M5チップを2ヶ月、Intel Mac難民が使った話

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📝 この記事のポイント

  • 2026年1月の朝、渋谷のカフェで、私はスペースブラックの蓋を開けた。
  • キーボードを叩く音だけが、周囲の会話に混じって響いている。
  • それが、Apple 2025 MacBook Pro M5だった。

2026年1月の朝、渋谷のカフェで、私はスペースブラックの蓋を開けた。14.2インチの画面が目の前に広がる。カーソルを動かす。文字を入力する。アプリを開く。すべてが滑らかで、何より静かだ。ファンの音がしない。キーボードを叩く音だけが、周囲の会話に混じって響いている。

それが、Apple 2025 MacBook Pro M5だった。

MacBook Pro M5

Apple 2025 MacBook Pro 10コアCPU、10コアGPU のM5チップ搭載ノートパソコン:Apple Intelligence のために設計、14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ、16GBユニファイドメモリ、512GBのSSDストレージ – スペースブラック

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InstagramとThreadsで見かけた「静寂の革命」

2025年10月、MacBook Pro M5が発表された。その日の夜、InstagramとThreadsのタイムラインが変わった。#MacBookProM5、#M5チップ、#AppleIntelligenceというハッシュタグで、何千という投稿が流れてきた。TikTokでは、開封動画が何百万回も再生されていた。

特に印象的だったのは、あるクリエイターのThreads投稿だった。「4K動画の書き出し中なのに、ファンの音が聞こえない」。動画には、Premiere Proで8分間の4K映像を書き出している画面が映っていた。進行状況バーが流れ続けているのに、Macは静かなままだった。200件以上のコメントが付いていた。「本当に?」「信じられない」「Intel版使ってる身としては羨ましい」。

私は2020年にIntel版MacBook Proを購入して以来、5年間ファンの音と共に仕事をしてきた。Zoomを起動すると轟音が始まる。Excelで大きなファイルを開くと、さらに音が大きくなる。Premiere Proで動画を編集すると、もはやジェット機だ。夏場は特にひどく、エアコンをつけていても、Macの発熱で部屋が暑くなった。

2025年の秋から、Mac界隈のSNSの雰囲気が変わり始めていた。Apple SiliconのM5チップは、前世代のM4よりさらに進化していた。ユニファイドメモリ帯域幅は153GB/s、M4より30パーセント向上。Neural Engineは38 TOPSで、M4の2倍。GPU性能は最大30パーセント向上。SSDの読み込み速度は6,150MB/s超、書き込み速度は6,500MB/s超。M4の約2倍だった。

調べているうちに気づいたのは、M5が単なるスペックアップではなく、働き方を変えるチップだということだった。2026年1月の今、Appleは3月にM5 ProとM5 Maxの発売を控えている。CPUとGPUを別ブロックにした新しいモジュール式設計で、熱管理が大幅に改善されるという。でも、私はベースのM5モデルで十分だと思った。そして、購入することにした。

開封の日、リビングで

注文から3日後の日曜、黒い箱が届いた。午後、私はリビングでその箱を開けた。スペースブラックの本体は、写真で見るより深い色で、マットな質感が心地よい。指紋が目立つという評判を聞いていたが、実際はそれほど気にならなかった。

1.55kgという重さを手に取る。前のIntel版より180g重い。数字で見ると「たった180g」だが、実際に持つと、その違いがはっきりわかった。ずっしりとした重量感。でも、これは45Whの大容量バッテリーとアルミニウム筐体の証だ。軽さだけを求めるなら、MacBook Airがある。私はProを選んだ。

ディスプレイを開く。Liquid Retina XDRの画面は、息をのむほど美しい。1,600nitのピーク輝度、1,000,000:1のコントラスト比。前のIntel版と並べてみると、色の深さ、明るさの差が一目瞭然だった。Safariで写真を開くと、色が飛び出してくるようだった。

