📝 この記事のポイント
- 金曜の夜、ようやく仕事から解放されて、私はソファに沈み込んだ。
- 手に持っているのは、心待ちにしていた「魔術師クノン」シリーズの7巻。
- 表紙を眺めるだけで、今回はきっと何かが起こる、と胸騒ぎが止まらなかった。
金曜の夜、ようやく仕事から解放されて、私はソファに沈み込んだ。手に持っているのは、心待ちにしていた「魔術師クノン」シリーズの7巻。表紙を眺めるだけで、今回はきっと何かが起こる、と胸騒ぎが止まらなかった。だって、これまでのクノンは、行く先々で女性たちを助け、紳士的に接し、その全てを律儀に婚約者のミリカ殿下に手紙で報告してきたんだから。ミリカ殿下がどんな気持ちでその手紙を読んでいたか、想像するだけで胸が締め付けられる思いだった。だからこそ、この7巻で、きっとミリカ殿下がただ見守るだけじゃなくなる、そう確信してページを開いたんだ。
最初の印象
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魔術師クノンは見えている 7 (カドカワBOOKS)
今回こそは!という私の期待は、最初の数ページで一気に現実のものになった。物語は、クノンの発明した魔建具の権利を巡る話から始まるんだけど、そこに登場したゼオンリー先生がもう最高なんだ。祖国ヒューグリアの上層部から重要な任務を受けて魔術都市に派遣されたはずなのに、久々の再会を果たしたクノンと真っ先に始めたのは、任務そっちのけの魔術談義!そして、新しい魔術の検証!土曜の昼間、リビングで読みながら思わず声を出して笑っちゃった。この二人らしいな、と。任務よりも、純粋な魔術への探求心が優先される。そういうところが、この作品の一番の魅力だよなって改めて感じたんだ。
実際に読み進めてみて
読み進めるうちに、私はどんどん「魔術師クノン」の世界に引き込まれていった。特に印象的だったのは、ゼオンとアイオン、あの二人だね。レビューで「カップルの関係性が良すぎる」って誰かが書いてたけど、本当にその通り!番外編で描かれる彼らの同棲生活は、天才的な頭脳を持つ「大人な子どもなふたり」の、甘酸っぱくて、どこか微笑ましい日常が丁寧に描かれていて。互いを理解し、尊重し合う姿に、何度も頷いちゃったよ。本編の硬派な魔術バトルとは一味違う、恋愛要素が色濃く出ている展開が、物語に深みを与えていて、読むのを止められなかったんだ。
良かったところ
読み終えてみて、この7巻の「ここが良かった!」ってところがいくつかあるんだ。
- まずは、ゼオンリー先生とクノンの師弟関係の描き方だね。任務よりも魔術談義を優先するあの純粋さが、読む側にとってもすごく心地よかった。天才たちの掛け合いって、なんであんなに魅力的なんだろうね。
- 次に、ゼオンとアイオンの恋愛要素が、本編の世界観をさらに豊かにしてくれたこと。普段の冒険とは違う、キャラクターの内面や関係性が深く掘り下げられていて、物語にぐっと奥行きが出たんだ。
- そして、やっぱりミリカ殿下の存在だね。これまでは手紙を通じてクノンの動向を知る立場だった彼女が、この巻でどのように関わってくるのか。その展開に、私自身も殿下と同じ気持ちで感情移入して読み進められたのが、本当に素晴らしい体験だった。
気になったところ
「気になった」っていうか、正直に言うと「もっと読みたかった!」って気持ちが強いんだ。
- 物語が面白すぎて、ページをめくる手が止まらなかったから、あっという間に読み終えちゃったんだよね。もっと彼らの日常や冒険、恋愛模様を堪能していたかったって、読み終わった瞬間に寂しくなったよ。
- あとは、やっぱり次の巻が待ちきれないっていうことかな。今回、ここまで物語が動いたから、次はいったい何が起こるんだろうって、期待で胸がいっぱいだよ。早く続きが読みたい!
どんな人に向いてる?
この「魔術師クノン7巻」は、シリーズをずっと追いかけてきたファンにはもちろん読んでほしいし、ただのファンタジーとしてだけでなく、キャラクターたちの心情や関係性の変化に注目したい人にもぴったりだと思う。天才同士のユニークな掛け合いに癒やされたい人や、物語に恋愛要素が加わることで深みが増すのが好きな人には、特におすすめしたいな。ミリカ殿下の立場に共感できる人には、きっと共感できるポイントがたくさん見つかるはずだよ。
読み終えて数日経った今
7巻を読み終えて数日経った今も、あの時の興奮と感動は私の中にしっかり残っているよ。仕事帰りの電車の中や、ふとした瞬間に、クノンやミリカ殿下のことを思い出すんだ。特に、ラストの登校シーンは、切なくて、今でも思い出すと胸が締め付けられる。本編とはまた違う、恋愛要素が絡む展開が、この巻を特別なものにしているんだなって改めて感じるよ。これは単なる一冊の物語じゃなくて、私の心にもちゃんと「乗り込んできた」体験だったな。
「魔術師クノン」シリーズは、巻を追うごとにその魅力が増していく。この7巻は、シリーズ全体にとって間違いなくターニングポイントになる一冊だったと思う。まだ読んでいないなら、ぜひ手に取ってみてほしいな。きっと、私と同じように、物語の中に「乗り込んでいく」体験ができるはずだから。
魔術師クノンは見えている 7 (カドカワBOOKS)
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