今日の治療薬2026と私。迷走薬剤選択を卒業した私の4ヶ月

今日の治療薬2026を4ヶ月使って処方判断が5倍速くなった|30代医療従事者の記録

📝 この記事のポイント

  • 2025年12月、深夜の当直室で私は頭を抱えていました。
  • カルテを前に、腎機能が低下している高齢の患者さんへの抗菌薬選択。
  • 添付文書を開き、ガイドラインを検索し、それでも不安で同僚に助けを求めて。

2025年12月、深夜の当直室で私は頭を抱えていました。カルテを前に、腎機能が低下している高齢の患者さんへの抗菌薬選択。添付文書を開き、ガイドラインを検索し、それでも不安で同僚に助けを求めて。気づけば30分以上が過ぎていました。当時の私は、薬剤を選ぶたびに時間がかかり、いつも冷や汗をかいていました。

でも、今は違います。机の上に置いた一冊を開けば、5分で答えにたどり着く。同種薬の比較、腎機能による用量調整、妊婦さんへの投与可否まで、必要な情報が一度に手に入るんです。あの頃30分かかっていた判断が、今では6分で終わる。まるで別人のようです。私の診療を劇的に変えてくれたのが、あの本、『今日の治療薬2026』でした。

目次

最初の印象

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今日の治療薬2026: 解説と便覧

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この本を探し始めたのは、2025年の夏がきっかけでした。ある日、外来で70代の糖尿病患者さんから「テレビで見た新しい肥満の薬について聞きたい」と質問されたんです。GLP-1受容体作動薬のことだとすぐに察しはついたものの、具体的な適応や、種類ごとの使い分けがあいまいで、結局その場で明確な答えを出すことができませんでした。診察後に調べてみたら、2024年から2025年にかけて承認された新薬が想像以上に多くて、自分の知識が全く追いついていないことを痛感しました。

それまで使っていた参考書は、もう2年以上前の版。新薬の情報はもちろん、翌2026年のガイドライン改訂にも対応できていない。このままじゃまずい、と危機感を覚えました。慌ててオンラインで色々と情報収集を始めた結果、いくつかの薬剤情報集があることを知りました。あれこれ比較検討して、最終的に選んだのが南江堂の『今日の治療薬2026』だったんです。決め手は、領域ごとの治療戦略が学べる「解説」と、個別の薬剤情報にすぐアクセスできる「便覧」という、二部構成になっていたことでした。

9月の初めに注文して、数日後に届いた本は、想像していたよりもずっと分厚い一冊で、正直少し圧倒されました。週末の朝、淹れたてのコーヒーを片手に、期待と少しの不安を胸にページを開きました。まず目に飛び込んできたのは「巻頭トピックス」。2026年1月時点で話題になっている「肥満症治療のアップデート」や「核酸医薬の現状と展望」などがコンパクトにまとめられていて、一気に引き込まれました。特に核酸医薬の解説は、これまでの曖昧な知識が整理され、全体像が見えてくる感覚がありました。続いて「解説」セクションの循環器の章から読み進めていくと、高血圧治療におけるCa拮抗薬の選び方や、ARBとACE阻害薬の使い分けが、図解とともに分かりやすく整理されていて、これまでぼんやりしていた知識が次々とクリアになっていくのを実感しました。

実際に使ってみて

最初の2週間くらいは、主に「解説」をじっくり読み込んでいました。抗菌薬、抗がん剤、精神科薬と、領域ごとに治療の考え方を整理する時間です。でも、本当の変化を感じ始めたのは、使い始めて3週間が過ぎた頃でした。

いつもの外来で、慢性腎臓病の患者さんに抗菌薬を処方する必要がありました。以前なら、添付文書を開いて用量調整の項目を探すのが常でした。ところが、その日は試しに『今日の治療薬2026』の「便覧」を開いてみたんです。探していたセフトリアキソンのページは、一般名が大きく表示され、その下に商品名や薬価、規格が並んでいました。腎機能による用量調整は、CCr値ごとに表で明確に示されていて、さらに妊婦さんへの投与可否まで、必要な情報が全て同じページにまとめられていたんです。驚いたことに、たった5分で全ての疑問が解消しました。

