📝 この記事のポイント
- 最近、うちのキッチンに新しい仲間が加わったんだ。
- SNSで「これさえあればお店みたいなローストビーフが家で!」とか、「鶏むね肉が驚くほどしっとり!」なんて見かけるたびに、いつか欲しいなと思ってたんだよね。
- これで毎日の食卓が革命的に変わるんじゃないかって、本気でそう思ってた。
最近、うちのキッチンに新しい仲間が加わったんだ。前から気になってた低温調理器。SNSで「これさえあればお店みたいなローストビーフが家で!」とか、「鶏むね肉が驚くほどしっとり!」なんて見かけるたびに、いつか欲しいなと思ってたんだよね。で、ついに思い切って導入してみた。最初はもう、ワクワクが止まらなくてさ。これで毎日の食卓が革命的に変わるんじゃないかって、本気でそう思ってた。
でもね、実際に使い始めて数日、いや数週間かな。気がついちゃったんだ。この低温調理ってやつ、どうやら「正解」がない世界なんじゃないかって。レシピ通りにやっても、なんか違う。ネットの動画を真似しても、やっぱり「これだ!」っていう完璧な答えにはたどり着かない。なんだか、どこへ行っても地雷が埋まっているような感覚。このモヤモヤ、料理だけじゃなくて、実は日常のあちこちにも転がってるのかもしれないなって、ふと思ったりもしたんだ。
最初の印象
低温調理器が届いた日、それはもうお祭り騒ぎだったよ。箱を開けてみて、想像よりもスタイリッシュな見た目にテンションが上がったのを覚えてる。レシピ本を何冊か買って、ネット動画も漁りまくった。「これで、あの憧れのしっとりローストビーフが、家で簡単に作れるんだ!」って、完全に信じきってたんだよね。だって、プロのシェフとか料理研究家みたいな人たちが「低温調理は革命だ!」って言ってるのを見てたからさ。湯煎で一定の温度を保つだけ、なんて、私みたいなズボラでもできる魔法のツールに思えたんだ。
実際に使ってみて
意気揚々と初めての低温調理に挑戦したのは、定番の鶏むね肉だった。レシピ通りに下準備して、温度と時間を設定して、あとは待つだけ。すごく簡単だったし、見た目も悪くない。一口食べてみると、確かにいつもよりしっとりしてる。でもね、なんていうか、「うん、美味しいんだけど、これって本当に完璧な仕上がりなの?」って、頭の片隅で疑問符が浮かんだんだ。次にローストビーフに挑戦したら、さらにその思いが強くなった。あるレシピでは「この温度と時間で!」って書いてあるのに、別のレシピでは全く違う設定だったりする。肉の厚さとか、塊の大きさとか、そもそもその日の肉の鮮度とかで、仕上がりが全然違うんだよね。何度か試すうちに、どうも「これさえやれば絶対美味しい」っていう確固たる答えがないことに気づき始めたんだ。
良かったところ
焦げ付く心配がない安心感
フライパンで焼いたり、オーブンを使ったりするのとは違って、焦がす心配がないのは本当に気が楽だね。火加減をずっと見てる必要がないから、安心して他の作業に集中できる。
料理のレパートリーがぐっと広がる
これまで敷居が高いと思っていたローストビーフとか、豚の角煮とか、手間がかかるイメージの料理に躊躇なく挑戦できるようになった。しっとりした鶏ハムとか、自家製サラダチキンなんかも日常的に作れるようになったよ。
素材の味が際立つ、優しい仕上がり
低温でじっくり火を通すから、肉なんかもパサつかずにしっとり仕上がるんだ。無理やり火を通すんじゃなくて、素材本来の旨味を最大限に引き出してくれるような感覚。シンプルな味付けでも十分美味しいから、素材選びにもこだわりたくなるね。
気になったところ
完璧な「正解」がどこにも見つからない
レシピ通りにやっても「これでベストなの?」って疑問が残ることが結構あるんだ。肉の厚みや個体差、その日の気分によっても「美味しい」の基準が変わるから、いつまでも「これが私のベストレシピ!」とは言い切れないんだよね。
結局、最後は「自分次第」な試行錯誤
結局のところ、自分の舌と経験が頼りになってくる。色々な設定を試して、ちょっとずつ調整して、「今回はこれくらいかな?」って自分なりの最適解を探すしかないんだ。これって、もしかしたら人によっては面倒に感じるかもしれない。
どんな人に向いてる?
この低温調理器、私みたいに「なんとなく新しいこと始めてみたい」って人にはもちろん、特にこんな人には向いてると思うな。
- 料理で新しい発見を楽しみたい人:毎回完璧じゃなくても、試行錯誤のプロセスを楽しめる人にはたまらないはず。
- 素材の味を大切にしたい人:シンプルな調理法で、肉や魚本来の美味しさを引き出したいって思うなら、きっと満足できる。
- 時間に余裕があって、のんびり料理を楽しめる人:セットして放置はできるけど、調理時間はそれなりにかかるから、せっかちな人には不向きかもしれない。
使い続けて数週間の今
使い始めて数週間経った今でも、「これが低温調理の完璧な正解だ!」って自信を持って言えるレシピは、実はまだ一つもないんだ。でもね、それが全然悪いことじゃないって気づき始めたんだよね。むしろ、自分なりの「これくらいの火加減が好きだな」とか、「この味付けがしっくりくる」って、少しずつ見つけていくのが楽しい。
完璧なマニュアルはないけれど、その分だけ自分だけの工夫が生まれるし、その日の気分や食材に合わせて柔軟に調整できる自由がある。最初は「正解がない」ことに戸惑ったけれど、今ではそれがこの調理器の魅力の一つだって思えるんだ。
まとめ
「正解」がない現場って、一見するとすごく大変で、モヤモヤするものだよね。でも、それは裏を返せば、どこまでも自由に、自分だけの道を切り開いていける場所でもあるんだ。低温調理器との出会いは、そんな「正解のない世界」での試行錯誤の楽しさを、私に教えてくれた。
これからも、私のキッチンでの「正解探し」は続くんだと思う。完璧じゃなくても、自分にとってのベストを目指して、美味しいものを作り続けたい。そうやって不器用に、でもまっすぐに、目の前のことに向き合うことって、もしかしたら一番大切なことなのかもしれないな。
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「正解」のない現場で
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