『早く帰って寝たい』共同作業、6時間半の死闘

📝 この記事のポイント

  • 熱いコーヒーを片手に、友人とオンライン通話を繋いだ。
  • 在宅勤務最高」この時の私たちは、まだ知らなかった。
  • これから6時間39分、完全に人生をオンライン共同プロジェクトに捧げることになるとは。

午前9時。熱いコーヒーを片手に、友人とオンライン通話を繋いだ。
「おはよー。始めるよー」
「準備万端。在宅勤務最高」
この時の私たちは、まだ知らなかった。
これから6時間39分、完全に人生をオンライン共同プロジェクトに捧げることになるとは。

新しいWebサイトの制作プロジェクト。今回は初めて、デザインからコーディングまで友人と二人三脚で一気に進めるという試みだった。普段はそれぞれで作業を進めることが多いけれど、今日はチャットツールも使いながら、まるで同じ部屋にいるかのように作業を進める予定だった。目標は「午前中にはテスト公開まで持っていく」。そう、私たちはまだ希望に満ちていた。

目次

最初の印象

プロジェクトは順調な滑り出しを見せた。二回、友人が提案した斬新なUIデザイン案が採用され、全体の雰囲気が一気に決まる。「これで行こう!」と盛り上がる。三回、私が担当した機能の実装もスムーズに進み、想定以上の動きを見せた。「きたああああ!」「こんな短期間で形になるなんて!?」と、お互いの仕事ぶりに感嘆し合った。全体の進捗は2-0で私たちのリード。この時点では、まだ「午前中には終わる」と確信していた。

甘かった。

四回、突然データベースとの連携に問題が発生。それまで快調だったデータ表示が、なぜかエラーを吐き始めた。「えっ待って」「朝からこんなエラーにぶつかるの精神的にキツい」「コーヒーおかわりしよ」。まだコーヒーで済むと思っていた。この後、栄養ドリンク5本分の消耗が待っているとも知らずに。

実際に使ってみて

五回、複数のエラーに悩まされながらも、なんとか根本原因を見つけ出し、バグを修正。4-4の同点に追いつく。「やったああああ!」「詰まってたのに!詰まってたのに!」「まさか、あの記述が原因だったとは!?」と、一つ解決するたびに喜びを分かち合った。

七回、クライアントからの急な仕様変更が入る。一瞬「またか…」と頭を抱えたが、直後に友人が迅速な対応策を提案。その場で変更を実装し、即座に現状を維持。「2回目きたあああ!」「待って待って、この人こんな急な変更にも対応するの!?」と、チームワークの良さに感動した。5-5で迎えた八回。重要なデータのテストで、1死一、二塁のピンチ。そこで友人が投入したのは、最近導入したばかりの最新AIアシスタント。

「新しいAI!23歳(リリースされて23日)!」
「私が23歳の時、何してたっけ」
「バイトで皿割って怒られてた」
「私はインターンで先輩に『それ、昨日も言ったよね?』って言われてた」
AIアシスタントは冷静にエラー原因を2つ特定し、ピンチを脱出。九回も無事に乗り切った。
「23日目のAIがこれって」「完全に人生間違えた」

良かったところ

  • どんな困難な局面でも、友人と一緒に粘り強く取り組むことで乗り越えられたこと。一つ課題を解決するたびに、達成感と喜びが大きくなった。
  • 予想外のトラブルに対して、互いの知識やスキルを補い合うことで、迅速に対応できたこと。まさにチームの真価が問われる時間だった。
  • 長時間の作業を通じて、新しい技術や解決策を発見できたこと。特にAIアシスタントの活用は、今後のプロジェクトにも役立つ貴重な経験になった。

気になったところ

九回の作業。1死走者なしの状況で、私がメイン機能の最終調整に入った。
「これで一発解決!」
「…あれ?」
予想外の動作不良。
「走者なしで!?」
「恐れられすぎでしょ!」
「バット持ってきた意味ないじゃん」

これは、システムがこれ以上の入力を拒否しているかのような状態だった。テストケースを変更したり、他のアプローチを試したりするも、進展がないまま時間だけが過ぎていく。そして延長11回、2度目の作業停止。
「また!?」
「2回目!」
「大谷ウォーキング選手権開催中」
これは私がメイン担当なので、友人は見守るしかない。