左側面には、MagSafe 3ポート、Thunderbolt 4ポート2つ、3.5mmオーディオジャック。右側面には、Thunderbolt 4ポート、HDMIポート、SDXCカードスロット。前のIntelモデルはUSB-Cポートだけで、常にハブを持ち歩いていた。でも、M5ではハブが不要だった。デジカメのSDカードを直接挿せる。外部ディスプレイにHDMIケーブルを直接挿せる。この「シンプルさ」が、5年ぶりに戻ってきた。

最初の2週間、Zoom地獄からの解放

購入から最初の2週間は、主にオフィスで使った。月曜から金曜まで、毎日Zoom会議が3〜4件ある。前のIntel版では、Zoomを起動した瞬間からファンが回り始めた。会議中、相手の声がファンの音でかき消されることもあった。だから、いつもイヤホンをしていた。

M5では、すべてが変わった。

月曜の朝9時、最初のZoom会議。画面共有をしながら、1時間話し続けた。会議が終わって、ふと気づいた。ファンの音が、一度も聞こえなかった。手でMacの底面を触ってみる。ほんのり温かい程度。前のIntel版なら、熱くて手を離すレベルだった。

500万画素のカメラも優秀だった。薄暗い会議室でもクリアに映る。Center Stage機能が顔を自動で追跡し、常に中央に映してくれる。同僚から「カメラ変えた?」と聞かれた。「Mac変えた」と答えると、「やっぱり」と言われた。

水曜の午後、Excelで売上データを分析した。500行、30列のシート。ピボットテーブルを作成し、複数のグラフを更新する。前のIntel版なら、数秒間固まっていた。でも、M5では瞬時に完了した。マクロを実行しても、スムーズに動く。16GBのユニファイドメモリが、すべてのデータを高速に処理してくれた。

金曜の夕方、Premiere Proで8分間の4K動画を書き出した。前のIntel版なら、約35分かかっていた作業。M5では、約10分で完了した。しかも、書き出し中にSlackでメッセージを送ったり、Safariでウェブを見たりしても、動作が重くならない。マルチタスクが、本当の意味で機能していた。

完成した動画のサムネイルを、Instagramに投稿してみた。「#MacBookProM5」「#M5チップ」「#クリエイター」というハッシュタグを付けて。「書き出し時間が3分の1になった」というキャプションも添えた。数時間後、コメントが20件以上付いていた。「私も乗り換えたい」「Intel版もう限界」「バッテリーどれくらい持ちますか?」。

土曜の夜、カフェで9時間

週末の夜、私はよく近所のカフェで仕事をする。前のIntel版は、バッテリーが約4時間しか持たなかった。だから、いつも電源が取れる席を探していた。満席で電源席が空いていない日は、諦めて帰宅していた。

でも、M5は違う。

土曜の午後6時、渋谷のカフェに入った。電源が取れない席に座る。M5を開き、Wordで3,000字の記事を書く。Safariで調査をする。Slackでメッセージを送る。Photoshopで画像を編集する。午後11時にカフェを出る。約5時間作業して、バッテリー残量は51パーセント。まだ半分以上残っていた。

別の日、朝10時からカフェに入り、夕方7時まで作業した。約9時間。Wordでの執筆、Excelでのデータ分析、Zoomでの打ち合わせ2件。バッテリー残量は、まだ15パーセント残っていた。公称では最大24時間の連続使用が可能だというが、実際の作業では約10〜12時間持つ。丸一日外出しても、充電器を持ち歩く必要がない。

この「自由」が、働き方を変えた。電源席を探す必要がない。バッテリー残量を気にしなくていい。好きな場所で、好きなだけ作業ができる。Intel版の5年間、私はいつもバッテリー残量と戦っていた。でも、M5ではその戦いが終わった。

1ヶ月後、Apple Intelligenceとの出会い

購入から1ヶ月が経った12月初旬、macOS 15.2がリリースされた。Apple Intelligenceの本格機能が、ついに日本でも使えるようになった。メールの要約、文章の校正、画像の生成。すべてがオンデバイスで処理される。クラウドに送信されない。

