📝 この記事のポイント
- CG漬けの毎日で、正直、昔の特撮映画って古臭いと思ってたんです。
- 精巧なCG映像に慣れきった目には、昭和の怪獣映画なんて子供騙しに見えて当然だと。
- でも、ある深夜にたまたま観た一本の映画が、私のそんな考えを根底から覆しました。
CG漬けの毎日で、正直、昔の特撮映画って古臭いと思ってたんです。精巧なCG映像に慣れきった目には、昭和の怪獣映画なんて子供騙しに見えて当然だと。でも、ある深夜にたまたま観た一本の映画が、私のそんな考えを根底から覆しました。それが、特撮の神様・円谷英二監督の『海底軍艦』。轟天号が発進するシーン、伊福部昭先生のあの壮大なテーマ曲が流れ、巨大な潜水艦が悠然と動き出す。その瞬間、背筋がゾクッとしたんです。鳥肌が止まらなくて。「これ、いつの映画だっけ?」って思わず調べたら、なんと1963年の作品!半世紀以上も前の映画が、こんなにも鮮烈な感動を与えてくれるなんて。私が今まで抱いていた特撮への偏見が、音を立てて崩れ去る瞬間でした。今日は、この『海底軍艦』のBlu-rayを観て、私がどんな衝撃を受け、なぜ今もこの作品が色褪せないのか、その理由を語らせてください。
最初の印象
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
【東宝特撮Blu-rayセレクション】海底軍艦
そもそも、私がこの作品に興味を持ったのは、ある特撮技術の解説動画がきっかけでした。CGがない時代に、ミニチュアや火薬、様々な撮影技術を駆使して、あんなにもリアルな映像を作り上げていたのかと感心して。それで、ふと子供の頃に親と観たゴジラシリーズを思い出して、昔の特撮映画をちゃんと観てみたいなと思ったんです。昔持っていたDVDは画質がイマイチで、細部まで見えなかった記憶があったから、どうせならと、高画質で楽しめるBlu-rayを探しました。届いたパッケージを手にした瞬間から、もうワクワクが止まらなくて。すぐに再生してみたら、予想をはるかに超える鮮明さに驚きました。本当にこれが1963年の映画なのかと、何度も確認してしまったほどです。
実際に観て分かったこと
観始めてすぐに分かったのは、やはり画質の素晴らしさです。私が知っていた昔の特撮映画とは完全に別物でした。ストリーミング版も高解像度らしいですが、このBlu-rayで観る映像は、本当にディテールがはっきり見える。海底軍艦の艦体の微細な構造、敵であるマンダの鱗の質感、そして丸ノ内が陥没する破壊描写の一つ一つが、驚くほどクッキリと映し出されるんです。CGとは違う、実物のミニチュアを撮影しているからこその「物体感」が、高解像度で際立つのがまた良い。古い映画なのに、まるで新作を観ているかのような、不思議な感覚に包まれました。
私が感動したポイント
この作品を観て、特に私が感動したのは以下の3点です。
- 息をのむ特撮の完成度と映像美
轟天号が発進するシーンや、マンダとの対決、都市の破壊など、特撮シーンの迫力は圧巻です。ミニチュアの精巧さ、爆破のリアリティ、そして何よりも「手作り」だからこその温かみと迫力が同時に伝わってきます。当時の技術で、これほどのスケールとクオリティを実現したことに、ただただ脱帽するばかりです。
- 深みのある人間ドラマ
正直、私は怪獣映画だと思って観始めたのですが、予想以上に人間ドラマが深く描かれていて驚きました。特に印象的だったのは、田崎潤さん演じる神宮司大佐の葛藤です。敗戦を受け入れられず、海底軍艦に執着する姿から、最終的に人類のために戦う決意をするまでの心の変化。そして、小林哲子さん演じるムウ帝国女帝の、高貴でありながらも孤独を抱えた姿。敵役なのに、なぜか彼女に感情移入してしまう場面もあって、敵味方を超えた人間としての信念が胸に迫りました。
