📝 この記事のポイント
- 2018年にホーキング博士がこの世を去った時、彼が最期まで人類に投げかけたAIへの警鐘は、遠い未来のSFの話のように感じていた。
- 完全な人工知能の開発は人類の終焉を意味するかもしれない――そんな言葉を聞いても、当時の私は「便利なSiriがちょっと賢くなった」くらいの認識で、まさか自分の日常にまで深く関わってくるなんて想像もしていなかったんだ。
- あの時、博士の目には、もっと先の未来が見えていたんだろうな。
2018年にホーキング博士がこの世を去った時、彼が最期まで人類に投げかけたAIへの警鐘は、遠い未来のSFの話のように感じていた。完全な人工知能の開発は人類の終焉を意味するかもしれない――そんな言葉を聞いても、当時の私は「便利なSiriがちょっと賢くなった」くらいの認識で、まさか自分の日常にまで深く関わってくるなんて想像もしていなかったんだ。あの時、博士の目には、もっと先の未来が見えていたんだろうな。
それがわずか数年で、世界はあっという間に変わってしまった。ChatGPTの登場は、まさに私にとってターニングポイントだった。ホーキング博士の言葉が、私の目の前で現実の重みを持ち始めた日。今回は、そんな私がAIを使い始めた数ヶ月間の体験談を、友達に話すような感じで聞いてほしいな。
最初の印象
初めて「ChatGPT」という言葉を聞いた時、正直「また新しいITツールか」くらいにしか思ってなかった。でも、周りの人が「すごい」「やばい」って言うから、試しに開いてみたんだ。そして、簡単な質問をいくつか投げかけてみて、度肝を抜かれた。瞬時に、しかも自然な日本語で、まるで人間と話しているかのような返答が返ってくる。SF映画で見た世界が、本当にここにあるって、心臓がドキドキしたのを覚えてる。
でも、同時にちょっとした怖さも感じた。これ、本当に機械が作ってるの?人間が考えてるんじゃないの?って。まるでパンドラの箱を開けてしまったような、そんな複雑な感情だったな。
実際に使ってみて
実際に使い始めてみると、AIは私の想像をはるかに超える「相棒」になっていった。最初はちょっとした調べ物や、メールの文章作成の補助に使っていたんだけど、次第にその活用範囲は広がっていったんだ。
例えば、ブログ記事のアイデア出し。「〜について記事を書きたいんだけど、何か面白い切り口ないかな?」って投げかけると、今まで思いつかなかったような視点を提案してくれる。企画書のたたき台を作ってもらったり、難解な資料の要約をお願いしたり。しまいには、旅行の計画を立てる時に、現地のおすすめスポットや交通手段を尋ねるなんてことまでしてる。
本当に便利なツールで、私の仕事の効率は格段に上がった。でも、気がつくとAIがいないと物事が進まない、みたいな状況になっていて、ふとホーキング博士の警鐘が頭をよぎることがあるんだ。「人間は競争できなくなるだろう」って言葉が、少しずつ現実味を帯びてきているような気がして。
良かったところ
AIを日常に取り入れてみて、本当に良かったなって思うことはたくさんあるよ。
- 作業効率が爆上がりする
– これが一番大きいかな。調べ物にかかる時間が激減したり、文章作成で最初の一歩が出ない時の壁打ち相手になってくれたり。今まで何時間もかかっていた作業が、あっという間に終わることも珍しくない。特に忙しい時や、複数のタスクを抱えている時には、本当に助けられてる。
- アイデアの引き出しが増える
– 自分一人で考えていると、どうしても思考が偏りがちになるんだけど、AIに「〇〇について新しいアイデアが欲しい」って投げかけると、驚くほど多様な視点や切り口を提案してくれるんだ。それらが新しい発想に繋がったり、詰まっていた企画が一気に進んだりすることもある。まさにクリエイティブなパートナーって感じ。
- 学びの機会が広がる
