解像度が低いのは私?スマホの機種と春の気まぐれ

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📝 この記事のポイント

  • ドラッグストアで「ついで買い」をしていたら、会計が予算の3倍になっていた。
  • リップクリームだけ買うつもりが、限定の入浴剤とか、新発売のシートマスクとか、気づけばカゴがパンパン。
  • この「ついで買い」の魔力、誰か解明してほしい。

ドラッグストアで「ついで買い」をしていたら、会計が予算の3倍になっていた。

ああ、まただ。

リップクリームだけ買うつもりが、限定の入浴剤とか、新発売のシートマスクとか、気づけばカゴがパンパン。

この「ついで買い」の魔力、誰か解明してほしい。

春先の気候みたいに、私の財布の紐もゆるゆるだ。

この時期、朝晩の寒暖差が激しいから、肌も心も揺らぎがち。

新しいコスメを試したくなるのも、きっとそのせい。

言い訳にしてるだけだけど。

レジで「え、こんなに?

」って一瞬フリーズして、店員さんの「3,850円です」の声に、反射的にクレカを出した。

ポイントも貯まるし、まあいっか。

そんな思考回路、どうにかしたい。

先日、ルームシェア中の友人のミユキと、カフェでまったりしていた時のこと。

季節限定の桜ラテが可愛すぎて、二人で写真撮りまくった。

ミユキはいつも、最新のカフェ情報とか美容ネタにめちゃくちゃ詳しい。

「ねえ、この前話してた新しいクッションファンデ、どこのやつだっけ?

」私が聞くと、ミユキはスマホを取り出してサクサク検索してくれる。

「これだよ!

〇〇の△△。

限定色も出たんだよね」と、すぐに具体的な商品名と画像を見せてくれた。

私はそういう時、いつも感心してしまう。

彼女の記憶力もすごいし、スマホの扱いもやけにスムーズ。

私はといえば、自分のスマホが何という機種なのかも、いまいち把握していない。

iPhoneであることは確か。

だけど、どのシリーズなのか、何世代目なのか、聞かれても「えーっと、たぶん、ちょっと前のやつ?

」くらいにしか答えられない。

ミユキはいつも「それはXR?

それとも11?

」とか、ピンポイントで聞いてくるから、そのたびに「ごめん、わかんない」ってなってしまう。

「Androidの友達がさ、今度新しい機種に変えるって言ってたんだけど、どれがいいと思う?

」と私がミユキに相談した時のこと。

ミユキはすぐに「へえ、Androidかー。

具体的にどのメーカーの、どのシリーズのやつかな?

サムスンのGalaxy?

それともGoogleのPixel?

それともソニーのXperia?

」と矢継ぎ早に質問してきた。

私は、え、そこまで聞くの?

って、正直ちょっと戸惑った。

だって、私にとって「Android」って言われたら、もうそれで十分じゃない?

iPhoneじゃない、ってことが分かれば、それで会話は成立すると思っていた。

それが私の「解像度」だ。

別に、その子のスマホがGalaxyだろうがPixelだろうが、私の生活には直接関係ないし。

だけどミユキは違う。

彼女の中では、「Android」という言葉だけでは、まるで情報が足りていないみたいだった。

「いや、それがね、友達も『Androidなんだ』としか言ってなくて」と私が正直に答えると、ミユキは「えー、それじゃアドバイスしようがないよ!

Androidって言っても色々あるんだから。

カメラ重視なのか、ゲームするのか、バッテリー持ちがいいのが欲しいのか。

それによって全然おすすめが変わってくるでしょ」と、ちょっと呆れた顔で言った。

その時のミユキの熱量に、私はちょっとびっくりした。

そこまで考えて、スマホを選んでいるんだ、と。

私なんて、機種変更の時期が来たら、とりあえず「一番新しいiPhoneで、色が可愛いやつ」くらいで選んじゃうタイプ。

もちろん、機能とかカメラ性能とか、一応は見るけれど、最終的には見た目と、店員さんの「これがおすすめです!

」の一言に流されがち。

ミユキと私、この「解像度」の違いって、一体どこから来るんだろう。

彼女は、情報を深く掘り下げて、その本質や具体的な違いを理解しようとするタイプ。

私は、大まかな分類ができれば、それで満足しちゃうタイプ。

ある意味、面倒くさがりなのかもしれない。

でも、この春の陽気みたいに、人の価値観ってふわふわしてる。

ある時は細部までこだわりたいけど、ある時はざっくりでいい。

私も、カフェのメニューを選ぶ時は、季節限定のドリンクの産地とか、使われているフルーツの種類とか、結構細かく見ちゃう。

なんなら、店員さんに「これはどんな味ですか?

」「甘さは控えめですか?

」とか、色々質問しちゃうタイプだ。

その時の私は、完全にミユキレベルの「解像度」を求めている。

なのに、スマホのこととなると、途端に「Android」で満足してしまう。

この差は一体。

美容液の成分とか、限定コスメの色味とか、気になるものはとことん調べるのに、電化製品になると途端に興味が薄れる。

そこには「好き」という感情の有無が大きく関係しているのかもしれない。

ミユキは、きっとスマホを選ぶのも、使いこなすのも好きなんだろうな。

私にとっては、スマホはあくまで「道具」でしかない。

連絡が取れて、写真が撮れて、検索ができれば、それでいい。

そう考えると、どっちのタイプが正解とか、そういう話じゃないんだなって思う。

ミユキみたいに細部までこだわるからこそ、最高の選択ができることもあるし、私みたいに大まかで済ませるからこそ、余計な悩みを抱えずに済むこともある。

それぞれの「これでいい」が違うだけ。

この季節の変わり目って、いろんなものが移ろう時期だ。

冬のコートをしまって、春らしい薄手のワンピースを出したり。

メイクも、重めのリップから、軽やかなグロスに変えたり。

そのたびに、ちょっとした発見があったり、新しい気分になったりする。

スマホの機種にこだわる人もいれば、とりあえず使えればいいって人もいる。

どちらも、その人なりの快適さを見つけているんだ。

私も、今使ってるスマホが何という機種なのか、今度ちゃんと調べてみようかな。

もしかしたら、新しい発見があるかもしれない。

でも、結局「わかんないから、まあいっか!

」ってなりそうな気もする。

だって、それが私なんだから。

今日の晩ご飯、何にしようかな。

冷蔵庫の残り物でちゃちゃっと済ませるか、それともミユキと新しいカフェでも開拓しに行くか。

この選択も、私の「解像度」次第で、全然違う一日になるんだろう。

とりあえず、さっき買った入浴剤で、ゆっくりお風呂に入って考えよう。

フローラルの香りが、今日の私には必要だ。


💡 このエッセイは、Togetterの話題から着想を得て、2026年の視点で書かれた創作記事です。

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