📝 この記事のポイント
- 映画って、たまに予想外の出会いをくれるから面白い。
- 今回紹介するのは、1956年に公開された『宇宙人東京に現わる』っていう作品。
- 正直、「昭和30年代の映画なんて、今さら観て楽しいの?」って、最初は完全にバカにしてたんだ。
映画って、たまに予想外の出会いをくれるから面白い。今回紹介するのは、1956年に公開された『宇宙人東京に現わる』っていう作品。正直、「昭和30年代の映画なんて、今さら観て楽しいの?」って、最初は完全にバカにしてたんだ。だって、僕らが生まれたずっと前のモノでしょう? でも、とあるパッケージで見た、真っ赤な星型の宇宙人に目が釘付けになった。それも、あの岡本太郎がデザインしたっていうじゃないか。日本初のカラーSF映画で、今から70年近くも前の作品が、今の僕に何を語りかけてくるんだろう?そんな好奇心がムクムクと湧いてきて、気づけば観ることを決意していたんだ。
最初の印象
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宇宙人東京に現わる Blu-ray | 岡本太郎デザインの星型宇宙人に会える1956年
パッケージで見た、あの奇妙で魅力的な星型宇宙人。それが岡本太郎のデザインだと知った時、まず「これはただの古いSF映画じゃないぞ」って直感したんだ。でも、観る前にはやっぱり葛藤があったよ。「昔の映画って、画質も悪いだろうし、ストーリーもテンポが遅くて退屈なんじゃないか?」って。ネットで評価を探すと、「傑作ではない」とか「突っ込みどころ満載」なんて声もあって、さらに不安になったりもした。でも、一方で「当時の東京の景色が美しい」「異形の宇宙人にハッとさせられる」なんてレビューもあって、そのギャップがまた僕の興味をそそったんだ。古い映画だけど、何か特別な体験が待っているんじゃないかって、期待と不安が入り混じった状態だったね。
実際に観てみて
いざ観始めてみると、その最初の印象はあっという間に覆された。まず、想像以上に画質が綺麗で驚いたんだ。70年近く前のカラー映画なのに、発色が鮮やかで、まるで最近修復されたアート作品を観ているかのようだった。そして、スクリーンに現れた岡本太郎デザインの星型宇宙人。よちよちと歩き、日本の古い家屋の障子をガラッと開ける姿は、なんともシュールで、思わず笑っちゃうんだけど、同時にゾクゾクする不気味さもあったんだ。ストーリーは確かに突っ込みどころ満載で、「え、そんなことある!?」って思わずツッコミを入れたくなるシーンがたくさん。でも、そのゆるさや真面目ゆえの滑稽さが、逆にこの映画を特別なものにしてくれた。友達と一緒に茶々を入れながら観るのが、最高の楽しみ方だと気づかされたね。
良かったところ
この映画を観て、特に良かったと思ったところが3つあるんだ。
- 一つ目は、昭和30年代の東京をタイムスリップしたかのように体験できること。井の頭線の高井戸駅や木造の家屋、ぬかるんだ路地など、当時の生活感あふれる風景が、まるで記録映像のように鮮明に映し出されるんだ。映画の完成度を超えて、歴史資料としての価値がとんでもなく高いと感じたよ。
- 二つ目は、岡本太郎がデザインした宇宙人の存在感。星型の宇宙人が、日本の日常風景に溶け込むアンバランスさが最高なんだ。CGではない着ぐるみの質感が妙にリアルで、青白い燐光を残して消える演出も、今見ても独特の不気味さがあった。彼の芸術性が、映画のチープさとは異なる次元で光っているんだ。
- 三つ目は、予想をはるかに超える映像の鮮やかさ。古い映画だからと期待していなかった分、当時のカラー映画がこれほど鮮明に、細部まで表現されていたことに感動したよ。製作者たちの情熱と、現代の修復技術のおかげで、作品が新たな命を吹き込まれているのを感じたね。
気になったところ
もちろん、手放しで絶賛できるわけじゃない。気になった点も正直いくつかあったよ。
- まずは、脚本の整合性。今見ると、間の抜けたセリフや奇妙な展開が多くて、「なぜそうなる?」って突っ込みたくなるところが満載なんだ。真面目に作っているのに、現代のSF映画と比べると、どうしても物語としての深みや緊張感に欠ける部分があるのは否めないね。
- あとは、映画全体のテンポ。70年前の作品だから仕方ないんだけど、今のアクション映画やテンポの速い作品に慣れていると、少しゆったりと感じるかもしれない。セリフも説明的な部分が多くて、もしかしたら途中で眠くなっちゃう人もいるかもしれないね。でも、そのゆっくりとした時間の流れも、当時の雰囲気を味わう上では必要なものなんだと、観終わってからは思えるんだけどね。
どんな人に向いてる?
この映画は、正直なところ人を選ぶ作品だと思う。
- まず、昭和レトロな雰囲気や、昔の日本の街並みに興味がある人には、強くおすすめしたい。当時の東京の景色を見ているだけでも、十分楽しめるはずだよ。
- 次に、岡本太郎のアートや彼の作品に触れてみたい人。彼のデザインした宇宙人は、この映画でしか見られない貴重な存在だからね。
- あとは、完璧なストーリーや派手な特撮を期待するよりも、「味のある」「ちょっと変わった」映画体験を求める人。ツッコミどころを笑いに変えて楽しめるような、心の広い人ならきっとハマると思うよ。
観終えて数日経った今
『宇宙人東京に現わる』を観終えて数日経った今でも、あの星型宇宙人が障子を開ける姿や、昭和30年代の東京の風景が鮮明に目に焼き付いているよ。これは単なる古いSF映画というより、まるでタイムカプセルを開けたような、特別な体験だった。当時の人々が抱いていた未来への希望や不安、そして核廃絶のメッセージまで、今の僕たちにも通じる普遍的なテーマがそこにはあったんだ。正直、観る前はちょっと躊躇したけれど、この作品に出会えて本当に良かったと思っている。
まとめ
『宇宙人東京に現わる』は、単なるSF映画という枠を超えて、僕たちに多くの発見と感動を与えてくれる作品だった。岡本太郎デザインの宇宙人、予想以上の高画質、そして何より、失われた昭和30年代の東京の息吹を感じられる。完璧な作品とは言えないかもしれないけれど、その不完全さやチープさが、逆にこの映画の唯一無二の魅力になっているんだ。もしあなたが、少しでも古いものやアート、そして日本の歴史に興味があるなら、この映画はきっとあなたの心にも、何か温かくて懐かしい火を灯してくれるはずだよ。
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