僕が見つけた、タイムカプセルとしての自販機の話

📝 この記事のポイント

  • 最近、僕の中で妙に心惹かれるものがあってさ。
  • きっかけは、ちょっと前にSNSで見た、古い自販機の写真だった。
  • 40年前に故障して、そのまま放置されていたらしいんだけど、レストアのために開けてみたら、中から当時のままの缶ジュースが出てきたって話。

最近、僕の中で妙に心惹かれるものがあってさ。それがね、レトロ自販機なんだ。
きっかけは、ちょっと前にSNSで見た、古い自販機の写真だった。40年前に故障して、そのまま放置されていたらしいんだけど、レストアのために開けてみたら、中から当時のままの缶ジュースが出てきたって話。なんか、それを見た瞬間、ゾクっと鳥肌が立ったんだよね。
もちろん、その写真に写ってた缶ジュースは、僕が生まれる前のものばかりで、全然知らないデザインだった。でも、リプライ欄には「懐かしい」「これ、大好きだった!」みたいなコメントが溢れてて。僕には全く未知の世界が、誰かにとっては、ものすごく大切な記憶の宝物だったんだ。
その時思ったんだ。これって、まさにタイムカプセルだなって。卒業式に埋めた手紙みたいに、誰かが意図して作ったものじゃない。ただ、そこに在り続けたものが、長い時を経て、現代の僕たちにサプライズを届けてくれる。そんな奇跡みたいな出来事に、妙に心を掴まれちゃって。
それで、僕も行ってみたんだ、レトロ自販機のある場所に。どんなものか、この目で確かめたくてね。

目次

最初の印象

僕は友達と、ネットで調べたちょっと遠い場所にあるレトロ自販機コーナーまで足を運んだ。都心から車で一時間くらいだったかな。駐車場に車を停めて、目的の建物が見えた瞬間、思わず「うわっ」って声が出たよ。想像以上に、そこは時間が止まった空間だったんだ。
錆び付いた屋根の下に、年季の入った自販機が何台も並んでてさ。蛍光灯は黄色く変色してるし、壁には色褪せたポスターが貼ってある。まさに「昭和」って感じ。僕が生まれるよりずっと前の時代の空気が、そこに凝縮されてるみたいだった。
特に目を引いたのが、真っ赤なボディのトーストサンド自販機と、年季の入った蕎麦・うどん自販機。ボディはあちこち塗装が剥がれてるし、ディスプレイのガラスも曇ってる。でも、なんかそれが妙にかっこいいんだよね。新品ピカピカの最新自販機にはない、独特のオーラを放ってる。「本当にこれで食べ物が買えるのか?」って半信半疑になりながら、まずは一番気になったトーストサンドの自販機に近づいてみたんだ。

実際に使ってみて

僕はトーストサンドのボタンを押した。ガチャン、と重い音がして、奥からウィーンという機械音が響く。なんだか、昔のアニメに出てくるロボットみたいで、その動きの一つ一つが愛おしく感じられたよ。少し待つと、熱気を帯びた銀色の扉がガコッと開き、中からアルミホイルに包まれたトーストサンドが出てきた。
現代の自販機みたいに、スムーズに出てくるわけじゃない。むしろ、「これで大丈夫か?」って心配になるくらいのゆっくりとした動き。でも、その不確実さみたいなものが、逆に期待感を高めてくれるんだ。出てきた瞬間、アルミホイルから漂う香ばしいバターの匂い。それがまた食欲をそそるんだよね。
友達は蕎麦を頼んでたんだけど、それも湯気がモクモクと上がってて、めちゃくちゃ美味しそうだった。その場で温かい食べ物が出てくるって、当時の人たちにとっては画期的な体験だったんだろうな。僕たちも、ベンチに座ってその場で熱々のトーストサンドをかじったよ。

良かったところ

  • 不便さの中にある特別感

現代の自販機は、お金を入れてボタンを押せば瞬時に商品が出てくる。でも、レトロ自販機は違う。お金を入れるのも、ボタンを押すのも、少し重くて時間がかかる。商品が出てくるまでの機械音や、わずかな待ち時間も、なんだか特別なんだ。今の僕たちにとっては「不便」と感じるかもしれないけど、その「不便さ」が、一つ一つの動作を記憶に残る体験にしてくれる。

  • 予想外のデザインとシンプルさ

元記事の缶ジュースの話にもあったけど、レトロ自販機から出てくる商品のパッケージデザインって、今のものと全然違うんだ。飾らないシンプルなロゴや、余計な情報が一切ないデザイン。それがめちゃくちゃ新鮮で、かっこいいんだよね。今の情報過多な世の中だからこそ、この潔いデザインに惹かれるんだろうな。

  • 世代を超えた共感と会話

僕たちが自販機でわいわいしてる時、隣にいた年配の夫婦が「これ、昔よく食べたわ」「懐かしいねぇ」って話しかけてくれたんだ。知らない者同士なのに、その場所と自販機がきっかけで、自然と会話が生まれる。僕にとっては「知らないもの」だったものが、彼らにとっては「かけがえのない記憶」。その記憶を共有できる瞬間って、すごく素敵なことだと感じたよ。

気になったところ

  • メンテナンスの大変さ

僕たちが行った自販機コーナーはきれいに手入れされていたけど、それでも錆や色褪せは目立った。この機械を維持していくのは、相当な労力と情熱が必要なんだろうなって感じたよ。きっと、どこかの誰かが愛情を持って管理してくれているおかげで、僕たちはこの体験ができているんだ。

  • 商品の選択肢の少なさ

まあ、これは仕方ないことなんだけど、現代の自販機と比べると、選べる商品が限られてる。でも、それが逆に「何を頼むか」という楽しみにつながる側面もあるから、一概にデメリットとは言えないのかもしれない。ただ、初めて行く人は「え、これしかないの?」って思うかもね。

どんな人に向いてる?

このレトロ自販機体験は、間違いなく「いつもの日常に飽きている人」におすすめしたいな。効率やスピードばかりを求める現代社会に疲れて、ちょっと立ち止まって違う世界を見てみたい人。あとは、SNSで「映える」写真や動画を撮りたい人にもぴったりだと思う。
そして、過去を「エモい」と感じる若い世代はもちろん、昔を懐かしみたい大人たちにも、ぜひ一度足を運んでほしい。単なる古い機械じゃなくて、そこには、忘れ去られそうになった日本の歴史の一部が、確かに息づいているからね。

使い続けて数週間の今

僕がレトロ自販機に行ったのは、もう数週間前の話になる。あの時のトーストサンドの味や、自販機から響く機械音、そして隣のおじいちゃんおばあちゃんとの会話。どれも鮮明に心に残っているよ。
あの体験以来、街中でふと古い建物を見かけると、「ここにも、何か時間が止まったものがあるんじゃないか」って、つい想像を膨らませるようになった。SNSで話題になっていた、故障した自販機の写真がタイムカプセルだったように、僕たちの日常の片隅にも、意外な形で過去が残されているのかもしれない。
レトロ自販機をレストアしている人たちは、本当にすごいと思う。彼らはただ機械を直しているだけじゃない。誰かの記憶を、そして日本の文化の一部を、未来へと繋いでいるんだ。僕も、そんな風に誰かの心に響くものを、自分の体験を通して伝えていけたらいいな。

あの自販機は、僕にとって、過去への扉を開いてくれた。そして、きっとこれからも、多くの人にとっての「タイムカプセル」であり続けるんだろう。

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