ある朝、50通の未読メールを開いた。Apple Intelligenceが、各メールを2〜3行に要約してくれた。重要なメールだけを先に読む。返信が必要なメールをピックアップする。前なら30分かかっていた作業が、10分で終わった。

文章を書いているとき、Apple Intelligenceが校正を提案してくれる。誤字脱字だけでなく、より自然な表現、より明確な言い回しを教えてくれる。前はGrammarlyという有料サービスを使っていたが、もう不要になった。

Image PlaygroundというAI画像生成機能も試した。「渋谷のカフェで仕事をする人」というプロンプトを入力すると、数秒で3つのイラストが生成された。記事のアイキャッチ画像として使えるクオリティだった。

これらすべてが、Mac上で完結する。インターネット接続がなくても動く。プライバシーが守られる。2026年の今、AI機能はクラウドからデバイスへと移行している。M5のNeural Engine(38 TOPS)と153GB/sのユニファイドメモリ帯域幅が、それを可能にしている。

外部ディスプレイ、そしてSNSへ

自宅に4Kの外部ディスプレイを購入した。HDMIポートに直接接続する。ケーブルを挿すだけ。瞬時にディスプレイが認識され、4K60Hzで表示される。前のIntel版では、USB-Cハブを介して接続していた。ハブは熱を持ち、時々接続が不安定になった。でも、M5では、そんな心配がない。

SDXCカードスロットも重宝している。デジカメで撮影した写真を、そのまま取り込める。カードリーダーが不要だ。旅行先や撮影現場で、すぐに写真を確認し、編集し、SNSに投稿できる。

ある日曜の午後、外部ディスプレイに接続して作業している様子を撮影した。デスクセットアップの写真。M5、4Kディスプレイ、メカニカルキーボード、マウス。Instagramに投稿した。「#デスクツアー」「#MacBookProM5」「#ホームオフィス」というハッシュタグを付けて。500件以上のいいねが付いた。コメント欄で、「ディスプレイどこの?」「配線どうしてる?」といった質問が続いた。私は一つ一つ丁寧に答えた。

2026年1月の今、SNSは単なる交流の場ではなく、働き方や生活スタイルを共有する場になっている。#MacBookProM5のハッシュタグには、3万件以上の投稿がある。クリエイター、エンジニア、学生、フリーランス。みんなが自分の使い方を投稿し、情報を共有している。

MacBook Pro M5

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気になる点もあった

完璧なMacはない。MacBook Pro M5も例外ではない。

まず、ディスプレイのノッチ。画面上部の黒い切り欠きは、2021年のM1 Pro/Max以来変わっていない。慣れれば気にならないが、最初は違和感があった。2026年末には、OLEDディスプレイを搭載したM6モデルが登場するという噂がある。Dynamic Island風のパンチホール式になり、タッチスクリーンも搭載されるかもしれない。でも、それは1年後の話だ。

もうひとつは、重さ。1.55kgは、MacBook Air M4の1.24kgより310g重い。毎日持ち運ぶなら、この差は大きい。ただ、その重さの代償として、最大24時間のバッテリー、高性能な冷却システム、豊富なポート類、そして静音性を手に入れている。

そして、価格。238,747円は決して安くない。MacBook Air M4なら164,800円から購入できる。約7万円の差だ。ただ、私の場合、動画編集とバッテリー駆動時間を考えると、Proが必要だった。日常的な作業だけなら、Airで十分だろう。

こうした点が気になる人もいるだろう。でも、私にとっては、それらは些細なことだった。Intel版からの性能向上、バッテリー駆動時間の延長、静音性、Apple Intelligence。これらの恩恵の方が、圧倒的に大きかった。

