📝 この記事のポイント
- 3.5インチのIPSパネルが緑色の数字を映し出す様子は、まるで80年代のSFに登場するコンピュータのようだった。
- zmart 3.5インチ IPSミニスクリーン――それは、PCの内部状態を可視化する道具であり、同時にデスク上の新たな景色でもあった。
- 2026年1月、ハードウェアモニタリングの世界に変化が訪れていた。
机の上に、小さな世界が生まれた。
3.5インチのIPSパネルが緑色の数字を映し出す様子は、まるで80年代のSFに登場するコンピュータのようだった。zmart 3.5インチ IPSミニスクリーン――それは、PCの内部状態を可視化する道具であり、同時にデスク上の新たな景色でもあった。
2026年1月、ハードウェアモニタリングの世界に変化が訪れていた。
従来、CPU温度やメモリ使用率を確認するには、タスクマネージャーを開くか、モニタリングソフトを常駐させるしかなかった。しかし、作業中にウィンドウを切り替える行為は、思考の流れを断ち切る――その小さなストレスが、日々積み重なっていた。
きっかけは、ある冬の夜だった
ノートPCで動画編集をしていた時、ファンが突然うなりを上げた。
温度を確認しようとソフトを立ち上げるが、レンダリング中のため動作は重い。その時思った――常時表示できるハードウェアモニターがあれば、と。
リサーチを始めた。2026年のハードウェアモニタリング市場では、主に2つの選択肢があった。
AIDA64対応の専用ディスプレイか、汎用のサブモニターか。汎用モニターは柔軟性があるが、設置スペースが必要だった。一方、専用ディスプレイは小型だが、機能が限定される製品が多かった。
zmartの製品に目を留めたのは、レトロPC風のデザインに惹かれたからだ。白い筐体に緑のディスプレイ――それは、単なるモニタリングツールを超えた何かだった。
仕様を確認する。3.5インチIPSパネル、ネイティブ解像度480×320、仮想解像度は最大1920×1080。USB 3.1 Gen2対応で、3つのUSB-Aポート、1つのType-Cポート、SDカードリーダーを備える。ハブ機能も兼ねている――実用的だった。
他の選択肢も検討した。ORICO MH5PCはクランプ式でディスプレイに固定できる利点があった。しかし、モニタリング表示機能はない。Ankerのドッキングステーションは多機能だが、大型で価格も高い。
比較の末、結論に至った。
zmartのミニスクリーンは、モニタリングとハブ機能の両立――そして何より、デスク上に置いた時の存在感が独特だった。その確信が、購入を決断させた。
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届いたのは、数日後の午後だった
箱を開けると、白い本体が現れた。想像より軽い――約320gという重量は、片手で持っても負担にならない。
背面には3つのUSB-Aポート、1つのType-Cハブポート、SDカードスロット、そしてHOSTと書かれたType-Cポート。シンプルな配置だった。
USBケーブルでノートPCと接続する。
瞬間、ディスプレイに時計が表示された。ドライバのインストールは不要――プラグアンドプレイだった。画面は小さいが、IPSパネル特有の広視野角により、斜めから見ても色が変わらない。
次に、AIDA64をセットアップした。
AIDA64は、1995年にAsmDemoとして誕生し、2010年にFinalWireによって現在の形になったハードウェアモニタリングソフトだ。185,000以上のハードウェアデバイスに対応し、CPUやGPU温度、メモリ使用率、ストレージ状況をリアルタイムで表示できる。3年ライセンスで1万円以上と高額だが、30日間の試用期間がある。
センサーパネルを作成する――これが、最も時間を要する工程だった。
公式フォーラムから既存のスキンをダウンロードし、自分の環境に合わせてカスタマイズする。CPU温度のゲージ、メモリ使用率のグラフ、ストレージの空き容量――必要な情報を1ドット単位で配置していく。
約2時間後、理想の配置が完成した。
3日目の朝、変化が訪れた
作業を開始する。コーヒーを淹れ、ノートPCを開き、ミニスクリーンが起動するのを待つ――それが、新しい朝の儀式になっていた。
ミニスクリーンは、常に沈黙の中で語りかけてくる。
動画編集中、CPU温度が徐々に上昇する様子が可視化される。78℃、82℃、85℃――数字が示すのは、見えないプロセッサの鼓動だった。閾値に近づくと、作業を一時停止し、冷却を待つ。
これまで気づかなかったパターンが見えてきた。
特定のソフトウェアを起動すると、メモリ使用率が急上昇する。ブラウザのタブを10個開くと、RAMの16GBのうち約12GBが消費される――データは、客観的に現実を示した。
USBハブ機能も、予想以上に便利だった。
