『またつまらん漫画を買ってしまった…』諦めかけた僕を、徹夜に誘った「最高の新作」

📝 この記事のポイント

  • 「また外れか…」またやってしまったと、心の中で呟いたんだ。
  • ここ3年、『頭文字D』が終わってからというもの、新しい車漫画を手に取るたびにこの感覚だった。
  • 気づけば、僕の本棚には読破率20%の未読作品が12冊も積まれていて、毎週末は「今度こそ」と意気込んでも、結局スマホゲームに逃げる日々だったんだ。

「また外れか…」またやってしまったと、心の中で呟いたんだ。ここ3年、『頭文字D』が終わってからというもの、新しい車漫画を手に取るたびにこの感覚だった。15作品以上読んだかな。でも、どれもこれも3話で挫折。「これじゃない感」が拭えない。気づけば、僕の本棚には読破率20%の未読作品が12冊も積まれていて、毎週末は「今度こそ」と意気込んでも、結局スマホゲームに逃げる日々だったんだ。

YouTubeの無料レビュー動画を5時間も延々と見続けたり、中古で300円の類似作品を試したりしたけど、満足できた試しはない。「もう車漫画は卒業かな」と、33歳の僕は半ば諦めかけていた。ビジネス書に手を出してみたけど、心に残るものは何もなく、週末の夜に『頭文字D』のBGMを聴いてしまう自分がいたんだ。「好きなものを諦める」って、実は一番つらい選択だったんだと、その時初めて気づいたよ。そんなある日、偶然見つけたレビューで、「森川ジョージ氏が面白いと絶賛」という一文が目に飛び込んできた。『昴と彗星』。半信半疑で1巻をポチった瞬間、まさか僕の週末が4時間も奪われ、3年ぶりに車漫画への情熱が再燃するなんて、その時は夢にも思わなかったんだ。まるで、とんでもないポテンシャルを秘めた新しいガジェットを手に入れたような衝撃だったよ。

目次

最初の印象

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『昴と彗星』。タイトルだけ聞くと、正直言ってあまりピンとこなかった。しげの秀一先生の新作という情報は知っていたものの、これまでの経験から「どうせまた、いつものパターンだろう」とどこか冷めていたんだ。森川ジョージ先生の絶賛レビューがなければ、きっと僕は手に取らなかったと思う。カバーイラストも、なんというか、これまでのしげの作品とはちょっと雰囲気が違う。でも、その「しげの秀一が描く新作」という言葉が、僕の中に残っていたわずかな期待の火をじわじわと灯していくのを感じたんだ。本当に面白いのか?僕の失望をまた繰り返すだけじゃないのか?そんな不安を抱えながら、僕はページを開いた。

実際に使ってみて

読み始めたら、これがもう止まらない。平日の夜、軽い気持ちで読み始めたんだけど、気づいたら午前3時を過ぎていたんだ。翌日は当然寝不足。でも、その疲れすら心地よかった。これまで僕が車漫画に感じていた「これじゃない感」が、綺麗に解消されていくのが分かったんだ。

これまでの作品で僕が不満に感じていたのは、「才能ある主人公が最初から速い」という既視感のあるストーリー展開だった。5ページも読めば展開が読めてしまって、ワクワク感が持続しなかったんだ。『昴と彗星』は違った。主人公の成長がリアルで、まるで拓海が豆腐屋の配達で知らぬ間に上達していったあの感覚に近いものがあった。

また、世界観の繋がりが薄いことにも悩まされてきた。新作を読むたび、「この主人公は拓海の世界とどう繋がるんだろう」なんて考えてしまって、感情移入までに時間がかかったり、結局そこで読むのをやめたりしていたんだ。でも『昴と彗星』は、新しい世界観でありながら、登場人物たちの背景や関係性が丁寧に描かれていて、スッと物語に入り込めた。まるで、違うOSを搭載した新しい高性能モデルなのに、違和感なく使いこなせるような感覚だったよ。

