私、『変な生き物』に魅せられて。娘と出会った一冊が私の凝り固まった心を溶かした話

📝 この記事のポイント

  • 「今日はどんな絵本を読んであげようかな?」と、当時3歳の娘と本屋さんを訪れた日のことです。
  • できれば王道の、いわゆる「普通の」動物が出てくる絵本を選んで、動物の名前を覚えさせたいなと思っていました。
  • ところが、娘は絵本コーナーの片隅にあった一冊を抱きしめて離そうとしません。

「今日はどんな絵本を読んであげようかな?」と、当時3歳の娘と本屋さんを訪れた日のことです。できれば王道の、いわゆる「普通の」動物が出てくる絵本を選んで、動物の名前を覚えさせたいなと思っていました。ところが、娘は絵本コーナーの片隅にあった一冊を抱きしめて離そうとしません。それは、私の想像をはるかに超える、奇妙な生き物が描かれた絵本でした。「なんだこれは…」正直、困惑しました。その生き物は、頭は可愛い猫なのに、手は蛇のようにうねり、足はタコのように吸盤だらけ。明らかに私の基準からすれば「変な生き物」です。最初は渋ったものの、娘の瞳がキラキラ輝いているのを見て、結局その絵本を買うことに。そして読み聞かせを始めてすぐに、私は気づいてしまったんです。この絵本は、子どもたちだけでなく、私のような大人の心の奥底に眠る、凝り固まった価値観さえも、じんわりと溶かしてくれる魔法のような力を持っていることに。

目次

最初の印象

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初めてその絵本を開いた時、私の脳裏には「常識」という言葉が渦巻いていました。頭は猫で、手はするどいヘビ、足はニョロニョロしたタコ。こんなに自由奔放な組み合わせの生き物を、私はそれまで見たことがありませんでした。「かわいい」という概念とはかけ離れていて、正直、少し不気味に感じたほどです。娘がこの「変な生き物」をどう捉えるのか、むしろ変に怖がったりしないかと少し心配にもなりました。一般的な動物の絵本とは全く違う世界観に、大人の私はどう反応していいのか分からず、ただただ戸惑いを隠せませんでした。

読み聞かせを通じて

読み聞かせを始めてみれば、私の心配は杞憂に終わりました。娘は初めて会う「変な生き物」に大興奮。「ギュスくん!」と、物語に登場するその生き物のことを呼んで、毎晩の読み聞かせを楽しみにしてくれるようになりました。最初は私自身も、娘のためにと義務感で読み聞かせをしていたのですが、回数を重ねるうちに、だんだんその自由な世界観に目が離せなくなっている自分に気づきました。この「変な生き物」は、周りの評価を気にすることなく、ただ自分らしく生きている。その姿を見ていると、いつの間にか私まで、ギュスターヴくんの自由な生き方に憧れるようになって、ふと笑顔になっていたのです。

良かったところ

  • 子供の想像力を刺激し、多様性を自然に受け入れる心を育んでくれるところです。既存の「こうあるべき」という枠にとらわれない発想が身につきます。
  • 親である私自身の固定観念や「こうあるべき」という考えを、優しく、しかし確実に解きほぐしてくれたことです。心の柔軟性を取り戻せました。
  • 親子間の会話のきっかけがぐんと増えました。一緒に「変な生き物」について語り合い、共通の「お気に入り」ができたことが何よりも嬉しいです。

気になったところ

  • 一般的な「かわいい」動物の絵本を探している人にとっては、最初の見た目のインパクトが強く、手に取るのを躊躇してしまうかもしれません。見た目だけで判断してしまうと、この絵本の持つ魅力を見逃してしまう可能性があります。
  • 物語が一般的な起承転結とは少し異なり、解釈を子供任せにするところもあります。そのため、親がどう説明していいか迷う場面があるかもしれませんが、それもまた想像力を刺激する要素だと捉えることもできます。

どんな人に向いてる?

  • お子さんの自由な発想力や創造性を大切にしたい親御さんには特におすすめです。
  • 自分自身の固定観念に縛られていると感じ、少し新しい視点や心の柔軟性が欲しい大人の方にも、きっと心に響くものがあるはずです。
  • ユニークで、読んだ後にじんわりと心に残るような絵本を探している方にもぴったりでしょう。
  • 親子で一緒に「変なもの」の魅力を発見し、語り合いたい家族にも、かけがえのない体験をもたらしてくれます。

読み続けて数ヶ月の今

娘は相変わらず「ギュスくん!」と、絵本を抱きしめて私の元へやってきます。そのたびに私も笑顔になり、すっかり読み聞かせは我が家の日常に溶け込んでいます。読み続けて数ヶ月が経った今、私自身の「変な生き物」への見方は完全に変わりました。最初の困惑は消え去り、むしろ多様な存在を受け入れ、肯定的に捉えられるようになったのです。なんだか心が軽くなったような気がします。

この絵本との出会いは、私たち親子にとって、ただの物語の読み聞かせ以上の意味を持ちました。それは、既存の枠にとらわれず、自分らしく生きることの尊さを教えてくれる時間。そして「変なもの」の中にも、無限の可能性と美しさがあることを、私たちにそっと教えてくれたのです。もしあなたが、ちょっとした心の変化や、新しい視点との出会いを求めているなら、ぜひこの「変な生き物」たちの世界を覗いてみてください。きっと、あなた自身の「固定観念」が、じんわりと溶け出すのを感じるはずです。

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