📝 この記事のポイント
- 2026年1月、大阪にココイチの新しい世界がオープンしたというニュースをSNSで見たとき、私の心は15年前にタイムスリップした。
- 海外仕様のオムカレーの写真が目に飛び込んできて、まるで遠い昔のアルバムをめくるような気持ちになったんだ。
- 初めての一人暮らしにドキドキしながら、新しい世界へ踏み出したばかりだった。
2026年1月、大阪にココイチの新しい世界がオープンしたというニュースをSNSで見たとき、私の心は15年前にタイムスリップした。海外仕様のオムカレーの写真が目に飛び込んできて、まるで遠い昔のアルバムをめくるような気持ちになったんだ。あの頃、私はまだ大学1年生。初めての一人暮らしにドキドキしながら、新しい世界へ踏み出したばかりだった。ココイチは、当時の私にとって、ただのカレー屋さんという枠をはるかに超えた、特別な存在だったんだ。それはまるで、初めて手に入れた「自分だけの自由」を存分に楽しめる、最高のツールのようなものだった。
最初の印象
実家を離れて初めての一人暮らし。右も左も分からず、毎日が冒険だった。入学式の翌週、サークルの勧誘をひたすら断って疲労困憊の私は、アパートの周りを彷徨っていた。その時、目に飛び込んできたのが、あの黄色い看板。「カレーハウスCoCo壱番屋」。実家の近くにもあったけれど、母の手作りカレーが一番だったから、外でカレーを食べるなんて考えたこともなかった。でも、その日は違った。誰もいない部屋に戻りたくなくて、お腹も空いていた。そして何より、誰にも指図されず、自分の意思で何かを選べる、初めての自由がそこにはあったんだ。
お店に入ると、メニューの多さに衝撃を受けた。ポークにビーフにチキン。トッピングも辛さもライスの量も、ありとあらゆる選択肢が目の前に広がっていた。こんなにも「自分で選べる」ことの喜びを、あの時初めて知ったのかもしれない。戸惑いつつも、自分なりに考え抜いて、ポークカレーにチーズトッピング、辛さは3辛、ライスは300gとオーダーした。運ばれてきたカレーは、母の味とは全然違う。濃厚でスパイシー。でも、それ以上に心に残ったのは、「これは、私が選んだ、私だけのカレーだ」という、ちょっとした感動だった。
実際に使ってみて
一度ココイチの「自分だけのカスタマイズ」を体験したら、もうやめられなかった。それからというもの、水曜日の夜は、私のココイチデーになった。月火は講義がみっちり、木金はバイト。水曜日だけ、夕方にポッと時間が空く。そして、一人暮らしの自炊の気力も底をついている。そんな週半ばの疲労を癒し、次の一歩を踏み出すためのエネルギー補給場所が、ココイチだったんだ。
最初は、定番のポークカツカレーにチーズ、3辛、300g。これが私の「マイスターターセット」だった。でも、三ヶ月もすれば、少し物足りなさを感じるようになってきた。そこで私は、毎週少しずつ「カスタマイズ」を変えていくことにしたんだ。チキンカツにしてみたり、ほうれん草を加えてみたり。辛さを5辛に上げて挑戦したり、逆にマイルドな甘口に戻してみたり。ライスの量も、お腹の減り具合に合わせて調整した。毎週ちょっとした変化をつけることが、なんだか宝探しみたいで、水曜日を特別な日にしてくれた。
大学2年生になり、同じアパートに住む友人の田中とココイチへ行くことも増えた。彼は筋金入りの辛いもの好きで、いつもビーフカレーにロースカツ、そして10辛を頼んでいた。汗をかきながらも美味しそうに食べる彼と、講義のこと、バイトのこと、将来の夢を語り合った。田中が「ココイチの組み合わせって、12億通り以上あるらしいよ」と教えてくれた時、私はなんだかワクワクしたんだ。人生をかけても食べきれないほどの選択肢があるって、最高じゃない?