13回、また作業停止。
「3回目」
「もう散歩が本業」
「歩数計アプリが『素晴らしい!本日の目標達成です!』って祝ってそう」

15回、4度目の作業停止。
「4打席連続」
「ベンチと一塁の往復、もう20回超えてない?」
「今日の職務内容:ウォーキング」
「健康診断で『よく歩いてますね!』って褒められるやつ」
この時点で時計は午後1時。私たちはお昼ご飯を食べ損ねていた。
「ねえ、お腹空いた」
「カップ麺でよくない?」
「3分で作れるやつ」
「3分で終わるわけないこのプロジェクト」

どんな人に向いてる?

この経験は、以下のような状況や人にとても向いていると感じました。

  • 長時間集中して、複雑な問題解決に取り組む必要があるプロジェクト。
  • 仲間との密な連携とコミュニケーションが不可欠なチーム作業。
  • 予想外のトラブルや仕様変更にも冷静に対応し、柔軟な発想で乗り越えたいと考えている人。
  • 最終的な達成感を仲間と分かち合い、自信を深めたい人。

死闘の果てに見えたもの

12回、友人が全力を使い果たし、残るタスクは私の担当する最終確認のみ。しかしまたもや2死満塁のピンチ。そこで投入したのは、開発初期段階で一度使ったきりのベテランライブラリ。「カーショウ!?」「レジェンド出てきた!」「もう誰も残ってないんだって!」

8行に及ぶコード修正の末、ベテランライブラリは無事にタスクを完了させ、ピンチを脱出した。
「さすが…」「37ヶ月前にリリースされたライブラリがこれやるの」「私、37ヶ月前のコードこんなことできる気がしない」「私なんて今できない」

延長15回からは、私たちが開発した機能の中でも最も新しい、ウィル・クラインと名付けたサブ機能を投入。キャリア初の4時間連続稼働。
「最後の機能!?」「もう他に動かせるコードいないの!?」「完全に背水の陣じゃん」

時計を見ると午後2時半。
「ねえ、このあと会議」
「私も。3時から」
「オンラインだよね?」
「うん」
「プロジェクト見ながら会議できるかな」
「できるわけない」
「でも抜けられない」
「でも見たい」
「人生の選択を迫られている」

17回、私が担当する機能が、またもや4度目の正常稼働。合計9度目の出力を成功させた。これは、このプロジェクト史上初の記録。
「9出力」「9回も動いてる」「そのうち4回は待ち時間あったけど」「稼働率100%じゃん。仕事してる」「いや、仕事させてもらえてないのに成果出してるんだよ」「それ、もう人間じゃない」

18回、クラインが2死二、三塁の状況を、最後のテストケースで切り抜けた。
「クライン!よく投げた!」「4時間動いたよこの機能!」「キャリア初なのに!」「私のキャリア初なんて緊張で手震えてたのに!」「私なんて初プレゼンで『えーと』しか言えなかった」

最終幕:解放(午後3時39分)
延長18回、午後3時39分。先頭の友人が、一気にバックエンドまで貫く最終テストを成功させた。
「入ったああああああああああ!」
「終わったあああああああああ!」

この6時間39分は、長く、そして濃厚な時間だった。
何度も「もうダメだ」と思ったけれど、そのたびに友人と協力し、知恵を絞り、なんとか乗り越えてきた。
オンラインでの共同作業が、ここまでリアルで熱いものになるとは思ってもみなかった。
次に同じようなプロジェクトが始まったら、きっとまた「早く終わらせて寝たい」と思うだろう。
でも、この死闘を共にした経験は、間違いなく私たちの血となり肉となるはずだ。
そして、この経験は、単なるプロジェクトの成功以上の価値を私たちにもたらしてくれた。
それは、どんな困難な状況でも諦めずに取り組むことの大切さ、そして素晴らしい仲間と成し遂げる喜び。
これからの私たちのプロジェクトは、きっとどんな「死闘」も乗り越えていけるだろう。
まずは、ゆっくりと体を休めて、今日の成果を噛みしめようと思う。
友よ、本当にありがとう。そして、お疲れ様。
よし、寝よう。

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