– 分からないことや、もっと深く知りたいことがあった時、AIに質問すると、ものすごく分かりやすく解説してくれる。専門的な内容でも、かみ砕いて説明してくれるから、新しい分野の知識を効率的に吸収できるようになった。まるで自分専用の家庭教師がいるみたいで、知的好奇心が刺激されるんだ。
気になったところ
もちろん、良いことばかりじゃないよ。いくつか気になる点も出てきたんだ。
- 情報の真偽が不確か
– AIが生成する情報は、必ずしも正しいとは限らないことがある。もっともらしいことを言っているんだけど、よく調べてみると事実と異なっていたり、存在しない情報を作り出したりすることもあるんだ。だから、AIが出した情報は鵜呑みにせず、必ず自分で裏付けを取る手間が必要になる。結局、最後は自分で判断しなきゃいけないんだなって。
- 思考停止に陥りそうになる
– あまりに便利だから、ついつい何でもAIに頼りたくなっちゃうんだ。自分で考えるよりも、AIに答えを出してもらった方が早いし楽だし、って。でも、それって本当に大丈夫なのかなって時々不安になる。もしかしたら、自分の思考力や判断力が鈍ってしまっているんじゃないかって。ホーキング博士が懸念していた「依存」って、こういうことなのかなって感じる瞬間があるんだ。
どんな人に向いてる?
私がAIを使ってみて思うのは、特に次のような人にはすごく向いていると思うな。
- 日々の業務で文章を書くことが多い人(メール、報告書、企画書など)
- 新しいアイデアや発想に常に飢えているクリエイティブな仕事をしている人
- 効率を重視し、ルーティン作業を自動化したいと考えている人
- 新しいテクノロジーに興味があり、積極的に試してみたい人
- 特定の分野について、短時間で要点を学びたいと思っている人
もちろん、どんな人でも使いこなせる可能性はあるんだけど、特に自分で考えることや、情報を選び取る意識が高い人ほど、AIを有効活用できるんじゃないかな。
使い続けて数ヶ月の今
AIを使い始めて数ヶ月が経った今、私のAIに対する考え方はかなり複雑になってきた。最初はただの「便利なツール」だったのが、今では「強力なパートナー」であり、同時に「注意深く付き合うべき存在」になっている。
ホーキング博士が「AIは強力なツールだが、誰がそれをコントロールし、誰の利益のために使われるかが問題だ」と言っていたけど、まさにその通りだなって感じる。私自身がAIをどう使うか、何に使うか、そしてどこまで頼るか。常にその選択を迫られているんだ。
便利さの裏側にあるリスクを理解し、主体的にAIと向き合うこと。これは私たち一人ひとりの責任なんだなって。AIは道具だから、ハンマーが善にも悪にもなるように、使い手次第で良くも悪くもなる。その主導権を私たち人間が手放さないことが、本当に大切なんだ。
ホーキング博士が、もし今の私たちを見たら、きっと複雑な表情を浮かべるだろうな。驚くべき進化に目を輝かせながらも、深い憂慮の目を向けるはずだ。
彼は「無関心でいるな」というメッセージを遺してくれた。私たちがAIについて学び、どう使うべきかを考え続けることが、彼の警鐘に応える唯一の道なのかもしれない。技術の進歩を止めることはできないけど、その方向性を決めることはできる。それは私たち一人ひとりの手にかかっているんだ。
ホーキング博士は、体を自由に動かせない中で、音声合成装置という機械の力を借りて世界に語り続けた。彼は、人間と機械の共生の先駆者だったのかもしれない。だからこそ、彼のAIへの警告には重みがある。
私たちは今、本当に素晴らしい時代に生きている。AIは人類史上最大の発明になりうる。あるいは、最後の発明になるかもしれない。どちらになるかは、私たち次第だ。ホーキング博士の警告を忘れず、でも希望を失わず、賢くAIと向き合っていこう。
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