良かったところ
ココイチは、私にとって本当にたくさんの「良かったこと」をくれた。
- 無限のカスタマイズ性で「自分だけの特別」を味わえる
ソース、トッピング、辛さ、ライスの量。その組み合わせは本当に無限大で、毎回新しい味に出会える楽しさがあった。その日の気分や体調に合わせて、まさに「自分だけのオリジナルカレー」を作れるんだ。それが、ただ外食するのとは違う、特別な満足感を与えてくれた。
- 疲れた時に寄り添ってくれる「心のホームベース」
慣れない一人暮らし、講義やバイトで疲れて自炊する気力がない水曜日の夜。そんな時でも、ココイチに行けば、いつもと同じ席で、大好きなカレーが待っている。あの黄色い看板と、カレーの香りは、私にとって最高の安心感であり、明日への活力をチャージしてくれる場所だった。
- 友人との語らいを彩る「コミュニケーションの場」
友人とのたわいもない会話から、就活の不安、そして内定の喜びまで、ココイチは私の大学生活のあらゆるシーンに寄り添ってくれた。特に、田中と二人でカレーを囲んで語り合った時間は、かけがえのない思い出だ。単に食事をするだけでなく、人と人をつなぐ温かい空間だったんだ。
気になったところ
もちろん、何事にも気になる点はある。ココイチにも、強いて言えばいくつか気になることがあったかな。
- 選択肢が多すぎるゆえの「迷い」
カスタマイズの自由度は最高なんだけど、初めてお店に行く人や、普段あまり自分で何かを選ぶ機会がない人にとっては、あの膨大なメニューは少しハードルが高いかもしれない。毎回「どれにしようかな」と悩む時間も楽しかったけど、たまには誰かに「これがお勧めだよ」と背中を押してほしくなることもあった。
- ついつい「いつもの味」に落ち着いてしまう誘惑
あれだけたくさんの選択肢があるのに、気がつけば「いつもの組み合わせ」に手が伸びてしまうんだ。もっと色々な味を試したい気持ちと、慣れた安心感を選びたい気持ちの板挟みになることが、たまにあった。でも、それを乗り越えて新しい挑戦をするのも、ココイチの醍醐味だったりするんだけどね。
どんな人に向いてる?
ココイチは、本当に色々な人にお勧めできる場所だと思う。
- 自分だけのオリジナルメニューを探求したい、冒険心のある人
- 一人暮らしで、手軽に美味しくて満足感のある食事をしたい人
- 友人や家族と、それぞれの好みに合わせて食事を楽しみたい人
- 初めて「自分で選ぶ」ことの喜びや自由を体験したい、成長途中の若者たち
特にかつての私のように、新しい環境で「自分らしさ」を見つけたいと思っている人には、ぜひココイチのカスタマイズ体験を楽しんでほしいな。
使い続けて15年間の今
大学生活の終わりには、田中と二人で、かつての伝説的なメニュー「1,300gチャレンジ」を自分たちでやってみたこともあったっけ。もう無料になる企画は終わっていたけど、それも最高の思い出だ。就職してからも、水曜日の夜にココイチへ行く習慣は、完全に消えてはいない。たまにふと無性に食べたくなるんだ。あの頃の自分を思い出すように、懐かしい定番メニューを頼んだり、はたまた新しいトッピングを試してみたり。
そして今、KITTE大阪にココイチワールドがオープンしたというニュースを聞いて、また新しいワクワクが止まらない。あの頃、初めて「自分で選ぶ自由」を教えてくれたココイチは、私の人生の節目節目に寄り添ってくれた、大切な場所だ。
まとめると、ココイチは単なるカレー屋さんじゃない。それは私にとって、初めての一人暮らしで得た「選択の自由」を教えてくれた、人生の伴走者だ。これからも、きっと私の水曜日の夜には、ココイチのカレーがあるんだろうな。
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水曜日の夜は、いつもココイチだった
2026年1月、KITTE大阪にココイチワールドがオープンした。SNSで流れてくる海外仕様のオムカレーの写真を見ながら、私は15年前のことを思い出していた。大学1年生、2011年の春。初めて一人暮らしを始めた私にとって、ココイチは、ただのカレー屋ではなかった。初めてのココイチ続きをみる...
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