📝 この記事のポイント
- 10月30日の深夜、僕は渋谷のセンター街にいた。
- 終電を逃してしまった、という情けない理由で。
- まさかこんな状況に陥るとは夢にも思っていなかったんだけど、僕の目の前には、おびただしい数の「何か」が蠢いていたんだ。
10月30日の深夜、僕は渋谷のセンター街にいた。終電を逃してしまった、という情けない理由で。まさかこんな状況に陥るとは夢にも思っていなかったんだけど、僕の目の前には、おびただしい数の「何か」が蠢いていたんだ。ゾンビ、魔女、ナース、全身タイツの男。みんながスマホを掲げて、来るべきその瞬間を待ち構えている。そう、10月31日、0時0分。ハロウィンという名の、カウントダウン。
最初はただ呆然と見ていたんだ。スマホを取り出して、この異様な光景を写真に収めようとした。でも、なんだかそれでは物足りない気がしたんだよね。この熱狂の渦に、もっと深く飛び込みたい。ただの傍観者ではなく、この瞬間の空気を丸ごと切り取りたい。そんな衝動に駆られて、僕は急いで近くの店に駆け込んだ。手に取ったのは、手のひらに収まるサイズの、ごくシンプルなガジェット。小さくて、丈夫そうで、何より操作が簡単そうだった。あのカオスの中で、複雑な操作は不可能だと直感したんだ。僕はそれを握りしめて、再び群衆の中へ。そして、みんなが一斉に叫び始めた。
最初の印象
あのガジェットを手に取った最初の印象は、「こんなに小さいのに大丈夫?」だった。本当に手のひらにすっぽり収まるサイズで、おもちゃみたいに見えたんだ。正直、衝動買いだし、そこまで期待はしていなかった。でも、実際に手にしてみると、意外とずっしりとした重みがあって、頑丈なボディに安心感を覚えた。操作ボタンもたった数個。直感的に「これは、いけるかもしれない」って思ったんだ。あの渋谷の無法地帯で、繊細な操作を要求するようなものは使い物にならない。このシンプルさが、きっと僕の相棒になってくれるはずだと感じたよ。ポケットに入れても全然かさばらないし、これなら混雑した場所でも邪魔にならないだろう。
実際に使ってみて
23時59分55秒。人々のカウントダウンが始まった瞬間に、僕は迷わず録画ボタンを押した。もう、ほとんど考える間もなかったね。「5!」「4!」「3!」「2!」「1!」そして─「0時0分!」まるで時限爆弾が爆発したかのように、渋谷全体が歓声と奇声に包まれた。僕の手の中のガジェットは、そのすべてを、ただ静かに記録し続けていたんだ。
スマホで撮るのと決定的に違ったのは、自分が「撮っている」という意識よりも、「体験している」という意識が圧倒的に強かったこと。片手で持っても邪魔にならないし、何ならリュックのストラップに付けておけば、両手が空く。だから僕は、周りの熱狂に身を任せて、時にはゾンビと一緒に踊ったり、バナナの着ぐるみが宙を舞うのをただ見上げたりすることができたんだ。そのすべてが、僕の相棒ガジェットの中に、広角レンズを通してリアルタイムで保存されていく。人混みの中でも、手ブレを気にすることなく、あの狂乱の瞬間をありのままに捉えてくれたのは、本当に驚きだったよ。
良かったところ
- とにかく手軽だったこと
ポケットからサッと取り出して、ボタン一つで録画開始。混雑した場所でも、片手で簡単に操作できたのが本当に助かった。スマホだと落とさないかとか、バッテリーが持つかとか、色々心配になっちゃうんだけど、そんな心配は一切いらなかったね。
- 広範囲を捉える画角
渋谷のスクランブル交差点やセンター街を埋め尽くす人々の群れを、まるごと一枚の映像に収められたんだ。まるでその場にいるかのような臨場感が半端なかったよ。普通のスマホカメラだと、どうしても画角が狭くなりがちだけど、これならあの熱気を余すことなく記録できた。
- 想像以上のタフさ
人混みで何度もぶつかったり、多少の雨粒がかかったりしても全く問題なかった。多少の衝撃や水濡れなんてへっちゃら、みたいな顔をしていて、まさにハロウィンの無法地帯に連れて行くにはぴったりの相棒だったよ。バッテリーも夜通し撮影しても余裕だった。
気になったところ
- 暗い場所での画質
深夜の渋谷だったから、どうしても暗い場所での映像はノイズが目立っちゃったかな。明るい昼間なら問題ないんだろうけど、あの熱狂的な夜景をクリアに記録するのは、ちょっと厳しかった。
- 音質の限界
ものすごい騒音の中だったから仕方ないんだけど、人の声や特定の音をクリアに拾うのは難しかった。全体的な「ワアアアア!」という喧騒は捉えられていたけど、細かい会話やBGMなんかは埋もれてしまったね。
どんな人に向いてる?
このガジェットは、僕みたいに「非日常」を体感しつつ、それをしっかりと記録に残したい人には最高の相棒だと思う。例えば、フェスやライブ、旅行先の絶景を自分の目で見ながら、同時にその興奮を映像に残したい人。あるいは、子どもの運動会や発表会で、スマホで撮ることに集中しすぎて、結局リアルタイムで体験できなかった、なんてことを避けたい親御さんにもおすすめできる。とにかく、手を煩わせることなく、目の前の出来事に没頭しながら記録できるってのが最大のメリットだね。
使い続けて数週間の今
あの夜、渋谷で手に入れたこの小さな相棒は、今では僕の日常のちょっとした「非日常」を切り取るツールになっている。散歩中に見つけた美しい夕焼け、友達との他愛もない会話、通勤途中でふと目にした面白い光景。スマホで撮るほどではないけど、心に留めておきたい瞬間ってあるじゃない?そんな時に、サッと取り出して記録するようになったんだ。あの10月31日、0時0分のカオスを乗り越えただけあって、すっかり僕のライフスタイルに溶け込んでいる。あの夜の混沌とした熱狂を、僕はこのガジェットのおかげで、何度でも追体験できるんだ。
あの夜、僕は渋谷で、ハロウィンという奇妙な社会現象を目撃した。そして、その熱狂の渦の中で、この小さなガジェットと出会った。それは単なる記録媒体ではなく、僕がその瞬間に深く没入し、そして後から何度でもその感情を呼び覚ますための「鍵」だったんだ。僕の体験を、より豊かに、より鮮明にしてくれる存在。あの夜の渋谷は、僕にとって、新しい「体験の形」を教えてくれた場所になった。
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