📝 この記事のポイント
- 昔からミステリー小説は大好きだったのに、どうにも集中力が続かないのが悩みだったんだ。
- 話題作って聞けばついつい買っちゃうんだけど、気がついたら家のあちこちに積ん読の山…。
- 特に心理戦とか、描写が細かすぎるとすぐに「もういいや」ってなっちゃって。
昔からミステリー小説は大好きだったのに、どうにも集中力が続かないのが悩みだったんだ。話題作って聞けばついつい買っちゃうんだけど、気がついたら家のあちこちに積ん読の山…。特に心理戦とか、描写が細かすぎるとすぐに「もういいや」ってなっちゃって。そんな私が、最近とんでもない本に出会ってしまったんだよね。それが、呉勝浩さんの『爆弾』。最初は映画化のニュースを見て「ちょっと読んでみようかな」くらいの軽い気持ちだったんだけど、まさか私の読書習慣を根底からひっくり返すとは、夢にも思わなかったよ。正直、手に取る前は「本当に面白いのか?また積ん読が増えるだけじゃないの?」って半信半疑だったんだけど、読み始めたらもう止まらない。気付いたら夜中の3時で、完全に徹夜しちゃったんだ。この本、本当にヤバいから、ちょっと話を聞いてほしいな。
最初の印象
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爆弾 (講談社文庫 こ 90-6)
あの本を手に取ったのは、まさに衝動買いに近い感じだったな。映画化前に原作を読んでおきたいって気持ちと、レビューで「一気読み不可避」って言葉を見たのが決め手。忙しい毎日だから、細切れにしか読めないんだけど、それでもガツンと引き込まれる作品が欲しかったんだよね。試し読みで冒頭をチラッと覗いてみたら、もうその瞬間から引き返せなくなってた。いきなり謎かけが始まって、「え、何これ?」って頭の中がクエスチョンマークだらけ。次のページ、また次のページって、自然と指が動いてた。もうその時点で、これはただのミステリーじゃないぞって予感はしてたんだ。
実際に使ってみて
実際に読み進めてみて一番驚いたのは、取調室でのやり取りだけでこんなにもハラハラドキドキできるんだってこと。爆弾魔のスズキ・タゴサクっていう奴と、刑事たちの緊迫した会話が本当に生々しいんだ。このスズキって奴がまた、徹底的に嫌味で不気味なんだけど、めちゃくちゃ頭が切れる。読んでて「もう、いい加減にして!」ってイライラするんだけど、その一方で「次は何を仕掛けてくるんだ?」って、ページをめくる手が止まらないんだよね。
心理戦が複雑なのに、なぜかスッと頭に入ってくるのも不思議だった。作者の呉勝浩さんって映像学科出身らしいんだけど、そのせいか情景が目に浮かぶように描かれてるんだ。爆破シーンとか、まるで映画を観てるみたいに、本当に目の前で起きてる感覚になったよ。
あと、意外だったのは警察組織の描写がすごくリアルだったこと。上層部と現場の温度差とか、組織内の人間関係とか、フィクションなのにすごく身近に感じられて、物語にグッと引き込まれた。ただの謎解きミステリーじゃなくて、人間関係や社会の仕組みまで考えさせられる深さがあったんだ。読み終わった後も、ずっと頭の中で登場人物たちのことがぐるぐるしてたよ。
良かったところ
私がこの本を読んで「これはすごい!」って思ったのは、主にこの3点かな。
- 圧倒的な没入感と緊張感: 取調室という閉鎖的な空間での会話劇が、ここまで読者を物語に引き込むとは想像以上だった。ページをめくるたびに、呼吸を忘れるくらいの緊張感に包まれるんだ。
- 登場人物たちの生々しい心理描写: 特に爆弾魔スズキのキャラクターが強烈で、彼の言葉一つ一つが読者の心に突き刺さる。刑事たちの葛藤や人間味も深く描かれていて、登場人物全員に感情移入しちゃうんだよね。
- 巧みな構成と伏線回収: 物語のプロットが本当に練られてて、細部にまで散りばめられた伏線が、終盤に向かって見事に回収されていくんだ。読了後に「なるほど!」って膝を打つ瞬間がたまらない。
気になったところ
もちろん、どんなに面白い本でも、少し「ん?」って思う部分はあるよね。この本も、個人的には2点ほど気になったところがあったんだ。
- 独特の文体表現: 心理描写がかなり硬質に感じられる部分があったんだよね。「誰が誰に言ってる言葉か分かりにくい」って感じる場面もいくつかあって、私も2、3回読み返したことがある。すんなり頭に入ってくるタイプではないかも。
- 物語のテンポ感: 伏線ではない、ちょっと余分に感じるストーリーが挿入されているように思ったかな。確かに物語を豊かにする要素ではあるんだけど、「これ、今必要?」って思っちゃう場面も正直あったんだ。
どんな人に向いてる?
この『爆弾』は、こんな人にぜひ読んでほしい!
- ミステリーは好きだけど、最近マンネリ気味だと感じてる人
- 読書が途中で飽きちゃう、集中力が続かないことに悩んでる人
- 映画を観るように、映像が目に浮かぶような読書体験をしたい人
- ハラハラドキドキする展開で、一気に物語の世界に引き込まれたい人
- 単なる謎解きだけじゃなく、人間の深層心理や社会構造にも触れる作品を求めている人
きっと、あなたの読書観を良い意味で裏切ってくれるはずだよ。
読み終えて数週間の今
あの徹夜から数週間経った今でも、『爆弾』が私に与えた衝撃は忘れられないんだ。物語の余韻が長く続いて、登場人物たちのセリフや行動、そして彼らが抱える問題提起について、何度も頭の中で反芻してる。この本を読んでから、他のミステリー作品を読むときの視点が変わった気がするんだ。深さとか、構成の巧みさとか、以前よりも色々なことに気づけるようになった。積ん読だった他の本にも、もう一度挑戦してみようかなって思えるくらい、私の読書に対するモチベーションを上げてくれた一冊だよ。
まとめ
呉勝浩さんの『爆弾』は、ただのミステリー小説じゃない。読書が続かない私を、文字通り夜通し引き込んだ衝撃の作品だった。もちろん、少し独特の文体や気になる点がないわけじゃないけど、それを差し引いても読む価値は十分すぎるほどあるんだ。あの圧倒的な緊張感とスリル、そして読み終えた後に深く考えさせられるテーマ性は、本当に体験する価値がある。もしあなたが「最近面白い本に出会えてないな」とか「ミステリーの新しい扉を開きたいな」って思っているなら、ぜひこの『爆弾』を手に取ってみてほしい。きっと、私と同じようにあなたの読書体験を揺さぶる一冊になるはずだよ。
爆弾 (講談社文庫 こ 90-6)
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呉勝浩の『爆弾』レビュー | 3ヶ月で分かった買うべき人
ミステリー好きなのに読書が続かない。話題作を買っても途中で飽きて積ん読。そんな自分がいた。呉勝浩の『爆弾』を手に取ったのは映画化のニュースを見たから。江戸川乱歩賞作家で吉川英治文学新人賞も受賞してる。実績は十分。でも正直、1,067円出して失敗したらなって思った。続きをみる...
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