「もう無理かもしれない…」映画で満足してた私のナウシカ観が、原作で劇的に変わった話

📝 この記事のポイント

  • 「もう無理かもしれない…」そう思ったのは、7巻の最後のページを閉じた瞬間でした。
  • 涙が止まらず、震える手で思わず1巻を開き直しました。
  • 私、40年間、本当のナウシカを知らなかったんだ。

「もう無理かもしれない…」そう思ったのは、7巻の最後のページを閉じた瞬間でした。涙が止まらず、震える手で思わず1巻を開き直しました。私、40年間、本当のナウシカを知らなかったんだ。そう気づいたんです。

私は1984年、映画『風の谷のナウシカ』を映画館で観て以来、ずっと「ナウシカは映画で完結してる」と信じて生きてきました。当時10歳だった私にとって、あの感動は人生で初めての強烈な体験で、その記憶がずっと私の中のナウシカでした。もちろん、原作漫画があることは知っていたけれど、「映画の延長でしょ?同じ話なんでしょ?」って、43年間一度も手に取ることはありませんでした。だって映画が完璧だったんだもん。

それが去年、娘が「ママ、ナウシカの漫画って映画と全然違うんだって」って教えてくれたんです。「え?同じ話じゃないの?」半信半疑で調べてみたら、なんと映画は全7巻のうち約2巻目までのお話だという衝撃の事実が。残り5巻分の物語が、私の中には存在しなかったんです。今日はお話しさせてください。映画で満足しきっていた私が、原作漫画を読んで世界観が180度変わり、40年越しに「本当のナウシカ」に出会った、その衝撃の体験を。

目次

最初の印象

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正直に言うと、原作漫画を初めて手に取ったときは、少し不安でした。「今さら読んでも遅いかな?」「映画の感動を損ねたらどうしよう」なんて弱気な気持ちもどこかにあったんです。でも、娘がキラキラした目で「早く読んでみて!」って言うから、意を決してページをめくりました。

まず驚いたのは、その絵の緻密さでした。映画とはまた違った、線の一本一本に込められた情報量。腐海の植物たち、登場人物たちの表情、そして蟲たちの躍動感。どれもこれも、想像以上に「生きて」いました。そして物語の冒頭から、あれ?なんか映画と違うぞ?という違和感が。序盤から引き込まれる力に圧倒されて、私はあっという間に1巻を読み終えていました。もう、ここから先は止まらない予感しかしなかったんです。

実際に使ってみて

「使ってみて」というより、「読み進めてみて」なんですけど。本当に、私の世界はひっくり返りました。映画では描かれなかった、あまりにも壮大で深遠な物語がそこに広がっていたんです。映画が素晴らしいプロローグだったと気づいた時の衝撃は、今でも忘れられません。

映画では王蟲の群れを止めて、腐海と人間の共存を示唆して終わるじゃないですか?あれが「完結」だとずっと思ってたんです。でも、あれはまだ物語のほんの入口だった。腐海の真実、旧人類の秘密、世界が作られた本当の理由。何もかもが映画の後に明かされていくんです。ナウシカという一人の少女が、どれほどの苦悩を抱え、どれほどの選択を迫られ、そして何のために戦ったのか。それは、映画だけでは決して知り得ない、深く、そしてあまりにも重い真実でした。読み進めるごとに、私の知っていたナウシカ像は崩壊し、新しいナウシカが心の中に立ち上がっていきました。

良かったところ

原作漫画を読んで、私が本当に「読んで良かった!」と感じた点は3つあります。

  • 圧倒的な物語の奥行きと哲学性

映画版をはるかに超えるスケールで描かれる、世界と生命の真実。ただのファンタジーではない、文明の興亡、環境問題、そして生命の尊厳といった普遍的なテーマが、深く、哲学的に問いかけられます。それは、私が若い頃には到底理解できなかったであろう、大人になった今だからこそ心に響くメッセージでした。

  • ナウシカという人物のより深い人間像

映画の中のナウシカは、どこか聖母のような存在でした。でも、原作のナウシカはもっと人間らしい。葛藤し、苦しみ、時には間違った選択をしてしまうこともある。その弱さも含めて、本当に魅力的なんです。映画で満足していた私には、彼女のその複雑な内面が、よりリアルに、そして強く心に刺さりました。

  • 宮崎駿監督の緻密な世界構築力

映画では表現しきれなかった、腐海の生態系、各国の文化、テクノロジーの背景など、細部まで練り上げられた世界観にただただ圧倒されます。一枚一枚の絵から伝わる情報量と、その美しさ、荒々しさに、何度ページを繰る手が止まったかわかりません。これこそが「作品」なんだと改めて感じました。

気になったところ

もちろん、原作を読んでみて「おや?」と思った点もいくつかあります。

  • 映画版とのギャップが大きいこと

長年映画版を「ナウシカの全て」だと思ってきた私にとっては、序盤から映画と異なる展開に、最初は少し戸惑いました。特に、映画版のナウシカ像が強固な人ほど、原作のナウシカの別の側面を見たときに、衝撃を受けるかもしれません。良い意味で裏切られる体験ですが、心の準備は必要かもしれませんね。

  • 情報の量が多くて複雑なこと

物語のスケールが大きい分、登場人物や国家、歴史や哲学的な概念など、情報量が非常に多いです。一度読んだだけでは、全てを理解しきれないと感じる部分もありました。でも、それが逆に何度も読み返したくなる魅力にも繋がっているんですけどね。

どんな人に向いてる?

この原作漫画は、間違いなく以下のような人たちにこそ読んでほしいです。

  • 映画『風の谷のナウシカ』を観て感動したことがある人
  • ジブリ作品の世界観が好きで、より深く物語を探求したい人
  • 「もう大人だし、漫画はちょっと…」なんて思っている偏見持ちの人(かつての私です)
  • 固定観念を打ち破るような、心の揺さぶられる体験を求めている人
  • 生命や文明、倫理といったテーマについて、深く考えたいと思っている大人

使い続けて数週間の今

原作を読み終えて数週間が経った今、私の心にはまだその余韻が色濃く残っています。ナウシカが私に教えてくれたのは、単なる物語の続きではありませんでした。物事を一面からしか見ていなかった自分の視野の狭さ、思い込みの危険性、そして「知らない」ことの損失の大きさ。それらを痛感させてくれたんです。

読み終えてから、もう一度映画を見返しました。すると、以前とは全く違う見え方がして、映画版のナウシカも、もっと深く、慈愛に満ちた存在に感じられるようになりました。映画と原作、どちらか一方が優れているという話ではなく、二つで初めて「風の谷のナウシカ」という壮大な作品が完成するんだ、と心から納得できました。

まとめ

私のように「映画で十分」と満足していた人。それは本当に、もったいないことだと思います。映画版『風の谷のナウシカ』は間違いなく傑作ですが、それは壮大な序章に過ぎませんでした。原作漫画は、その先の、あまりにも深く、そして私たち自身に問いかける物語を秘めています。

この物語は、今この時代に生きる私たち大人にこそ、必要なメッセージを届けてくれるはずです。もし、あなたがまだ原作漫画を読んでいないのなら、この機会にぜひ手に取ってみてください。きっと、私のように「もう無理かもしれない…これまでの自分のナウシカ観はなんだったんだ」という衝撃とともに、新しい世界への扉が開かれることでしょう。それは、人生で出会うべき作品との、本当の出会いになるはずです。

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