📝 この記事のポイント
- 恥ずかしながら、最近の僕の生活、マジでひどかったんですよね。
- 大学2年にもなって、何やってんだかって感じです。
- 午前中の授業はギリギリ出席して、午後はサークル。
恥ずかしながら、最近の僕の生活、マジでひどかったんですよね。大学2年にもなって、何やってんだかって感じです。午前中の授業はギリギリ出席して、午後はサークル。夕方からは居酒屋のバイト入って、終電でクタクタになって帰宅。部屋着に着替える気力もなくて、そのままベッドに倒れ込む毎日。夕飯は決まってコンビニの弁当かカップ麺。友達との飲み会は楽しいけど、それ以外の時間はマジで心が無の状態でした。疲れも全然取れないし、何のためにこんな生活してるんだっけ、って虚しくなる瞬間もあったりして。
そんな無気力な僕のタイムラインに、やたらと流れてきたのが『きみは僕の夜に閃く花火だった』でした。Instagramのリールで、泣いてる女の子の動画とか、エモい音楽に乗せた本の紹介とかが何度も。正直、最初は「はいはい、また流行りのやつね」って斜に構えて見てたんです。でも、サークルの同期とか、バイト先の先輩まで「あれ読んだ?」って話してるのを聞いて、だんだん気になっちゃって。まあ、缶コーヒー何本か我慢すれば買えるくらいだし、と思って、ついポチってしまったのが、この物語との出会いでした。
なんでそんなにバズってたの?僕なりの分析
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そもそも、なんでこの本がこんなに話題になってたのか、読んでみて少しわかった気がします。TikTokとか見てると「号泣不可避」とか「エモすぎて眠れない」みたいな、かなり感情に訴えかけるコメントが多いんですよね。
たぶん、みんなが求めてる「非日常感」とか「心の潤い」みたいなものに、この本がドンピシャでハマったんだと思います。毎日同じことの繰り返しで、なんか刺激が足りないなって感じてる人、結構多いじゃないですか。僕もその一人だったし。そういう乾いた心に、この物語の切なくてキラキラした世界観が染み渡る感じ。
特に、登場人物たちのセリフがすごくストレートで、心に直接響いてくるんですよ。普段僕たちが言えないような、でも心のどこかで思ってるような言葉を代弁してくれる。それがスクリーンショットで拡散されて、共感の輪が広がっていったんじゃないかなって。映像がなくても、文字だけで情景が鮮やかに思い浮かぶような表現も、SNSで切り取られやすかったのかもしれません。
最初にやらかした、僕の失敗談
で、実際に僕も読んでみることにしたんですけど、ここでいきなり失敗しました。ほんと、何事も最初が肝心だと思い知らされましたね。
届いた日、ちょうどバイトが早く終わったんで、帰りの電車の中で読み始めたんですよ。周りはガヤガヤしてるし、乗り換えもあるしで、全然集中できなくて。数ページ読んではやめて、また開いて、みたいなことを繰り返してました。これって、新しいガジェットの初期設定を適当に済ませちゃう感覚に似てるかも。とりあえず動けばいいや、みたいな。
でも、この読み方は完全に間違いでした。物語の世界観に全然入り込めなくて、「あれ、みんなが言うほど面白いか…?」って正直思っちゃったんです。これじゃダメだと思って、その日の夜、ちゃんとシャワーを浴びて、部屋の電気を少し暗くして、スマホも通知オフにして、最初から全部読み直すことにしたんです。そしたら、もう、全然違いました。登場人物の息遣いまで聞こえてくるような感覚。最初の数ページで一気に引きずり込まれました。もし僕みたいに途切れ途切れで読んで「なんか微妙かも」って思った人がいたら、ぜひ環境を整えて最初から読み直してみてほしいです。マジで世界が変わります。
心の琴線に触れた、3つのポイント
ちゃんと読み始めてから、僕が特に「これ、すごいな」って感じたところを3つ、正直に話しますね。
まるで映画を見てるみたいな情景描写
まず、言葉の選び方が本当に綺麗なんですよ。特に、タイトルにもなってる花火のシーン。ただ「花火が上がった」って書くんじゃなくて、その光がどう広がって、登場人物の表情をどう照らして、空気がどう震えたかまで、手に取るようにわかるんです。
読んでいるだけなのに、頭の中には鮮明な映像が流れてくる感じ。夏の夜の湿った空気の匂いとか、遠くで聞こえる祭りの喧騒とか、そういう五感に訴えかける表現が多くて、気づいたら物語の世界にどっぷり浸かってました。僕の殺風景なワンルームが、一瞬であの夏祭りの夜になったような錯覚に陥るくらい。こういう体験って、普段の生活ではなかなか味わえないから、すごく新鮮でしたね。
主人公に、いつの間にか自分を重ねてた
あと、主人公の感情の動きがすごくリアルだったんですよね。完璧なヒーローとかじゃなくて、迷ったり、悩んだり、ちょっとカッコ悪いところもあったりする。その人間臭さが、すごく自分に重なりました。
特に、自分の将来に対して漠然とした不安を抱えてる部分とか、「あ、これ今の俺じゃん」って思わず声が出そうになったり。サークルとバイトに追われて、目の前のことをこなすので精一杯で、将来のことなんて考える余裕もなかった僕にとって、彼の悩みは他人事じゃなかったんです。物語を追いながら、まるで自分のことのように彼の選択を応援してて、読み終わる頃には、自分も少しだけ前に進む勇気をもらえたような気がします。
読み終わった後の、あの余韻が忘れられない
そして何より、読み終わった後の余韻がすごかったです。ハッピーエンドとかバッドエンドとか、そういう単純な言葉では片付けられない、心の中にじんわりと広がる温かいような、切ないような、不思議な感情。
すぐに「次の本を読もう」とはならなくて、しばらく本を閉じて、物語の世界についてぼーっと考えちゃいました。登場人物たちは今頃どうしてるんだろう、とか。まるで、本当に存在した誰かの人生を覗き見させてもらったような感覚。この読後感のおかげで、次の日からのバイトも、いつもより少しだけ頑張れた気がします。日常に戻っても、物語の欠片が心の中に残ってる感じ。これが、この本の最大の魅力かもしれないです。
正直に言うと…気になった2つのこと
もちろん、全部が完璧だったわけじゃなくて、正直「うーん」って思った部分も少しだけありました。
なんとなく先が読めちゃう…?
