『名前はわかるのに、つまらない…』そう感じていた私が、ある本と出会って変わった話

📝 この記事のポイント

  • 「ああ、またメジロか」公園で黄色と緑の小さな鳥を見るたびに、私はそうつぶやいて、そっと図鑑を閉じていた。
  • スズメやヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ……身近な鳥の名前は20種類くらい覚えた。
  • 正直、最初の頃はそれだけで嬉しかったんだ。

「ああ、またメジロか」公園で黄色と緑の小さな鳥を見るたびに、私はそうつぶやいて、そっと図鑑を閉じていた。バードウォッチングを始めて数ヶ月。スズメやヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ……身近な鳥の名前は20種類くらい覚えた。正直、最初の頃はそれだけで嬉しかったんだ。でも、それも長くは続かない。名前がわかるだけで、その先にどう楽しんでいいのか、全くわからなかった。図鑑には体長や色、分布は載っているけど、この子たちがどんな性格で、どんな暮らしをしているのかまでは書いてない。「鳥の観察って、結局これだけなのかな?」そんなモヤモヤがずっと心の奥にあったんだ。そんな私が、ある一冊の本と出会って、散歩道の鳥たちがまるで「個性豊かな隣人」に見えるようになった。今日は、その出会いの話をしたいと思う。

目次

最初の印象

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名前はわかるのに、つまらない…

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ある日、本屋さんでたまたま手に取ったのは、一般的な野鳥図鑑とは少し違う雰囲気の本だった。「鳥たちのひそかな物語」とでもいうようなタイトルがついていて、パラパラとめくってみると、美しい写真の横には、まるで物語を読んでいるかのような解説がぎっしり詰まっていたんだ。よくある図鑑が「何が見られるか」に重きを置いているのに対し、この本は「その鳥が何をしているか、なぜそうするのか」に焦点を当てているように感じた。最初は「こんなに文字ばかりで読めるかな?」と少し不安だったけど、それぞれの鳥にまつわるエピソードが興味深くて、気がついたら引き込まれていたんだ。これまでの図鑑が鳥を「データ」として扱っているように感じていた私にとって、この本は鳥たちを「生きている存在」として紹介しているように思えたよ。

実際に使ってみて

公園にこの本を持っていって、実際に鳥たちを観察しながら読んでみたんだ。これまで「ただのヒヨドリ」としか思っていなかった鳥が、実は他の鳥を追い払うのは、世界的に見ても珍しい行動で、海外のバードウォッチャーには人気がある、なんてエピソードが載っていた。それを知ってから、ヒヨドリを見る目がガラッと変わったよ。縄張り意識が強いとか、気が強いとか、そういう一言では片付けられない「個性」が見えてきたんだ。オオヨシキリが「ギョギョシ!」と大声で鳴くのも、単なるうるさい鳴き声じゃなくて、メスに気に入られようと必死にアピールしている姿だと知った時には、思わず応援したくなったくらい。この本を読んでから、鳥たちの行動一つ一つに「なぜ?」という疑問が生まれるようになって、それが解けるたびに、どんどん鳥たちとの距離が縮まっていくのを感じたんだ。

良かったところ

  • 鳥に「物語」が見えるようになった

この本を読んで一番良かったのは、鳥たちにそれぞれの「物語」があることを知れたことだね。例えば、カワセミのヒナが順番を守ってエサを食べる話や、オオヨシキリのオスが懸命に求愛しても、結局15%はモテずに終わってしまうというドラマを知ってから、目の前の鳥たちがただの「記号」ではなく、複雑な感情や生活を持つ「生き物」として見えてくるようになったんだ。公園で同じ鳥を見ても、「またメジロか」じゃなくて、「今日も元気にしてるかな?」って、まるで知り合いに会うような気持ちになるよ。

  • 行動の「理由」がわかるようになった

これまで見ても分からなかった鳥の行動の「理由」が、この本のおかげで理解できるようになったのも大きな変化だね。例えば、ヒヨドリが他の鳥を追い払うのは、単に気が強いからというより、その地域の食料源を守るための行動なんだ、とか。ウグイスの鳴き声に地域差(方言)があることを知って、旅先で聞く鳴き声が、普段聞く鳴き声とどう違うのか、比較してみる楽しみが生まれたり。鳥たちの行動の裏側にある意図を知ることで、彼らの生活に感情移入しやすくなったんだ。

  • 観察に「深み」が出た

名前を覚えるだけでは次に何を観察すればいいかわからなかった私にとって、この本はまさに「観察の視点」をくれたんだ。例えば、ジョウビタキが近年日本で繁殖し始めているというエピソードを知れば、夏にその姿を見かけたときの驚きと感動が全く違う。羽の色や鳴き声だけでなく、その鳥がどんな環境で、どんな相手と、どんな暮らしをしているのか、という「生態」全体に興味が湧くようになったよ。観察の目的が明確になったことで、バードウォッチングがただの「眺める行為」から、知的な探求へと変わったんだ。

気になったところ

この本は素晴らしいんだけど、いくつか気になる点もあったよ。一つは、かなり文字が多いから、サッと情報を探したい時には少し時間がかかること。図鑑のように瞬時に特定の情報にアクセスする、というよりは、じっくり読み込むタイプの作りなんだ。もう一つは、持ち歩くには少し重くてかさばるから、公園で観察しながら読むというよりは、家に帰ってから今日の鳥たちの行動を振り返るのに使うことが多いかな。でも、それも鳥たちの物語に深く没入するためには必要なことだと思えるようになったよ。

どんな人に向いてる?

この本は、私のように「鳥の名前はわかるけど、バードウォッチングがマンネリ化してつまらなく感じている人」にぴったりだと思う。図鑑で基本情報は覚えたけど、次にどうしたらもっと楽しめるか、鳥たちに感情移入して深く観察したいと思っている人には、ぜひ読んでみてほしいな。もちろん、これからバードウォッチングを始めたいと思っている初心者にもおすすめだよ。ただ見るだけでなく、鳥たちの生活や行動の面白さを知ることで、最初から深い観察ができるようになるはずだから。

使い続けて数週間の今

この本に出会ってから数週間。私のバードウォッチングは、本当に大きく変わったよ。以前は「作業」のように感じていた散歩が、今では「隣人の観察」という、わくわくする時間に変わったんだ。双眼鏡を持ち出す回数も、以前よりずっと増えたし、毎日同じ公園に行っても、新しい発見の連続。鳥たちのちょっとした行動から、彼らの個性やドラマを想像できるようになって、毎日の暮らしに彩りが加わったように感じる。バードウォッチングが、私の大切な趣味として、これからもずっと続いていきそうだなって思っているよ。

バードウォッチングは、ただ鳥の名前を覚えるだけの趣味じゃない。彼らの個性や生態、面白いエピソードを知ることで、観察は「物語」になる。もしあなたが今、私と同じようにバードウォッチングがつまらないと感じているなら、ぜひ鳥たちの「物語」を知るきっかけを見つけてみてほしい。きっと、あなたの散歩道の鳥たちも、個性豊かな隣人たちに見えてくるはずだから。

名前はわかるのに、つまらない…

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