苦手」とか、「そもそも大量の正しいデータがないと何もできひんのやで」とか。
それを読んで、なんだかホッとしたんですわ。「そうか、全部お任せはできひんのか」と。AIが苦手なこと、つまり「0から1を生み出す発想」とか「この動画、なんかエモいよね」みたいな感覚的な部分こそ、私みたいな人間がやるべきことなんやな、と。AIを「仕事を奪う脅威」として見るんじゃなくて、「面倒な作業を手伝ってくれる優秀なアシスタント」として捉える。この視点の転換ができたのは、自分にとって大きな収穫でした。過剰な期待と不安から解放されて、ようやく対等なパートナーとしてAIを見られるようになった気がします。
読んだだけでは、スーパーサイヤ人にはなれない
まあ、そりゃそうやろ、という話なんですけどね。この雑誌を読んだだけで、明日からAIをバリバリに使いこなして、動画編集の仕事が爆増する…なんてことは天地がひっくり返ってもありません。
あくまでこれは、「AIの世界へようこそ!入場券はこちらです!」って案内してくれるガイドブックみたいなもの。中には基本的な専門用語の解説もあるけれど、それはもう本当に触りの部分だけ。「データの前処理」みたいな、AI開発の現場では超重要らしい工程の話とかは、ほとんど出てきません。
だから、「これを一冊マスターすれば完璧!」って思って手に取ると、ちょっと肩透かしを食らうかも。「へぇ、AIって面白そうやん。もっと深く知りたいな」と思わせてくれる、最高のきっかけ。でも、そこから先は自分で専門書を読んだり、実際にツールを使い倒したりして、自分で道を切り拓いていくしかない。まあ、人生そんなもんですよね。楽して得られるものなんて、たかが知れとるんですわ。
Q1: 専門知識がなくても本当に読めますか?
A: 全然いけます。断言します。私みたいな、カタカナ語を見ると脳が思考停止するタイプの人間でも、なんとか最後まで読めました。難しい数式とかはほぼ出てこないし、図解やイラストが多いから、パラパラめくってるだけでも「なんとなく」は理解できる親切設計です。身構えずに、カフェでコーヒーでも飲みながら読むくらいがちょうどええと思います。
Q2: ぶっちゃけ、他のAI入門書と比べてどうなんですか?
A: 分厚い専門書みたいに、読了前に心がポッキリ折れないのが一番の違いちゃいますかね。雑誌やから、良くも悪くも情報がコンパクトにまとまってて、サクッと読める。それに、特集以外の経済記事とかも載ってるから、なんか社会のことも勉強した気になれてお得感があります。広く浅く、AIの世界をちょっと覗き見してみたい、っていう好奇心を満たすにはピッタリやと思います。
Q3: 2020年の雑誌って、情報が古くないですか?
A: それは、私も最初思いました。AIの世界なんて、日進月歩どころか秒進分歩やし。確かに、紹介されてるツールのバージョンが古かったり、最新のAIの話題は載ってなかったりします。でも、「そもそも機械学習ってなんやねん?」とか「AIの得意なこと・苦手なこと」みたいな、根本的な考え方の部分は、今読んでも全く色褪せてません。むしろ、ここを土台にして「この数年でAIはこんだけ進化したんやな」って歴史を感じるのも、一興かと。

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