これは僕がちょっとひねくれてるだけかもしれないですけど、物語の中盤くらいで、「あ、これってたぶん、こういう展開になるんだろうな」って少しだけ先が読めちゃった部分はありました。王道といえば王道なので、安心して読めるっていう見方もできるとは思います。
ただ、「絶対に予想できない衝撃の結末!」みたいなのを期待してると、ちょっと物足りなさを感じる人もいるかもしれません。でも、この物語の良さは結末の意外性じゃなくて、そこに至るまでの過程の丁寧な描写だと思うので、個人的には大きな問題ではなかったです。
感情移入できるかで評価が分かれそう
さっき、主人公に自分を重ねたって話をしたんですけど、逆に言うと、登場人物の誰にも感情移入できないと、この物語の良さは半減しちゃうかもしれないです。
結構、登場人物たちの内面的な葛藤とか、繊細な心の動きにフォーカスが当たってるんですよね。だから、そういうウェットな感じが苦手な人とか、もっとサクサク進む展開が好きな人には、少し退屈に感じられる可能性はあると思います。友達にも一人、「ちょっと自分には合わなかったかも」って言ってる子がいました。こればっかりは、本当に相性だと思います。
SNSの「号泣」は本当?現実とのギャップ
よくSNSで「ティッシュ必須」「大号泣した」みたいな感想を見かけますけど、じゃあ僕が実際にどうだったかというと、正直、号泣はしませんでした。
でも、泣かなかったから感動しなかった、ってわけじゃ全然ないんです。涙がボロボロ出る感じじゃなくて、胸の奥がぎゅーって締め付けられて、目頭がじわっと熱くなる感じ。静かな感動、っていうのが一番しっくりくるかもしれません。
たぶん、SNSの短い動画で伝えるためには、「泣ける」っていうキャッチーな言葉が一番手っ取り早いんですよね。でも、この本の本当の魅力は、そういう瞬間的な感情の爆発というより、読んだ後もずっと心に残り続ける、穏やかで深い余韻にあるんだと思います。だから、SNSの過剰な煽りを鵜呑みにするよりは、「心にじんわり沁みる物語」くらいの気持ちで読むのがちょうどいいかもしれません。
Q&A: 読むのにどれくらい時間がかかった?
- Q. ぶっちゃけ、読むのにどれくらい時間かかった?
- A. 僕の場合、ちゃんと集中して読んだ時間は、合計で4時間くらいでした。平日の夜、2時間ずつ読んで2日で読み終えた感じです。一気に読めば、休日半日で読み終わるくらいのボリュームだと思います。文章が読みやすいので、普段あまり本を読まない人でも、サクサク進められるんじゃないかな。
結論:僕の生活はどう変わったか
『きみは僕の夜に閃く花火だった』を読んでから、僕の生活が劇的に変わったわけじゃないです。相変わらずサークルとバイトに追われてるし、終電で帰る日も多い。でも、確実に変わったことが一つあります。それは、寝る前の時間の使い方です。
以前はベッドに入ってから、意味もなくスマホでSNSを眺めて、気づいたら寝落ち、っていうのがお決まりのパターンでした。でも今は、寝る前の30分、この本を少しずつ読み返したり、別の本を読んだりする時間を作るようになりました。スマホのブルーライトを浴びるんじゃなくて、物語の世界に浸ってから眠りにつく。たったそれだけのことなんですけど、心の余裕が全然違うんですよね。一日中外の刺激に晒されてカサカサになった心が、少し潤う感じがするんです。
こんな人には、本気でおすすめしたい
- 毎日が同じことの繰り返しで、少し退屈している人
- 最近、心が疲れてるな、潤いが欲しいなと感じている人
- 映画やドラマのような、没入感のある物語が好きな人
- エモいって言葉に弱い人(笑)
僕みたいに、日々の生活に追われて心が乾ききってる人にこそ、読んでほしいです。きっと、忘れていた感情を思い出させてくれます。特に、これから社会に出ていく2026年卒業予定の僕たち世代には、刺さる部分が多いんじゃないかな。
逆に、こういう人は合わないかも
- とにかく刺激的な、ジェットコースターみたいな展開を求めてる人
- 登場人物の心情描写とか、ウェットな話は苦手な人
- 普段から本をたくさん読んでて、斬新なストーリーを期待してる人
こういう人は、もしかしたら少し物足りなく感じるかもしれません。でも、騙されたと思って一度手に取ってみる価値は十分にあると思います。僕の荒んだ大学生活に、小さな彩りをくれたこの一冊。読んでみて、本当に良かったです。

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