📝 この記事のポイント
- 自分の過去、みんなはどうしてる? 私は長年、「なかったこと」にして生きてきたんだ。
- 朝、鏡を見るたび、「あの時のことは、もう忘れた」って自分に言い聞かせた。
- 昼、誰かと笑うたび、「バレてないよね?心の傷」って胸の奥で呟いた。
自分の過去、みんなはどうしてる? 私は長年、「なかったこと」にして生きてきたんだ。朝、鏡を見るたび、「あの時のことは、もう忘れた」って自分に言い聞かせた。昼、誰かと笑うたび、「バレてないよね?心の傷」って胸の奥で呟いた。夜、一人になるたび、「なんで今でも思い出すんだろう」って、何度も自分を責めたんだ。誰にでもある、赦されない記憶、風化しない罪悪感、疼き続けるあの日の痛み。私にも確かにあった。小学5年の時、クラスの子を無視したこと。理由は特にない。ただ、空気に流されただけ。「みんなやってるから」って。その子の顔は、もう30年以上経った今でも鮮明に覚えているんだ。忘れようと、いろんなことを試したよ。話を聞いてもらったり、自己啓発の本を読んだり、お酒の力を借りたり。でも、何一つ変わらなかった。もう一生、この痛みと生きていくしかないのかな、そう諦めかけたんだ。
最初の印象
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罪悪 押見修造短編集 (ビッグコミックス)
そんなある日、偶然書店で見つけた一冊の漫画が、私の心を強く揺さぶったんだ。帯に書かれた言葉に、まさに心臓を撃ち抜かれるような衝撃を受けた。「あの日の罪は今でも血を流している」。自分の心の傷に触れるようなタイトルで、正直手に取るのも怖かった。だって、自分の痛みに向き合うなんて、すごく勇気がいることだから。だけど、なぜかパラパラとめくっているうちに、「これ、私の話だ」って直感的に感じたんだ。いじめ、裏切り、後悔、そして罪悪感。作者自身の実体験を元に描かれた回想録だって知って、ますます引き込まれていった。この漫画が、自分の痛みと向き合う勇気をくれるかもしれない。そう思って、手に取ったんだ。
実際に使ってみて
ページをめくり、読み始めた瞬間、「もうやめて。これ以上読みたくない」って思ったんだ。だけど、もう止められなかった。一気に読み終えるまで、どれくらい時間が経ったのかもわからないくらい、夢中になってた。何度も涙が溢れて、呼吸が止まるような感覚に陥ったり、心臓がバクバクしたり。本当に、ものすごい読書体験だったよ。読んだ後は、しばらく何も手につかなくて、放心状態だったんだ。でも、小さな、でも確実な変化が心の中で起こり始めたんだ。「過去の記憶から逃げる」んじゃなくて、「ちゃんと見つめる」ことができるようになった。罪悪感も、「消すべきもの」じゃなくて、「私が生きてきた証」として捉えられるようになってきたんだ。
良かったところ
この漫画を読んで本当に良かったと感じる点はいくつかあるよ。
- 自分だけじゃないという安堵感
私だけがこんな重い過去を抱えているわけじゃないんだ、って心の底から安心できたこと。他の読者の声も聞いて、みんな同じように自分を投影したり、過去が呼び起こされたりしてるって知って、すごく救われた気持ちになったんだ。
- 過去を受け入れる勇気をもらえた
これまでは過去を忘れようと必死だったけど、この作品は「後ろを見てもいいんだよ」って許してくれた気がする。自分を責め続けるんじゃなくて、赦されない罪を抱えたまま、それでも生きていっていいんだ、って思えるようになったんだ。
- 自己啓発書にはないリアルさ
世の中には自己啓発書がたくさんあるけど、どれもどこかきれいごとに聞こえてしまっていた。でも、この漫画は作者の実体験がベースだから、その生々しさが尋常じゃないんだ。それが私の心に深く刺さって、表面的な言葉じゃなく、本当に心の奥底から納得できたんだ。
気になったところ
正直、あまりないんだけど、強いて挙げるならね。
- 感情的な負担が大きい
私みたいに過去に心残りがある人にとっては、読み進めるのが本当に辛く感じることがあるかもしれない。それだけ深く感情に訴えかけてくるから、読むのにはそれなりの覚悟が必要な作品だなって思ったよ。
- すぐに答えが見つかるわけではない
読んですぐに「よし、全部解決!」ってなるわけじゃない。むしろ、そこからが本当の自分と向き合う始まり、っていう感じかな。でも、そのきっかけをくれる、という意味では、これ以上ない作品だと思ったけどね。
どんな人に向いてる?
この漫画はね、こんな人にこそ読んでほしいって思うんだ。
- 過去の経験で心にわだかまりを抱えている人
- ずっと忘れられない記憶があって、どうにかしたいと思っている人
- 自分を赦せないで苦しんでいる人
- 「自分だけがこんな気持ちなんだ」って孤独を感じている人
- リアルな人間ドラマに触れたい人
使い続けて数週間の今
あの漫画と出会って数週間が経った今、私の人生は確実に変わったよ。以前は、過去の記憶が突然蘇ってきては、心が重くなっていたけど、今はそれが少なくなったんだ。たとえ思い出しても、「ああ、これも私の一部なんだな」って、少し客観的に、そして優しく受け入れられるようになった。まるで深いカウンセリングで気づきを得たような、そんな感覚だね。今まで抱えてきた罪悪感と「新しい関係」を築くことができた。自分だけじゃないって安堵感も、日々私を支えてくれている。もう、この漫画なしの人生は考えられないくらい、私にとって大切な存在になったよ。
あの時、諦めかけていた私に、この漫画は「赦されない罪を抱えたまま生きてもいい」という大きな許しを与えてくれた。それは、誰かに「前を向こう」と強要されるのとは全く違う、「後ろを見てもいい」という、温かくて深い救いだったんだ。自分の痛みを見つめる勇気をくれる、そんな一冊に、もしあなたがまだ出会っていないのなら。ぜひ、一度手に取ってみてほしい。きっと、あなたの心にも、何かしらの変化が訪れるはずだから。
罪悪 押見修造短編集 (ビッグコミックス)
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