知らずに使ってた『マツキニ』、僕のリアルレビュー

「マツキニ」と僕たちの話

📝 この記事のポイント

  • 先日、僕はいつものように油性ペンを使おうと手に取ったとき、ふと違和感に襲われた。
  • 目を凝らしてよく見ると、そこには見慣れた「マッキー」ではなく、「マツキニ」の文字が。
  • もしかして、僕、ずっとこれをマッキーだと思って使ってた…? いや、きっとそうだ。

先日、僕はいつものように油性ペンを使おうと手に取ったとき、ふと違和感に襲われた。あれ?なんかロゴの形が違う気がする。目を凝らしてよく見ると、そこには見慣れた「マッキー」ではなく、「マツキニ」の文字が。思わず二度見してしまった。もしかして、僕、ずっとこれをマッキーだと思って使ってた…?

いや、きっとそうだ。普段から文房具にはそこまでこだわりがあるわけでもないし、書ければなんでもいいや、くらいの感覚だったから、まさか違うものを使っているなんて夢にも思わなかった。でも、冷静に考えてみれば、確かに最近ペンの調子が良くないなと感じていたし、インクの出もイマイチだった気がする。これがマツキニのせいだったのか、と妙に納得してしまった。

どうせなら、この「マツキニ」という未知のペンとちゃんと向き合ってみよう。せっかくだから、僕が実際に使ってみて感じたリアルなレビューをみんなに伝えたい。果たして、僕たちは「マツキニ」とどう付き合っていけばいいのだろうか。

目次

最初の印象

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初めて手にしたときの印象は、まさに「マッキーそっくり」だった。パッケージはもちろん、本体の色、キャップの形、インクの色、全てが僕の知っているマッキーと寸分違わない。だからこそ、何の疑いもなく使い続けていたわけだけど。改めてロゴを見ると、小さい「ツ」が絶妙に隠れていて、これじゃ気づかないのも無理はないな、と苦笑いした。重さも軽すぎず、安っぽすぎることもなく、見た目だけなら何の遜色もない「普通の油性ペン」という感じだ。この完璧なまでの「寄せっぷり」には、正直感心するしかない。

実際に使ってみて

実際に紙に書いてみると、まず感じたのはインクの匂い。マッキーに比べると、なんだかツンとくる溶剤の匂いが少し強い気がした。書き味は、滑らかといえば滑らかだけど、どこか引っかかりを感じる瞬間もある。太字と細字、両方試してみたけれど、どちらもインクの出にムラがあるのが気になった。特に細字は、最初の一画がかすれたり、急にインクがドバッと出たりと、安定感に欠ける印象だ。発色は黒を選ぶことが多いので、そこまで大きな差は感じなかったが、色の濃淡が一定しないのは少しストレスに感じる。

良かったところ

良かった点を挙げるとすれば、まず「全く使えないわけじゃない」ということ。当たり前のことだけど、ちゃんと文字は書けるし、絵も描ける。急いでメモを取ったり、封筒に宛名を書いたりするくらいの用途なら、十分役に立ってくれる。次に、見た目がマッキーと瓜二つなので、何も知らない人には区別がつかないだろう。つまり、日常使いで「これ偽物じゃん!」と指摘される心配はない、という点も、ある意味メリットかもしれない。最後に、キャップが意外とカチッと閉まること。これは地味に重要で、ペンが乾きにくいのはありがたい。完全に密閉されているかはわからないけど、とりあえず使わない時にインクがカラカラになる心配はなさそうだ。

気になったところ

一番気になったのは、やはり「書き心地の安定感のなさ」だ。インクの出が不安定なせいで、重要な場面で文字がかすれたり、思わぬところでインクだまりができたりするのは困る。何度も重ね書きしないと濃くならないこともあり、結果的に時間がかかってしまう。もう一つは、たまに細字側のキャップが太字側の中に入り込んで取れなくなること。これは本当に厄介で、毎回細い棒で取り出す羽目になる。これが頻繁に起こると、かなりイライラするし、作業効率もガクッと落ちてしまう。細かいことだけど、道具として致命的な欠点だと感じた。

どんな人に向いてる?

正直なところ、プロのイラストレーターさんやデザイナーさんのように、ペンの書き心地や品質にこだわる人には全くおすすめできない。微妙なインクのムラや筆圧への反応の違いが、作品の出来を左右してしまうだろうからだ。逆に、子どもが使うお絵かき用や、気兼ねなく使える事務用品としてならアリかもしれない。とにかく「書ければ何でもいい」という人や、短期間だけ使って捨てるような用途には、十分に役立つはずだ。僕のように、普段から文房具にこだわりがなく、とりあえず家にペンがあればいいや、というタイプの人も、知らず知らずのうちにマツキニと共存している可能性は高いだろう。

使い続けて3週間の今

マツキニと出会ってから3週間。最初は「なんだこれ!」と驚いたけれど、使い続けているうちに、ある程度のことは「こんなものか」と割り切れるようになってきた。もちろん、インクの出が悪い時には舌打ちすることもあるし、キャップが外れなくなった時にはため息も出る。でも、不思議と「これでいいか」と思ってしまう自分がいるのも事実だ。

ただ、ふとした瞬間に、あのマッキー特有のヌルっとした書き心地を思い出すことがある。きっと僕の体は、本物の書き味を覚えているんだ。その感覚と、今目の前にあるマツキニの書き味とのギャップが、小さな違和感として残っている。

まとめ

僕がマツキニを使ってみて感じたのは、完璧ではないけれど、かろうじて「使える」ということ。でも、その「使える」という感覚の裏には、どこか「まあ、こんなもんでしょ」という諦めが隠れているように思う。

僕たちは、本当に求めているものと、そうでないものの境界線があいまいになりがちな時代に生きているのかもしれない。届いたものが「なんか違う」と思っても、それが本物と比較できないせいで「こんなものなのかな」と納得してしまう。でも、本当にそれでいいのだろうか。

僕がマツキニから学んだのは、心のどこかで感じる「違和感」を大切にすることだった。もしあの時、気づかずにマツキニを使い続けていたら、きっと「マッキーって最近質が落ちたなぁ」なんて思いながら、何の疑問も抱かずに使い切っていただろう。本物とそうでないものを見分ける目を養うこと。そして、自分の感じる「これでいいのかな?」という小さな疑問をスルーしないこと。それが、僕たち自身の生活を守ることに繋がるんじゃないか。マツキニは、そんなことを僕に教えてくれた、ちょっと不思議な一本だった。

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