外付けSSD、マウスレシーバー、USBメモリ――これまで直接PCに接続していた機器を、すべてミニスクリーン経由で接続できる。ケーブルの取り回しがシンプルになり、机の上がすっきりした。
ただし、1週間使用して気づいた点もある。
完璧な道具など、存在しない
レビューで指摘されていた通り、電源供給の問題があった。
ノートPCのUSB-CポートがUSB PDに対応していない場合、USB 1本での動作は不安定になる。電力不足により、接続したデバイスが認識されないことがあった。解決策として、HDMIケーブルで映像を別途出力し、USBは電源供給のみに使うという方法もあるが、ワンケーブルの利点が失われる。
理想的には、ThunderboltまたはUSB4対応のポートが必要だった。
もう一つの課題は、AIDA64の学習曲線だ。
センサーパネルのカスタマイズは、直感的とは言えない。どの数値を表示するか、どのグラフを配置するか――試行錯誤が必要だった。公式フォーラムのスキンを利用すれば負担は軽減されるが、それでも約1時間の作業時間は覚悟すべきだ。
しかし、これらの不便さは、許容できる範囲だった。
電源供給の問題は、使用するPCを選ぶことで解決できる。AIDA64の設定も、一度完成すれば変更の必要はない。道具は、使い手の環境に適応するものだった。
選択肢は他にもあった――それぞれに、固有の強みがある
2026年のUSBハブ・ディスプレイ市場には、複数の競合製品が存在する。
ORICO MH5PCは、クランプ式でディスプレイやデスクに固定できる。USB 3.2 Gen 2対応で最大10Gbpsの転送速度を持ち、価格は約3,800円と手頃だ。デスクスペースを節約したい人には最適だろう。ただし、モニタリング表示機能はない。
Ankerのドッキングステーションは、14ポート搭載で最大40Gbpsのデータ転送に対応する。複数のディスプレイ出力、高速充電、拡張性――すべてを求めるなら、これが答えだ。しかし、サイズと価格は、zmartの製品とは比較にならない。
Belkinの8-in-1ハブは、デュアルディスプレイ対応で使用済みプラスチックを60%使用した環境配慮型だ。機能と持続可能性を両立したい人に向いている。
それぞれに理由があり、それぞれに用途がある。
zmartのミニスクリーンが優れているのは、ハードウェアモニタリングとハブ機能の統合――そして、デスク上の「存在感」だった。緑色のディスプレイに映し出される数字は、単なるデータではない。それは、見えない世界を可視化する窓だった。
誰にでも合うわけではない――道具には、適切な使い手がいる
このミニスクリーンは、万人向けではない。
単純にUSBポートを増やしたいだけなら、より安価なハブで十分だ。モニタリングに興味がなく、AIDA64の設定に時間を費やしたくないなら、他の選択肢を探すべきだろう。
しかし、もしあなたが――
PCの内部状態を常に把握したいと考える人。ハードウェアの温度やパフォーマンスを可視化することに価値を見出す人。そして、レトロPC風のデザインに心惹かれる人――そんな人には、このミニスクリーンは正解だった。
筆者にとって、それは間違いなく正解だった。
今、その製品は机の上で静かに動いている――日常の一部として
ミニスクリーンは、もはや「新しい道具」ではない。
朝、PCを起動すると同時に表示される緑色の数字。作業中、視線の端で確認できるCPU温度のグラフ。それらは、意識せずとも存在する――呼吸のように、自然に。
デスク環境は、ツールの集積によって形成される。
キーボード、マウス、モニター、そしてこのミニスクリーン――それぞれが役割を持ち、それぞれが環境の一部となる。zmartのミニスクリーンは、その環境に新たな次元を加えた。
見えないものを見えるようにする――それが、このデバイスの本質だった。
選択は正しかった――その確信が、今ここにある。
商品情報
zmart 3.5インチ IPS ミニスクリーン AIDA64 ミニ PC / 480×320 IPSディスプレイ(仮想解像度1920×1080対応)/ USB-Cハブ機能搭載(USB-A×3、Type-C×1、SDカードリーダー) / ¥12,234(税込)
zmart 3.5インチ IPS ミニスクリーン AIDA64 ミニ PC CPU RAM HDD データモニター ディスプレイ サブスクリーン USB C ハブ付き ノートパソコン PC MacBook システムモニター サブディスプレイ CPUメーター GPUメーター 温度 ハードウェア LCD ステータス表示 リアルタイム表示 使用率 日本語説明書付き
※この記事は2026年2月時点の使用体験に基づく記録である。
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