『警視庁監察官Q クリムゾンライン』が疲弊した僕の転職活動を5日間支えてくれた話

警視庁監察官Q クリムゾンライン ライフスタイル 実体験レビュー

📝 この記事のポイント

  • 現職続けながらの転職活動って、想像の3倍はキツい。
  • 平日は今の会社で神経すり減らして、夜や週末は企業研究と面接対策。
  • 常に頭の中は「次の面接、なんて答えよう」「今の会社にバレたらどうしよう」でパンク寸前。

正直、もう全部投げ出したかった。現職続けながらの転職活動って、想像の3倍はキツい。平日は今の会社で神経すり減らして、夜や週末は企業研究と面接対策。常に頭の中は「次の面接、なんて答えよう」「今の会社にバレたらどうしよう」でパンク寸前。睡眠時間も削れてるから、日中は集中できなくてミスしかけるし、夜は疲れてるのに目が冴えちゃって眠れない。この負のループ、マジで出口が見えなかったんですよね。

そんなボロボロの状態で、深夜に意味もなくSNSをスクロールしてたら、ふと流れてきたのが『警視庁監察官Q クリムゾンライン』の紹介だった。普段なら「小説読んでる暇なんてないよ」ってスルーするところだけど、その時の僕は、もう何かにすがりたかった。1ミリでもいいから、この現実から意識を逸らしたかった。そんな感じで、ほとんど衝動的に手に取ったのが、この物語との出会いでした。僕のライフスタイルとは無縁だと思ってた世界だったんだけどね。

目次

思考停止しかけてた僕の脳を、強制的に再起動してくれた

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警視庁監察官Q クリムゾンライン

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転職活動が本格化してから、僕の頭は完全にキャパオーバーだった。エージェントとの面談日程調整、複数社の企業研究、それぞれの会社に合わせた職務経歴書の修正、そして面接。タスクリストは増える一方で、どれも中途半端。気づいたらデスクの前で1時間フリーズしてた、なんてこともザラでしたから。

「このままじゃ、現職も転職活動も全部ダメになる」

本気でそう思った。何かを変えないと、思考が完全に停止する。でも、どうすればいいのか分からない。休もうにも、休んだらライバルに差をつけられるっていう焦りしかない。まさに八方塞がり。そんな、溺れかけてるような状態で、藁にもすがる思いでページを開いたのが、この本だったんです。

これは現実逃避じゃない、戦略的なリフレッシュだった

最初はね、完全に「現実逃避」のつもりでした。難しいこと考えずに、ただ物語の世界に没頭して、転職のプレッシャーから解放されたい。それだけだった。でも、読み進めていくうちに、これがただの逃避じゃない、「戦略的なリフレッシュ」なんだってことに気づいたんですよね。

読み始めたのは、ほんの出来心

きっかけは、本当にささいなこと。SNSで「息もつけない展開」みたいなレビューを見かけて、ちょっと気になっただけ。エンタメで頭を強制的に空っぽにできたら、少しは楽になるかも、くらいの軽い気持ちだったんです。今の自分には、難しいビジネス書を読む気力もなかったし。

没頭できる世界観が、逆に効率を上げた

これが予想外だったんだけど、物語に引き込まれてる間は、本当に仕事や転職のことが頭から消え去るんですよ。警視庁っていう巨大組織の中での人間関係、裏切り、信念のぶつかり合い。自分の悩みなんてちっぽけに思えるくらい、濃密な世界がそこにはあった。で、数時間後、本から顔を上げた時には、ごちゃごちゃだった頭の中がスッキリ整理されてる。この強制的な思考のオフが、結果的に次のアクションへの集中力を高めてくれた。今思えば、最高のスイッチングだったなって感じ。

僕がやらかした、面白さを半減させる最悪の読み方

ただ、正直に言うと、最初から全部うまくいったわけじゃない。むしろ、デカい失敗をやらかしてたんです。この本を最大限に楽しむ上で、絶対にやっちゃいけないことを僕はやってた。例えるなら、最新ゲーム機を買ったのに、専用コントローラーの存在を知らずに初期設定のままプレイしてた、みたいな感じ。性能、半分も引き出せてなかったんですよね。

前提知識ゼロで突っ込んだ大失敗

実はこの『警視庁監察官Q クリムゾンライン』って、シリーズ作品なんですよ。僕はそんなこと全く知らずに、最新刊であるこれにいきなり手を出した。そりゃもう、大変でした。登場人物たちの会話に、過去の事件を匂わせるような部分が出てくるんだけど、「え、それ何の話?」ってなる。キャラクター同士の複雑な関係性も、「この人とこの人、なんでこんなにギスギスしてるの?」って感じで、物語の核心部分の面白さを全然理解できてなかったんです。これが本当に悔やまれる。

シリーズの相関図を調べてからの「2周目」

途中で「これはおかしい」って気づいて、慌ててネットでシリーズの概要とか登場人物の相関図を調べたんですよね。そしたら、まあ出るわ出るわ、僕が読み飛ばしてた伏線の数々。人間関係の背景を知った上で改めて読み直したら、もう面白さが全然違う。セリフ一つ一つの意味の深さが段違いでした。遠回りに見えて、最初にシリーズ全体を軽く把握しておくことが、結果的に一番「タイパ」が良い楽しみ方だった、っていう皮肉な話です。これから読む人は、絶対に1作目からか、せめて相関図だけでも見てからにしてほしい。マジで。

