📝 この記事のポイント
- 映画『Dr.コトー診療所』Blu-ray 豪華版amzn.to¥6,0732026年2月20日 12:29時点詳細を見る あれは忘れもしない、深夜3時。
- 終わらない動画編集、クライアントからの鬼のような修正依頼、そして目の下に飼い始めたクマ。
- モニターに映る自分の顔があまりにもゾンビで、思わず「誰やねん、お前」と呟いた夜のことでした。

あれは忘れもしない、深夜3時。終わらない動画編集、クライアントからの鬼のような修正依頼、そして目の下に飼い始めたクマ。モニターに映る自分の顔があまりにもゾンビで、思わず「誰やねん、お前」と呟いた夜のことでした。
「あー、もう無理。なんかこう、人の優しさに触れたい。美しい景色が見たい。島に行きたい…」
現実逃避の果てに、私の脳裏に浮かんだのが、かつてブラウン管の向こうで見ていた白衣の先生の姿。そう、コトー先生ですわ。あの穏やかな笑顔と、志木那島の雄大な自然。そうだ、島に帰ろう。そう思い立って、ポチっとしたのは言うまでもありません。
数日後、手元に届いたのは、思った以上にずっしりとした箱。豪華版というだけあって、なんや知らんけどオーラがすごい。でも、その日の私は疲れ切っていて、その箱を開ける気力すらなく、玄関に2日ほど放置。我ながらひどい扱いやと思う。
ようやく封を切って、ディスクをプレイヤーに入れた瞬間、私の6畳一間の安アパートは、一瞬で志木那島の診療所に変わりました。テレビの画面から吹き付けてくる潮風(の幻覚)。耳に流れ込む波の音。なんなんこれ、すごい。
最初に見たときは、ただただ物語に没入して、登場人物たちの行く末に一喜一憂し、最後はティッシュの山を築いていました。これで心のデトックスは完了や、と。
でも、このBlu-rayの真価は、繰り返し見ることでじわじわと分かってくるんです。
ある週末、またしても編集作業で行き詰まり、「もう全部投げ出して寝たろか」と思った時、ふとコトー先生を再生しました。今度は物語を追うというより、BGM代わりに流していたんです。すると、今まで気づかなかった島の風景のディテール、風に揺れるサトウキビの音、役者さんたちの細かな息遣いや視線の動きが、すっと心に入ってきました。
「あ、この海の青、私が動画で出したい色や…」
「この間の取り方、めっちゃええやん…」
クリエイターの端くれとして、そんな発見をするたびに、カサカサだった創作意欲が、少しずつ湿っていくのを感じました。
そして極めつきは、例の「押し間違え事件」です。本編ディスクを見終わって、リモコンを置こうとした手が滑り、メニューボタンか何かを押してしまったんでしょうな。画面に「特典」の文字が浮かび上がった時の私の顔、たぶん鳩が豆鉄砲食らったみたいになってたと思う。「え、特典…?あんの?」って。パッケージの裏面すらろくに読んでへんかった自分に、心底呆れました。
恐る恐る再生した特典ディスクには、撮影の裏側やキャストの皆さんのインタビューがぎっしり。必死に作品を作り上げるスタッフさんたちの姿、役柄とは違う素顔で笑い合う役者さんたち。その熱量に触れて、「ああ、私も、もうちょっとだけ頑張ってみるか」なんて、柄にもなく思ってしまったんです。どうせ私なんて、って卑屈になるのは簡単やけど、こんな風に必死になれるものがあるって、素敵やなと。
それ以来、このBlu-rayは私にとって、ただの映画ソフトやなくなりました。心が折れそうな時の、駆け込み寺みたいな存在。スイッチひとつで、いつでもあの島に帰れる。最高の処方箋を手に入れた気分ですわ。
息をのむほどの映像美と臨場感あふれる音響
なんやかんや言うて、一番感動したのは画質の良さかもしれへん。今まで配信とかで見てた映像はいったい何やったんや?って思うくらい、世界の解像度が違うんですわ。特に海のシーン。志木那島のあの独特の青色、「志木那島ブルー」とでも名付けたいくらいの色が、画面いっぱいに広がるんです。太陽の光を反射してキラキラ光る水面、岩に打ち付けて白く砕ける波しぶき。その一粒一粒まで見えるようなクリアさで、見てるだけで心が洗われるよう。動画編集で色調整に悩んでる時にこれを見ると、「これや!この透明感が欲しいんや!」ってなる。まあ、なっても自分の腕では再現できひんのやけど。
