📝 この記事のポイント
- 11月のある夜、帰宅途中に立ち寄ったヨドバシカメラのガチャコーナーで、私は足を止めた。
- 手のひらサイズのパッケージの中に、見覚えのあるロボットが鎮座している。
- 2025年12月に発売されたばかりの、スーパー戦隊シリーズのDXロボミニチュアだった。
11月のある夜、帰宅途中に立ち寄ったヨドバシカメラのガチャコーナーで、私は足を止めた。手のひらサイズのパッケージの中に、見覚えのあるロボットが鎮座している。テガソード、ガオキング、ゴーカイオー。2025年12月に発売されたばかりの、スーパー戦隊シリーズのDXロボミニチュアだった。
500円玉を握りしめて、最初の1回を回した。カプセルから出てきたのは、ガオキング。百獣戦隊ガオレンジャーの1号ロボだ。実物を手に取った瞬間、2001年の放送当時のことが鮮明に蘇ってきた。パッケージまで再現されている精巧さに驚いた。箱のデザイン、ロゴの配置、色彩。すべてが当時のDX玩具そのままだった。
10月の初め、オンラインで色々と調べているとき、この商品の情報を見つけた。2026年はスーパー戦隊シリーズ51作目が放送されている年だが、前年の2025年は50周年記念作品「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が放送された特別な年だった。その記念すべき年に、歴代のDXロボを再現したミニチュアコレクションが登場するという。
全5種類のラインナップを見て、心が動いた。テガソード、ゴーカイオー、ガオキング、RVロボ、バイオロボ。それぞれが異なる年代の作品から選ばれている。テガソードはゴジュウジャーに登場する巨神で、2025年7月の映画「復活のテガソード」でも活躍した。ゴーカイオーは2011年の海賊戦隊ゴーカイジャーから。ガオキングは2001年の百獣戦隊ガオレンジャーから。
他の選択肢も考えた。バンダイからは食玩として「スーパー戦隊DXロボチャーム」も2026年6月に発売予定だという。そちらはボールチェーン付きで、全10種類のラインナップだ。でも、パッケージごと再現されているこのガチャの方が魅力的だった。DX玩具のミニチュアという発想が、コレクター心をくすぐった。
その日の夜、ヨドバシで3回連続で回した。ゴーカイオー、テガソード、そしてまたガオキングが出た。ダブりに少し落胆したが、それも含めてガチャの醍醐味だった。パッケージを眺めていると、それぞれの作品の記憶が呼び起こされる。ゴーカイジャーは35周年記念作品で、歴代戦隊の力を使って戦う設定が斬新だった。
最初の週は、並べて飾ることに夢中だった。本棚の一角を空けて、5種類全てを揃えるまで回し続けた。結局、コンプリートするまでに8回も回してしまった。高さは約4.8センチ。手のひらに収まるサイズだが、存在感は十分にある。
2週間が過ぎた頃、飾り方を変えてみた。年代順に並べると、戦隊ロボのデザインの変遷が見えてくる。バイオロボは1984年の超電子バイオマンから。RVロボは1996年の激走戦隊カーレンジャーから。40年以上の歴史が、この小さなスペースに凝縮されている。
1ヶ月が経った頃には、撮影にハマっていた。スマートフォンのマクロ機能を使って、細部まで撮影する。塗装の精度、成形の美しさ。500円とは思えないクオリティに何度も感心した。パッケージの紙も丁寧に作られていて、開封せずに飾っている人も多いのではないかと思った。
気になった点もある。カプセルが付属しないため、保管に困る。台紙も付いてこないので、ミニブックだけが頼りだ。もう少し大きなサイズで、可動ギミックがあればなお良かった。でも、それは贅沢な要望だ。コンパクトさこそが、このシリーズの魅力でもある。場所を取らず、どこにでも飾れる。それが許容できる理由だった。
競合する商品と比較すると、食玩のミニプラシリーズは組み立てる楽しみがある。可動や合体ギミックも充実している。DXROBO UNIVERSEシリーズは、実際に遊べる本格的なロボット玩具だ。でも、このミニチュアコレクションの強みは、「パッケージごと再現」という点にある。DX玩具を買った時の高揚感を、手のひらサイズで追体験できる。最終的にこれを選んだのは、ノスタルジーを呼び起こす力が最も強かったからだ。
3ヶ月前、月に1回しか戦隊関連の商品を買わなかった私が、今では月に7個ペースで集めている。それは単なる数字の変化ではない。コレクションという行為に対する意識が、根本から変わったということだ。このミニチュアコレクションが教えてくれたのは、「小さなものにも大きな価値がある」という真理だった。
20回以上、棚の前に立って眺めている。配置を変えたり、ライティングを工夫したり。毎回、新しい発見がある。テガソードのゴールドの輝き、ガオキングの獣らしいフォルム、ゴーカイオーの海賊船モチーフ。それぞれの個性が、並べることでより際立つ。
この変化を、あなたにも体験してほしい。月1個だった私が月7個になる。ただ集める数が増えただけではなく、日常に小さな博物館が生まれた。私の部屋を変えてくれたのは、このスーパー戦隊シリーズ DXロボミニチュア&パッケージコレクション01 全5種セットだった。
ガチャで揃えるのも楽しいが、フルコンプセットを購入する方法もある。確実に全種類が手に入る安心感がある。ダブりを避けたい人には向いているだろう。ガチャの偶然性を楽しみたい人には向かない。でも、コレクションの完成形を早く見たい人には、これ以上ない選択肢だ。私にとっては、間違いなく正解だった。
2026年1月現在、この5体は私の本棚で特別な位置を占めている。仕事から帰ると、必ず一度は眺める。疲れた日でも、この小さなロボットたちが元気をくれる。春には新しいシリーズが出るかもしれない。その時も、きっと回すだろう。コレクションは、まだ始まったばかりだ。
商品情報
スーパー戦隊シリーズ DXロボミニチュア&パッケージコレクション01 [全5種セット フルコンプ] / バンダイ ガチャガチャ カプセルトイ / ¥3,980(税込)
※この記事は2026年1月時点の個人的な使用体験に基づいています。
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