そして、技術描写の物足りなさ。最近読んだ作品は、派手な絵で「すごい!」と叫ぶだけで、「なぜ速いのか」の理論解説がなかったんだ。AE86のトレノが秋名の下りでなぜ無敵だったのか、あの論理的な説得力が欲しかった。『昴と彗星』にはそれがちゃんとあったんだ。単なるスピード勝負じゃない。「なぜそうなるのか」という論理的な説明がしっかりあって、読み終わった後の満足度が段違いだった。

良かったところ

  • 予想を裏切るリアルな成長曲線

主人公がいきなり天才、なんてことはない。最初はもがいて、失敗して、少しずつ上達していく過程が丁寧に描かれているから、感情移入しやすいんだ。まるで、僕らが初めて車を運転した時のような、あの試行錯誤を思い出させる。

  • 没入感を生む新たな世界観と人間ドラマ

これまでの作品とは一線を画す新しい舞台設定なのに、全く違和感なく入り込める。単なる車漫画じゃない、登場人物たちの人間関係や背景が奥深く描かれていて、まるで上質なドラマを観ているような感覚なんだ。車が脇役じゃない、主役の人間ドラマを彩る重要な要素として機能している。

  • 車好きが唸る詳細な技術描写と理論

「なぜこの走り方が速いのか」「このテクニックはどういう理屈なのか」という部分が、しっかりと解説されている。ただ絵が派手なだけじゃなく、納得感のある理論が裏付けられているから、読み応えがあるんだ。これは、しげの作品ならではの魅力だと思う。

気になったところ

  • 最新刊に追いつくのが早すぎること

あまりに面白くて一気に読み進めてしまうから、すぐに最新刊に追いついてしまうんだ。続きが気になって仕方ないのに、次の巻が出るまで待たなきゃいけないのが、唯一の悩みかな。

  • 書店での出会いに一苦労するかも

僕の近所の書店では、なかなか平積みで見かけることがなかった。もっと多くの車好きに届いてほしい作品なのに、もしかしたら僕のように「偶然の出会い」がなければ手に取らない人もいるかもしれない。

どんな人に向いてる?

この漫画は、僕と同じようにこんなことを感じている人に、ぜひおすすめしたいんだ。

  • 『頭文字D』や『MFゴースト』を読んで、「もうこれを超える車漫画はないだろう」と諦めかけていた人。
  • 最近の車漫画に「なんか違うな」「これじゃない感」を抱いてしまっている人。
  • 新しい車漫画を探しているけど、失敗したくない、ハズレを引きたくないと思っている人。
  • 車のスピードや派手なバトルだけでなく、その裏にある理論や、人間ドラマに深さを求める人。
  • 週末の夜に、時間を忘れて熱中できるような、最高のエンタメ体験を求めている人。

使い続けて数週間の今

『昴と彗星』を読み終えて数週間が経った今、僕の週末は劇的に変わったんだ。かつてはスマホゲームの課金に逃げていた週末の楽しみが、今は「次の巻を待つ」という健全な期待感に変わっている。そして、「今度こそ」と新刊を探す日々は変わらないけれど、以前のような焦りや諦めはもうない。むしろ、「また新しい面白い作品に出会えるかもしれない」という前向きな気持ちで、情報収集を楽しんでいるんだ。

「もう車漫画は卒業かな」とまで諦めかけていた僕だけど、『昴と彗星』との出会いは、僕の趣味の時間を完全に復活させてくれた。まるでバッテリーが切れて動かなくなったお気に入りのガジェットが、最新の充電器でフルチャージされたような感覚だよ。

この作品は、僕にとってただの漫画じゃない。僕の失われた情熱を取り戻し、週末の過ごし方を豊かなものにしてくれた、まさに「最高のガジェット」だったんだ。僕と同じように、もう「つまらん漫画を買ってしまった…」と後悔する日々を送っているなら、ぜひ一度、『昴と彗星』を手に取ってみてほしい。きっと、君の週末も僕と同じように、情熱に満ちたものに変わるはずだから。

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