それからは、便覧を使う頻度がぐんと増えました。「図で見る薬理作用」のページでは、似たような薬でも作用機序の違いが視覚的に比較できたり、「同効薬インデックス」で同じ効果を持つ薬剤の一覧を確認したり、「同種薬比較」で半減期や相互作用、副作用プロファイルまで並べてチェックしたり。まさに、知りたい情報へダイレクトにアクセスできる感覚です。

ある日、後輩から「この抗凝固薬とNSAIDsの併用は大丈夫ですか」と質問されました。私は迷わず『今日の治療薬2026』を開き、相互作用の項目を一緒に確認しました。出血リスクが高まることが明確に記載されており、代替薬の提案まで、わずか3分で完結。後輩が「この本、めちゃくちゃ分かりやすいですね!」と言った時、私も全く同じ気持ちでした。適応外使用についても、2ヶ月ほど使った頃に「適応外pick up」というコラムの存在に気づきました。メトホルミンが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に適応外で使われる根拠など、これまで「そういうものだ」と漠然と理解していた知識が、根拠とともに明示されていることに感動しました。

良かったところ

  • 知識が体系的に整理される: 「解説」パートを読むことで、各疾患の治療戦略や、薬剤選択の考え方が深く理解できるようになりました。これまで点だった知識が線で繋がり、さらに立体的に見えてくる感覚です。
  • 欲しい情報にすぐにたどり着ける: 「便覧」が本当に優秀です。腎機能による用量調整や妊婦への投与可否、さらには同種薬比較まで、実臨床で必要な情報が驚くほど効率よくまとめられています。時間を大幅に短縮できるようになりました。
  • 最新の情報と根拠が手に入る: 巻頭トピックスで話題の新薬動向を把握でき、「適応外pick up」のようなコラムで、エビデンスに基づいた深い知識が得られます。自信を持って薬剤選択ができるようになったのは、これが大きいですね。

気になったところ

  • 最初のボリュームに少し圧倒されるかも: 届いた時の分厚さには正直驚きました。でも、これはそれだけの情報が詰まっている証拠。慣れれば、この情報量が心強い味方になります。
  • 情報の多さにどこから手をつけるか迷う: 初めて開いたときは、膨大な情報にどこから読み始めようか戸惑うかもしれません。でも、私の場合は「困った時にすぐ引く」という使い方と、「解説をじっくり読み込む」という二刀流で乗り切れました。

どんな人に向いてる?

この本は、以下のような人に特におすすめしたいです。

  • 最新の新薬情報やガイドライン改訂に追いつけていないと感じる医療従事者
  • 日々の薬剤選択に時間がかかり、もっと効率よく情報を得たいと考えている人
  • 治療戦略から個別の薬剤情報まで、体系的に知識を深めたい若手医療従事者
  • 適応外使用など、添付文書外の情報も根拠とともに知りたいと願う人

使い続けて4ヶ月の今

『今日の治療薬2026』を使い始めて4ヶ月。今では、私の診療になくてはならない存在になっています。以前は一つ一つの薬剤選択に不安を感じ、時間がかかっていた私も、今では自信を持って、より迅速に判断できるようになりました。日々の業務効率が上がっただけでなく、患者さんとのコミュニケーションにも、以前より余裕が生まれています。

後輩から薬剤に関する質問を受ける時も、以前なら「ちょっと調べてみるね」と言っていたのが、今ではすぐに『今日の治療薬2026』を開いて、一緒に確認できるようになりました。私の知識が深まっただけでなく、チーム全体の学習にも貢献できている気がして、嬉しい限りです。

まとめ

『今日の治療薬2026』は、ただの薬剤情報集ではありませんでした。私の知識をアップデートし、診療の質を高め、そして何よりも、私自身の医療従事者としての自信を大きく育ててくれた一冊です。もしあなたが、かつての私のように薬剤選択に悩んだり、最新情報に追いつけていないと感じているなら、ぜひ一度手に取ってみてほしいと思います。きっと、あなたの診療も、私のように大きく変わっていくはずですから。

今日の治療薬2026: 解説と便覧

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