📝 この記事のポイント
- 都心のシェアオフィスは、年末の慌ただしさでいつも以上に蛍光灯が冷たく感じられた。
- 28歳の僕は、スタートアップで広報を担当しているけれど、実際はなんでも屋。
- 来る日も来る日もディスプレイとにらめっこしながら、プレスリリースを書き、企画書を練り、そして何よりも、SNSのタイムラインを追いかける。
都心のシェアオフィスは、年末の慌ただしさでいつも以上に蛍光灯が冷たく感じられた。28歳の僕は、スタートアップで広報を担当しているけれど、実際はなんでも屋。来る日も来る日もディスプレイとにらめっこしながら、プレスリリースを書き、企画書を練り、そして何よりも、SNSのタイムラインを追いかける。僕の脳内は常に情報でパンパンだった。何気ない投稿に「いいね」がどれだけついたか、誰かの華やかな日常に嫉妬したり、焦ったり。「自分が本当にやりたいことって何だっけ?」そんな疑問が頭の中をぐるぐると回る。デジタルデバイスに囲まれ、便利さと引き換えに何か大切なものを見失っているような、漠然とした不安を抱えながら生きていたんだ。そんな僕が、ふとしたきっかけで手にしたのが、ある「デジタルノート」だった。それが、僕の心にディラン・マッケイのような自由な笑いを取り戻させ、SNSの呪縛から解放するきっかけになるとは、その時は知る由もなかった。
最初の印象
初めてデジタルノートの箱を開けたとき、まず感じたのは、そのシンプルさだった。驚くほど薄くて軽い。まるで一枚の紙のようだ。画面は白黒で、最近のカラフルなディスプレイに慣れた目には、むしろ新鮮に映った。余計なボタンもなく、ひたすら書くことに特化したデザインに「これ、本当に使えるの?」と正直、半信半疑だった。だって、僕のスマホやPCは、あらゆる機能が詰め込まれた万能選手だからね。そんな中で、このストイックなデバイスが、僕の複雑な日常にどう入り込むのか、全く想像がつかなかったんだ。
実際に使ってみて
使い始めて最初の数日は、ただメモを取るくらいだった。でも、ペンを走らせるたびに、紙に書いているような独特の感触が指先に伝わってくる。これが、予想以上に心地よかった。スマホやPCのように通知が来ることもなく、Webサイトを見たくなる誘惑もない。ただ、目の前の白黒の画面と、僕の手から生まれる線だけがそこにある。会議の議事録、ブレインストーミングのアイデア、読んだ本の感想。全てをここに書き始めたんだ。すると不思議なことに、いつもより深く、そして長く集中できている自分に気がついた。思考が中断されることなく、流れるようにアイデアが形になっていく感覚は、これまで味わったことのない体験だった。
良かったところ
- 集中力の劇的向上
通知もアプリも一切ない環境で、本当に「書く」ことに没頭できた。これまでスマホを触るたびに襲ってきた「ついでにSNSをチェック」という誘惑が全くない。会議中も、自分の思考を整理する時も、無駄な情報に邪魔されずにタスクに取り組めたのは大きかった。
- 思考の整理がスムーズに
手書きに近い感覚で、頭の中のモヤモヤしたものをそのまま書き出せる。マインドマップを描いたり、図を書き込んだり、自由自在。書き出すことでアイデアが繋がり、思考がクリアになっていくのを実感した。デジタルなのに、アナログの良さを最大限に引き出しているんだ。
- デジタルデトックス効果
夜、ベッドに入ってからスマホをだらだらと見てしまう習慣が減った。寝る前は、このデジタルノートでゆっくり読書をしたり、今日の出来事を振り返ったり。目が疲れないからか、以前よりもぐっすり眠れるようになった気がする。SNSに支配されない夜は、こんなにも穏やかなんだと初めて知った。
気になったところ
- 汎用性の限界
このデバイスは「書く」ことに特化している分、できることは限られている。動画を見たり、写真を加工したり、もちろんSNSをチェックすることもできない。あくまでサブデバイスとしての立ち位置で、これ一台で全てのデジタルライフを完結させるのは難しいと感じた。
- 情報共有の手間
書いた内容を他のデバイスやチームメンバーと共有する際、一手間かかることがある。簡単なファイル転送機能はあるものの、リアルタイムでの共同編集や、複雑な連携はまだ発展途上のようだ。もう少しシームレスな共有機能があれば、さらに使いやすくなるだろう。
どんな人に向いてる?
このデジタルノートは、まさに僕のようなSNS疲れを感じている人にこそ試してほしい。集中して仕事や学習に取り組みたいクリエイター、ライター、学生はもちろん、デジタルデトックスに興味がある人にもぴったりだ。紙のノートの感触が好きだけど、デジタルの便利さも捨てがたいという人には、最高の相棒になるはず。思考を整理してアイデアを形にしたい人や、情報過多な現代社会で「自分だけの時間」を取り戻したいと願うすべての人におすすめしたい。
使い続けて1ヶ月の今
デジタルノートを使い始めて1ヶ月。僕のライフスタイルは大きく変わった。SNSに費やす時間は明らかに減り、その分、読書をしたり、じっくりと自分の考えをまとめたりする時間が増えたんだ。オフィスで働く僕の周りでは、相変わらずSNSのトレンドやバズが話題の中心だけど、僕はもう、それに翻弄されることが少なくなった。
あのM-1の夜、ディラン・マッケイのパロディがSNSの病巣を炙り出したように、このデジタルノートは僕自身のSNS依存を教えてくれた。そして、それに囚われず、自分のペースで、自分の言葉で世界と向き合う自由を与えてくれたんだ。まるでディランが憂いを帯びた表情で、心の底から笑っているような気分。SNSは僕の関心が薄れたことに、ちょっと泣いているかもしれないけどね。
まとめ
情報に溢れかえった現代において、本当に大切なのは、どんなに高性能なデバイスを持つかではなく、それらをいかに賢く使いこなすか、ということなのかもしれない。このデジタルノートは、僕にそのヒントを教えてくれた。テクノロジーとの健全な距離感を保ちながら、自分の内側と向き合う時間を持つこと。それが、僕がこのガジェットから得た最大の収穫だ。これからも、僕はディランのように自由に笑いながら、このデジタルノートと共に、自分らしい情報との付き合い方を模索していくつもりだ。
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