思考の空白が生み出した、予期せぬプレゼント

この本に没頭することで生まれた「思考の空白」。これが、僕の転職活動に予想外のプラス効果をもたらしてくれました。ずっと張り詰めてた緊張の糸を一度ゆるめることで、今まで見えなかったものが見えるようになったんですよね。

面接シミュレーションの解像度が上がった

物語の中で繰り広げられる、監察官と警察官の心理戦。相手の言葉の裏を読み、どこに本心があるのかを探り合う。この駆け引きが、すごくリアルだったんです。これを読んでから面接対策をすると、「あ、面接官のこの質問の意図は、本当はこっちを探ることなのかも」みたいに、一段階深く考えられるようになった。ただ用意した答えを話すんじゃなくて、対話のキャッチボールを意識できるようになったのは、大きな収穫でした。

自己PRを客観的に見直せた

主人公も完璧な人間じゃなくて、組織の中で葛藤したり、自分の正義に悩んだりする。その姿に、なぜか自分の状況を重ねてしまったんです。転職理由とか自己PRを考えてると、どうしても自分を良く見せようとしちゃうけど、「弱さや葛藤も、見せ方次第で人間的な魅力になるのかも」って思えた。おかげで、もっと正直で、自分の言葉で語る自己PRを作れた気がします。僕がこの本を「使ってみた」感想として、これは本当に予想外の発見でした。

これはただの小説じゃない、思考を鍛えるツールだった

転職活動中に本を読むなんて、って思う人もいるかもしれない。僕も最初はそうだった。でも、使い方次第で、最高の味方になってくれることもあるんだなって、今は本気で思ってます。

Q. 転職活動中に小説を読むのって、時間の無駄じゃない?

A. 気持ちはすごく分かります。僕も最初は罪悪感がありました。でも、僕の場合はただの娯楽じゃなくて、思考をリセットして、新しい視点を得るための「ツール」として活用しました。四六時中、転職のことだけ考えても効率は上がりません。むしろ、質の高い休息と思考の切り替えが、最終的なパフォーマンスを上げるんだって実感した感じです。

組織の力学を学ぶ、もう一つの教科書として

警察っていう巨大なピラミッド組織が舞台だから、部署間の対立とか、上司との関係性とか、出世をめぐる駆け引きとかが、めちゃくちゃリアルに描かれてる。これを読んでると、「あ、うちの会社で起きてるアレと似てるな」とか、「次の会社がこういう組織風土だったら、自分はどう立ち回るべきか」とか、自然と考えるようになる。ある意味、転職先の企業研究をする上での、一つのケーススタディになったんですよね。

移動時間を「精神統一」の時間に変える

面接会場に向かう電車の中って、一番緊張する時間じゃないですか。僕はその時間を、この本を読む時間に充ててました。数ページだけ、物語の世界に没入する。そうすると、不思議と肩の力が抜けて、直前の不安とか緊張が和らぐんです。そして駅から面接会場まで歩く間に、気持ちを戦闘モードに切り替える。このルーティンができてから、面接の入り方がすごくスムーズになりました。

あの時、この一冊がなかったらと思うと少し怖い

今、こうして落ち着いて振り返れるけど、あのままだったら、きっとどこかで心が折れてたと思う。現職も転職活動も、全部中途半端なまま終わってたかもしれない。たった一冊の本が、僕のメンタルをギリギリのところで支えてくれたのは間違いないです。2026年までにキャリアアップしたい、なんて大きな目標を掲げてるけど、まずは目の前の壁を乗り越えるための心の余白が大事なんだって、痛感させられました。

正直に感じた、良いところ3つ

  • 圧倒的な没入感とスピード感

とにかく話が面白くて、ページをめくる手が止まらない。仕事や転職のゴタゴタを忘れさせてくれるパワーがすごい。強制的に頭を切り替えたい時には最高の選択肢だと思う。

  • 登場人物たちの人間臭さ

スーパーマンみたいな完璧な主人公じゃなくて、みんな弱さや葛藤を抱えてる。その人間臭さが、読んでいてすごく共感できるし、なぜか勇気をもらえるんですよね。

  • 組織で働くことの解像度が上がる

ただの警察小説じゃなくて、組織論としても読める深さがある。会社っていう組織の中で、自分がどういう立ち位置で、どういう影響を与えたいのか、みたいなことを考えるきっかけになりました。

気になった点も、2つだけ伝えとく

  • シリーズものなので、これ単体だと魅力が半減する

僕が盛大にやらかした点。面白さを100%味わいたいなら、絶対にシリーズの最初から読むか、最低でも人間関係を調べてから読むべき。いきなりこれに手を出すのは、あまりおすすめしないです。

  • 警察の専門用語が少し出てくる

「監察」とか「所轄」とか、警察組織ならではの用語がいくつか出てくる。物語の邪魔になるほどじゃないけど、最初は少し戸惑うかもしれない。まあ、すぐに慣れますけどね。

もし今、僕と同じように何かに追われて、心がすり減って、どうしたらいいか分からなくなってる人がいたら、一度試してみてほしい。ただ休むんじゃなくて、面白い物語の世界にどっぷり浸かるっていう「積極的な休息」。それが、意外な突破口になるかもしれないから。

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