音もすごかった。5.1chサラウンド?とかいう難しいことはよう分からんけど、とにかく音の広がりが段違い。診療所のシーンでは、遠くで鳴く鳥の声や風の音が聞こえてきたり、嵐のシーンでは、叩きつける雨音や雷鳴が部屋中を包み込んで、本気でちょっと怖くなるくらい。おかげで、作品への没入感が半端ない。ヘッドホンで聞いたら、もう耳元で剛洋くんが「先生!」って叫んでるレベル。この臨場感は、やっぱり物理ディスクならではの特権やなと感じました。
心の裏側まで見えそうな豪華特典映像
説明書を読まなかったせいで、しばらくその存在にすら気づかなかった自分がアホやけど、この豪華版の真骨頂は特典ディスクにあると言っても過言やない。メイキング映像では、あの感動的なシーンがどうやって撮られたのか、その裏側をたっぷり見せてくれます。監督やスタッフさんたちが、細かい部分までこだわって作り上げている様子を見ると、本編をもう一度見返したくなるんです。あぁ、このシーンのこの表情は、こういう意図があったんやな、とか。
キャストの皆さんのインタビューも、ファンにはたまらん内容でした。長年演じてきた役への思いや、共演者とのエピソードを聞いていると、作品への愛情がひしひしと伝わってきて、こっちまで胸が熱くなる。特に、舞台挨拶の映像は必見。作品を届け終えた皆さんの安堵と喜びに満ちた表情を見てたら、もらい泣きしてもうたわ。本編で泣いて、特典でまた泣く。どんだけ泣かすねん。でも、このおかげで、ただの映画鑑賞やなくて、一つのプロジェクトを一緒に体験したような、そんな不思議な満足感を得られました。
豪華やけど、ちょっと気を使うパッケージ
ええねん、ええねんけどな。この豪華版の箱、しっかりした作りやねんけど、素材が紙やから、ちょっと角とかぶつけたらすぐヘコみそうで怖い。私みたいに、そこらへんにポイっと物を置きがちな人間には、ちょっとした試練ですわ。本棚にしまう時も、「あ、あかん、隣の本と擦れる!」とか、いちいち神経を使う。このデリケートさが、高級感を演出してるんやろうけど、もうちょいガシガシ扱える素材やったら、ズボラな私としては嬉しかったかな、なんて。
あと、これはもう物理メディアの宿命やけど、ディスクに指紋がつかんように、傷つけへんようにって、再生するまでに謎の緊張感が走る。深呼吸して、指先に全神経を集中させて、そっとトレイに乗せる。この一連の動作が、もはや神聖な儀式のよう。手軽さでいえば配信にかないっこない。でも、この「手間」もまた、一つの作品を大切に味わうためのスパイスなんやと思えば、まあ、ええか。
Q1: 通常版と比べて、豪華版ってどうなん?
A: 私が最終的に豪華版にした決め手は、やっぱり特典ディスクの存在ですね。撮影の裏側とかキャストのインタビューとか、そういうドキュメンタリーが好きやねん。作品の世界観にもっと深くダイブしたいなら、断然こっちがおすすめです。あと、単純に箱が豪華やと所有欲が満たされるやん?本棚に置いた時の満足感がちゃいますわ。そういうタイプの人なら、後悔はせぇへんと思います。
Q2: 配信で見るのと、Blu-rayで見るのは違いますか?
A: 全然ちゃいます!って私は声を大にして言いたい。もちろん、お家のテレビとか再生機器の性能にもよるんでしょうけど、うちの平凡な環境ですら、画質のきめ細かさと音の深みが段違いでした。特に、志木那島の自然を映したシーンの空気感は、Blu-rayじゃないと100%は伝わらんのちゃうかな。あと、ネットの通信環境に左右されずに、いつでも最高の状態で再生できるっていう安心感も地味にありがたいです。
Q3: 保管場所って取りますか?
A: まあ、厚めの小説一冊分くらいのスペースは覚悟してください。ミニマリストを極めてる人には、ちょっと邪魔に感じるかもしれへん。でも、デザインがシンプルで品があるんで、本棚に飾っておくだけで、なんかちょっとええ感じのインテリアっぽく見えなくもないです。私はむしろ、この箱が見えるたびに「私には志木那島がある…」って思えるんで、ウェルカムです。誰も来ぇへんけど、見せびらかしたい。

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