📝 この記事のポイント
- 深夜2時、静まり返った部屋に「ガチャガチャ…」という音が響き渡り、私は飛び起きました。
- 最初は夢か隣人の物音かと思いましたが、耳を澄ますと、それは明らかに私の部屋のドアノブを回す音でした。
- 心臓がドクンと音を立て、体中が凍りついたように動かなくなりました。
深夜2時、静まり返った部屋に「ガチャガチャ…」という音が響き渡り、私は飛び起きました。最初は夢か隣人の物音かと思いましたが、耳を澄ますと、それは明らかに私の部屋のドアノブを回す音でした。心臓がドクンと音を立て、体中が凍りついたように動かなくなりました。誰かが、私の部屋に侵入しようとしている。その事実が、恐ろしすぎて思考停止状態に陥りました。でも、その時、わずか1ヶ月前に取り付けたばかりのドアチェーンと補助錠の存在が頭をよぎり、それだけが私の支えでした。しばらくして物音は止み、侵入者は諦めて去っていったようですが、翌朝確認したドアノブには、痛々しい傷が残されていました。
この日を境に、私の人生は大きく変わったんです。それまでどこか「自分だけは大丈夫」と思っていた一人暮らしの防犯意識は、音を立てて崩れ去りました。あの夜の恐怖は、決して忘れることができません。でも、その恐怖が、私に「本当に大切なこと」を教えてくれたんだと今は思っています。この記事では、私がその経験を通して、どうやって日々の安心を手に入れていったのかを、正直な気持ちで話していこうと思います。
最初の印象
あの事件が起きるまで、私にとって「防犯対策」って、どこか他人事だったんです。テレビで物騒なニュースを見ても、「都会の話でしょ」「自分は田舎住まいだし」なんて思っていました。せいぜい鍵をしっかり閉めるくらいで、それ以上のことは「大げさかな」「そこまでしなくても」って。正直、お金がかかるイメージもあったし、何から手をつければいいのかも分からなくて、見て見ぬふりをしていた部分も大きかったと思います。
一人暮らしの部屋は1階の角部屋で、オートロックもない。毎朝同じ時間に出かけて、夜もだいたい同じ時間に帰る、規則正しい生活。郵便受けも、ついチラシが溜まりがちで……。今思えば、私自身が「狙われやすい部屋」の典型だったんですよね。まさか自分がターゲットになるなんて、露ほども思っていませんでした。そんな油断と無関心が、あの夜の出来事を招いてしまったんだと、今ならよく分かります。
実際に使ってみて
あの夜の経験から、「もう二度とあんな思いはしたくない」という強い気持ちで、私は防犯対策に本気で向き合うことを決めました。最初は「何から始めればいいんだろう?」って途方に暮れたんですけど、色々な情報を集めて、自分にできることから一つずつ試していったんです。
まず取り組んだのは、生活習慣の見直し。これまで毎日同じ時間に出入りしていたのを、週に何回かは時間をずらしたり、たまに電気をつけっぱなしにして外出したり。「在宅を装う」って意識するようになってからは、ちょっとした工夫で普段の生活が変化しました。郵便物も毎日チェックするようになったし、長期で家を空ける時は郵便局のサービスを活用するのも当たり前になりました。
それから、やっぱり「人の目」って大きいんだなって実感しましたね。以前はご近所さんとの挨拶もそこそこに済ませていたのが、積極的に声をかけるようになりました。顔見知りが増えると、お互いに不審な人を見かけたら気づきやすいし、安心感が全然違います。
あとは、情報管理にも気を配るようになりました。SNSで気軽に「旅行に行ってきます!」とか、「引っ越しました!」なんて投稿していたのをやめて、位置情報もオフに。宅配便の不在票も「留守です」って教えてるようなものだから、宅配ボックスやコンビニ受け取りを活用するようになりました。
こうやって一つずつ行動に移していくうちに、「防犯対策」って、特別なことじゃなくて、日々の生活の中の「ちょっとした意識と工夫」なんだなって気づいたんです。
良かったところ
防犯対策を始めて、本当に良かったなって思うことはたくさんあります。
- 精神的な安心感が段違いになったこと
何よりも大きいのは、夜ぐっすり眠れるようになったことです。以前はちょっとした物音にもビクビクしていましたが、今は安心して休めます。家にいる時も、外出する時も、漠然とした不安がなくなって、気持ちがすごく楽になりました。
- 日常生活にメリハリが生まれたこと
毎日郵便物をチェックしたり、週に数回は違う時間に帰ったり、ご近所さんに挨拶したり。これらが日常のルーティンになって、むしろ生活に良いリズムが生まれました。ただ漠然と過ごすのではなく、一つ一つの行動に意味があると感じられるようになりました。
- 自分自身の意識がアップデートされたこと
以前は「誰かが守ってくれる」とか「警察に頼めばいい」なんて甘い考えがあったんですけど、今は「自分の身は自分で守る」という意識が芽生えました。情報リテラシーも高まったし、危機管理能力も自然と身についた気がします。これは、防犯以外の面でもきっと役立つスキルになったと思います。
気になったところ
もちろん、防犯対策を実践する中で、ちょっと「ん?」と思ったこともいくつかあります。
- 始めるまでのハードル
やっぱり、最初の一歩を踏み出すのが一番大変でした。「面倒くさい」「時間がない」なんて言い訳をして、なかなか行動に移せなかった自分もいました。あの夜の出来事がなければ、未だに何もしていなかったかもしれません。この「最初の一歩」をどう乗り越えるかが、継続の鍵だと感じます。
- 継続することの難しさ
一度始めても、常に意識し続けるのは意外と大変です。たまにうっかり郵便物をチェックし忘れたり、SNSでつい余計なことを書きそうになったり。完璧にこなすのは難しいけど、「まぁいっか」と諦めずに、意識を保ち続ける努力が必要だと感じます。
どんな人に向いてる?
私が経験したような恐怖を誰にも味わってほしくないから、特にこんな人にこそ、防犯対策を始めることをおすすめしたいです。
- 一人暮らしを始めたばかりで、何から手をつけていいか分からない人
- 漠然と「防犯」が気になっているけど、行動に移せていない人
- 「自分だけは大丈夫」と思っている、かつての私のような人
自分の身は自分で守る意識を持つことが、何よりも大切です。少しでも不安を感じるなら、ぜひ、できることから始めてみてください。
使い続けて1年の今
あの夜から約1年が経ちました。今では、防犯対策は私の生活の一部としてすっかり定着しています。玄関のドアチェーンと補助錠を閉めるのはもちろん、カーテンの開閉、郵便物の確認、ゴミ出しのタイミング、近所の人との挨拶……。これらはもはや「防犯対策」という意識を超えて、ごく自然な日常の習慣になりました。
「あの夜」があったからこそ、私は「安心」というかけがえのないものを手に入れることができました。それは、高価な防犯グッズで得られるものだけじゃなく、自分の意識を変え、行動することで得られた本当の安心感です。
結局のところ、犯罪者は「面倒な部屋」を避けるものです。あなたの部屋を「狙いにくい部屋」にすることが、最大の防犯対策になります。あの時の私のように「大げさかな」と思っているあなたも、まずは「0円でできること」から、少しずつ始めてみませんか? きっと、想像以上に大きな安心感を手に入れられるはずです。
もし一人で不安を感じるなら、地域の警察署に相談してみるのも良いですよ。防犯診断を無料でしてくれるところもありますから。安全は、日々の意識と行動の積み重ねから生まれるんだと、私は心から思います。
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