📝 この記事のポイント
- 十勝ひとりぼっち農園: 4年目の冬・春amzn.to¥7922026年2月14日 0:30時点詳細を見る このシリーズと出会ったのは、もうずいぶん前のこと。
- 最初は、都会の喧騒から離れて、北海道の大自然の中で奮闘する姿に、純粋な憧れを抱いていました。
- 筋トレで身体を鍛えるのと同じように、日々の積み重ねが形になる世界に、とても惹かれたんです。

このシリーズと出会ったのは、もうずいぶん前のこと。最初は、都会の喧騒から離れて、北海道の大自然の中で奮闘する姿に、純粋な憧れを抱いていました。土を耕し、種をまき、収穫する。筋トレで身体を鍛えるのと同じように、日々の積み重ねが形になる世界に、とても惹かれたんです。
でも、シリーズを追いかけ、この「4年目の冬・春」を読み進めていくうちに、私の心の中に少し違う感情が芽生えていることに気づきました。それは、単なる「憧れ」ではなく、もっと身近な、まるで親しい友人の成長を見守るような気持ち。
最初の頃は「すごいな」「大変そうだな」と、どこか遠くから眺めているような感覚でした。でも今は違います。主人公である横山さんが悩んだり、壁にぶつかったりする姿に、「わかるよ、そういう時あるよね」と心の中で声をかけている自分がいるんです。トレーニングで思うように記録が伸びない時、仕事でうまくいかない時。そんな自分の日常と、彼の農業での試行錯誤が、不思議と重なって見えるようになりました。
この本は、ただの農業エッセイコミックという枠を超えて、不器用ながらも一生懸命に今日を生きる、ひとりの人間のドキュメンタリーなんだなと。ページをめくるたびに、十勝の厳しい冬や、希望に満ちた春の息吹と共に、彼の心の揺れ動きが伝わってきて、読んでいるこちらの心まで温かくなる。そんな予想外の発見が、この本をさらに特別な一冊にしてくれました。
まるで隣で応援しているような、温かい臨場感
この物語の素敵なところは、なんといっても、その「リアルさ」にあるんじゃないかな、と思います。キラキラした成功体験だけが描かれているわけではないんですよね。むしろ、うまくいかないことや、地道で泥臭い作業の様子が、とても丁寧に描かれています。
例えば、厳しい寒さの中で黙々と作業を続ける姿や、新たな挑戦に対する不安と期待が入り混じった表情。そういった部分を読むと、まるで自分がすぐ隣にいて、その場の空気を感じているような気持ちになるんです。
週に3回ジムに通っていると、どうしても「今日はちょっとしんどいな」と感じる日があります。そんな時、この本で描かれるひたむきな姿を見ると、「私ももう少し頑張ってみよう」と、そっと背中を押してもらえるような気がするんです。それは、作られたヒーローの物語ではなく、同じように悩み、迷いながらも一歩ずつ前に進もうとする、ひとりの人間の物語だからこそ、深く心に響くのかもしれませんね。
心がふっと軽くなる、十勝の四季の描写
目まぐるしい毎日を送っていると、季節の移ろいにさえ気づかずに一日が終わってしまうこと、ありませんか?この本を開くと、そんな慌ただしい日常から少しだけ離れて、雄大な十勝の自然の中に心を飛ばすことができます。
真っ白な雪に覆われた静寂な冬の景色。そして、その雪が解け、力強い生命の芽吹きを感じさせる春の訪れ。ページから伝わってくるのは、ただの風景描写ではありません。そこに暮らす人々の息づかいや、自然と共に生きる厳しさと喜びが、温かい筆致で描かれているんです。
特に、厳しい冬を乗り越えた後の、春のシーンは格別でした。なんだか、自分の心の中にあるモヤモヤしたものまで、雪解け水と一緒に流れていくような、清々しい気持ちにさせてくれるんです。トレーニング後のクールダウンのように、昂った気持ちを優しく鎮めてくれる。そんな、心のリセット効果みたいなものを、私はこの本からいつも貰っています。
「この先、どこへ向かうのかな?」と少しだけ思う時
家族や親しい友人のことって、すごく応援しているからこそ、「これからどうするんだろう?」って、少しだけ心配になったりしませんか?この物語を読んでいると、時々そんな気持ちになることがあります。
当初の目的から、少しずつ活動の幅が広がってきて、物語もいろいろな方向に枝分かれしているように感じられる瞬間があるんです。もちろん、それもまた彼の人生の一部であり、リアルな姿なのだと理解しています。新しい挑戦は見ていてワクワクしますし、応援したい気持ちでいっぱいです。
ただ、ふとした時に、「この物語のゴールはどこにあるんだろう?」と、少しだけ考えてしまう自分がいるのも正直なところ。まるで、長く続くマラソンのランナーを見守っているような感覚、とでも言えばいいでしょうか。もちろん、これからもずっと伴走し続けたいと思っています。だからこそ、この先どんな景色を見せてくれるのか、期待と、ほんの少しの心配を胸に、次のページをめくっています。
Q1: これまでのシリーズを読んでいなくても楽しめますか?
A: はい、楽しめると思いますよ。もちろん、最初から読んでいると、登場人物たちの関係性の変化や、主人公の成長がより深く感じられて面白いです。でも、この巻から読み始めても、温かい十勝の日常や、ひたむきに農業と向き合う姿は十分に伝わってきます。もしこの巻を読んで「いいな」と感じたら、そこから過去の巻にさかのぼって読んでみる、という楽しみ方も素敵だと思います。私も時々、最初の巻を読み返しては、懐かしい気持ちに浸っています。
Q2: 他の農業エッセイ漫画と比べてどうですか?
A: いろいろな作品がありますけれど、この物語が特に心に残るのは、ドキュメンタリーとしての側面が強いところかなと感じています。農業のノウハウを学ぶというよりは、「横山さん」という一人の人間の生き様を、すぐそばで見せてもらっているような感覚なんです。成功も失敗も、喜びも悩みも、包み隠さず描かれているからこそ、読んでいる私たちも自分のことのように感じて、感情移入してしまうのかもしれませんね。
Q3: ストーリーがマンネリ化している、という声も聞きますが大丈夫ですか?
A: なるほど、そう感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、派手な出来事が次々と起こるわけではなく、日々の暮らしや農作業が淡々と描かれる場面が多いです。でも、私はその「変わらない日常」こそが、この作品の魅力だと思っています。同じ季節が巡ってきても、去年とは少し違う発見があったり、主人公の心境が変化していたり。その小さな変化を見つけるのが、宝探しみたいで楽しいんですよ。毎日同じルートをランニングしていても、道端の花や空の色が昨日とは違うことに気づく、あの喜びに少し似ているかもしれません。

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