なぜ、2026年になってもPokémon GO Plus +は買えないのか

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📝 この記事のポイント

  • 〜需要と供給のバランスを忘れた企業と、疲弊するファンの物語〜 朝、目覚まし代わりにポケモンGOを起動する。
  • スマホ片手に通勤電車に揺られ、昼休みにはポケストップを回す。
  • そんな日常を送るトレーナーにとって、「Pokémon GO Plus +」(以下、プラプラ)は、もはや必需品だ。
目次

〜需要と供給のバランスを忘れた企業と、疲弊するファンの物語〜

朝、目覚まし代わりにポケモンGOを起動する。スマホ片手に通勤電車に揺られ、昼休みにはポケストップを回す。そんな日常を送るトレーナーにとって、「Pokémon GO Plus +」(以下、プラプラ)は、もはや必需品だ。

しかし、2026年1月現在、このデバイスは相変わらず買えない。

公式サイトには「好評販売中」と書いてある。だが、Amazon、楽天、ヨドバシ、ビックカメラ。どこを見ても「在庫切れ」「取り扱いなし」の文字が踊る。

なぜだ。なぜ2023年7月の発売から2年半も経つのに、まともに買えないのか。

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プラプラが買えない理由①:そもそも生産していない説

価格.comのレビューを見ると、こんな声がある。

「製造してないのかな?」

まさに的確な疑問だ。定価6,578円のこのデバイスは、2026年1月時点で取り扱い店舗がわずか2店舗しかない。しかもその2店舗も、実際には在庫がない。

2025年9月には楽天ブックスやAmazonで一時的に販売再開された記録がある。だが、それも数分で完売。「入荷Now」という専用アプリで通知を受け取らなければ、購入のチャンスすらない。

これは異常事態だ。

旧型の「Pokémon GO Plus」も、2018年以降は事実上の生産終了状態にあった。公式は否定していたものの、Amazon等で定価販売は一切されなくなった。

その流れを受け継ぐかのように、プラプラもまた、「好評販売中」という建前と裏腹に、市場には流通していない。

つまり、任天堂(正確にはポケモン社)は、この手の周辺機器を継続的に生産する気がないのではないか。


プラプラが買えない理由②:需要を読み間違えた

2023年7月の発売当初、プラプラはそれほど注目されていなかった。

旧型の「Pokémon GO Plus」から進化した程度の認識で、「まあ、そのうち買えばいいか」と考えていたユーザーも多かった。

ところが、2023年7月にポケモンスリープとの連携機能が追加されたことで、状況は一変する。

「睡眠計測ができるのすごい!」 「ポケスリと相性いい!」

SNSでこうした声が広がり、需要が急上昇。在庫は瞬く間に消え、以降は慢性的な品薄状態が続いている。

ポケモン社は、このデバイスの需要を完全に読み誤った。

発売当初に十分な生産数を確保していれば、こんな事態にはならなかったはずだ。だが、蓋を開けてみれば、発売から2年半経っても「数分で完売」という状況が続いている。

これは、もはや失策と言っていい。


プラプラが買えない理由③:転売ヤーの天国

当然、こうした状況を放置すれば、転売ヤーが跋扈する。

Yahoo!ショッピングや楽天市場では、定価6,578円のプラプラが、9,000円以上で売られている。中には12,979円という、ほぼ2倍の価格で出品されているものもある。

ファンが困っているのに、企業は何もしない。

2020年代に入ってから、転売問題は社会問題化している。PlayStation 5、Nintendo Switch、人気のスニーカー、限定グッズ。あらゆる商品が転売ヤーの餌食になり、本当に欲しい人の手に届かない。

プラプラも、その一つだ。

公式が十分な供給を行えば、転売価格は崩壊する。だが、ポケモン社は2年半もの間、この状況を放置している。

なぜ、追加生産をしないのか。


プラプラが買えない理由④:後継機を出したくないジレンマ

ここで皮肉な事実を指摘しておきたい。

旧型の「Pokémon GO Plus」は、2016年9月に発売され、2018年頃には事実上生産終了した。その後、2019年には「モンスターボール Plus」が登場したものの、これは大きくて携帯性に欠けるため、ユーザーからは不評だった。

そして2023年、満を持して「Pokémon GO Plus +」が登場。オートスピン、オートキャッチ、ポケモンスリープ連携と、機能は大幅に向上した。

だが、ここで問題が発生する。

もし、さらに新型を出すとどうなるか。

「また買い替えないといけないのか」とユーザーは不満を抱くだろう。だが、現行モデルを十分に供給しなければ、ファンは困る。

ポケモン社は、このジレンマに陥っているのではないか。

新型を出せば批判される。だが、現行モデルを増産する気もない。結果として、中途半端な供給が続き、ファンだけが疲弊する。


非公式品が売れる理由

こうした状況の中、皮肉にも売れているのが「非公式のオートキャッチャー」だ。

BrookやMonsterCatcher4といった非公式デバイスは、Amazon等で安定供給されており、価格も公式より安い。機能も豊富で、4台同時接続が可能なモデルまである。

だが、これには大きなリスクがある。

非公式デバイスを使うと、アカウント停止(BAN)のリスクがある。公式は明確には禁止していないものの、グレーゾーンであることは間違いない。

それでも、ユーザーは非公式品を買う。

なぜなら、公式が供給しないからだ。

2020年の時点で、ポケモンメモというサイトが指摘していた。「任天堂が追加生産しないので非公認の商品が大ヒットしてしまう」と。

あれから5年。状況は何も変わっていない。


ファンが求めるのは、たった一つ

私たちが求めているのは、複雑なことではない。

「定価で、普通に買えるようにしてほしい」

たったそれだけだ。

6,578円のデバイスを、9,000円も出して買いたくない。転売ヤーに利益を与えたくない。「入荷Now」のアプリで通知を待ち、数分以内にポチらなければ買えないという状況も、異常だ。

ポケモンGOは、2026年で10周年を迎える。

このゲームは、世界中で数億人がプレイし、莫大な利益を生み出している。にもかかわらず、周辺機器一つ、まともに供給できないのは、一体どういうことなのか。

ファンを大切にしない企業に、未来はない。


最後に

2026年1月25日。今日も、私はAmazonで「Pokémon GO Plus +」を検索する。

結果は変わらない。「現在在庫切れです」。

公式サイトには、相変わらず「好評販売中」と書いてある。

皮肉にも、これが真実だ。

好評すぎて、買えない。 好評すぎて、転売される。 好評すぎて、非公式品が売れる。

ポケモン社よ、聞こえているだろうか。

私たちは、ただ、プラプラを定価で買いたいだけなのだ。

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【参考にした情報源】

  • 価格.com(2026年1月23日更新)
  • 入荷Now(2025年10月31日更新)
  • ポケモンメモ(2020年1月)
  • 各種通販サイトの在庫状況(2026年1月調査)

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