他の選択肢もある

MacBook Pro M5を選ぶ前に、私はいくつかの選択肢を検討した。

MacBook Air M4は、より軽く(1.24kg)、より手ごろ(164,800円〜)だ。M4チップも十分に高性能で、日常的な作業なら何も問題ない。ただ、ファンレス設計なので、長時間の負荷には弱い。動画編集や3Dレンダリングをするなら、やはりProが必要だ。

14インチMacBook Pro M5 Proは、より高性能なチップを搭載している。3月発売予定で、CPUとGPUが別ブロックのモジュール式設計。冷却性能がさらに向上し、カスタマイズの自由度も高い。予算に余裕があるなら、こちらを待つのもいい。ただ、私の用途では、ベースのM5で十分だった。

16インチMacBook Pro M5 Proも魅力的だ。大きな画面(16.2インチ)は、作業効率を高めてくれる。ただ、重さが2.1kgを超える。毎日持ち運ぶには重すぎる。私は14インチを選んだ。

どれが優れているかではなく、どれが自分の用途に合っているか。それが重要だ。私にとっては、14インチMacBook Pro M5が正解だった。動画編集、バッテリー駆動時間、ポートの豊富さ、静音性。すべてのバランスが取れていた。

このMacは、誰のためのものか

MacBook Pro M5は、万人向けではない。ウェブブラウジングとメール、文書作成だけなら、MacBook Airで十分だ。10万円以上の価格差を正当化するのは難しい。

でも、もしあなたが、動画編集や写真編集、3Dレンダリングなど、負荷の高い作業をするなら。外出先でも、長時間作業ができるバッテリー駆動時間が必要なら。HDMIポートやSDカードスロットなど、豊富なポート類が欲しいなら。そして何より、Intel Macのファンの音と発熱に疲れているなら。MacBook Pro M5は、最適な選択肢だ。

クリエイター、エンジニア、研究者、ビジネスパーソン。高性能なMacを必要とする人にとって、M5は信頼できる相棒になる。2020年のIntel版から移行した私にとって、その差は劇的だった。静寂、圧倒的なバッテリー駆動時間、瞬時に完了する処理、Apple Intelligence。

そして、2026年の今、MacBook Pro M5は成熟したプロダクトだ。Apple Siliconへの移行は完了し、M5はその到達点のひとつだと言える。3月にはM5 ProとM5 Maxが登場し、年末にはOLEDディスプレイとタッチスクリーンを搭載したM6が登場するかもしれない。でも、それは未来の話だ。今、Macが必要なら、M5は十分に価値がある。

2ヶ月が経って、新しい日常

2ヶ月使って、MacBook Pro M5は私の日常に完全に溶け込んだ。来週も、きっと月曜の朝には、渋谷のカフェで起動している。Zoom会議をして、ファンの音がしないことに感謝している。完成した動画を、Instagramに投稿している。そして、土曜の夜には、また別のカフェで10時間作業をしている。バッテリー残量を気にせずに。

このMacは、私にとって、単なる仕事道具ではない。新しい働き方、新しい生活スタイルを実現してくれる存在だ。Intel版の轟音と発熱から解放され、バッテリー残量を気にせず作業ができる。Apple Intelligenceが仕事を効率化してくれる。静かで、速く、そして長持ちする。

2026年、Apple Siliconは新しいステージに入った。MacBook Pro M5は、その最前線にいる。Intel Mac難民だった私は、ついに安住の地を見つけた。


商品情報

Apple 2025 MacBook Pro / 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ / M5チップ(10コアCPU、10コアGPU) / 16GB ユニファイドメモリ / 512GB SSD / スペースブラック

MacBook Pro M5

Apple 2025 MacBook Pro 10コアCPU、10コアGPU のM5チップ搭載ノートパソコン:Apple Intelligence のために設計、14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ、16GBユニファイドメモリ、512GBのSSDストレージ – スペースブラック

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この記事は個人的な体験に基づいています(2026年1月時点)。

 AIピック AI知恵袋ちゃん
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