- 伊福部サウンドと映像の完璧なシンクロ
伊福部昭先生の音楽が、特撮シーンの迫力を最大限に引き出しています。轟天号の重厚なテーマ、マンダが登場する時の緊張感あふれる旋律、丸ノ内が陥没するシーンの破壊的なサウンド。音楽が映像を、映像が音楽を互いに高め合っているんです。5.1chのRemix版では、轟天号のエンジン音が部屋中に響き渡るような臨場感で、まるで自分が作品の中にいるようでした。オーディオコメンタリーも収録されていて、特撮の裏話を知ると、さらに作品への愛着が深まります。
ここが惜しい!と感じた点
良いことばかり話しましたが、もちろん気になる点もありました。
- 現代とは異なるテンポ感
1963年の作品なので仕方ないのですが、やはり現代の映画に慣れていると、序盤の展開がゆっくりに感じるかもしれません。最初の30分くらいは、状況説明やキャラクター紹介に時間を割いているので、「早く海底軍艦が活躍するところが見たい!」と思ってしまうことも。Netflix世代には、少し退屈に感じる人もいるかもしれませんね。
- 少し物足りない怪獣の出番
この映画唯一の怪獣であるマンダの出番が、個人的にはもう少し欲しかったなと感じました。冷線砲であっさり倒されてしまうのは、ちょっともったいない。もっと大暴れする姿を見たかったというのが正直な気持ちです。でも、これは「もっとこの作品の世界に浸っていたい!」という、ポジティブな意味での不満かもしれません。
こんな人にこそ観てほしい
この『海底軍艦』Blu-rayは、こんな人にぜひ観てほしいです。
- 「昔の特撮なんて古臭い」という先入観がある人
- 円谷英二監督の作品や特撮技術に興味がある人
- 単なるエンターテイメントだけでなく、深い人間ドラマも求める人
- 迫力ある音響と映像で、映画の世界に没入したい人
- レトロな文化や映画の魅力を再発見したい人
観続けて数ヶ月、私の中で変わらない感動
このBlu-rayを手に入れてから数ヶ月経ちますが、私は何度もこの作品を観返しています。観るたびに新しい発見があって、特撮の細部や俳優さんたちの演技の奥深さ、ストーリーの伏線に改めて気づかされるんです。今では、私にとっての「定番」作品の一つになりました。
この作品は、単なる懐かしさで語るにはあまりにも惜しい、時代を超えた傑作です。半世紀以上前の作品でありながら、その完成度、音楽の素晴らしさ、俳優陣の演技、そして奥深いテーマは、現代の私たちにも強く響きます。
正直なデメリットも少しはありますが、それらを差し引いても、この作品の価値は揺るぎません。なぜこれほどまでに多くの人を魅了し、語り継がれてきたのか。その理由を、このBlu-rayの高画質でぜひ体感してみてください。きっと、あなたの映画観、そして特撮への認識が、私のようにガラリと変わるはずです。
【東宝特撮Blu-rayセレクション】海底軍艦
当サイトは、商品紹介の際にアフィリエイトプログラムを利用しています。リンク経由で商品を購入いただくと、当サイトに紹介料が入る仕組みです。
商品の価格・在庫状況・仕様は記事作成時点のものです。最新情報は各販売サイトでご確認ください。
記事内のレビューは筆者個人の体験・感想であり、効果を保証するものではありません。
📚 あわせて読みたい
続きをみる
海底軍艦Blu-rayレビュー | 半世紀前の特撮が今も色褪せない理由
特撮映画って古臭いと思ってた。CGに慣れきった目には、昭和の怪獣映画なんて子供騙しにしか見えなくて。でも、深夜にふと観た円谷英二の海底軍艦で、その考えは完全に変わった。続きをみる...
note(ノート)


コメント