📝 この記事のポイント
- 「プログラミングは仕事でやってるから、電子工作なんて余裕っしょ!」 そう高を括っていた、過去の私に教えてあげたいことがあります。
- YouTubeの動画みたいに、半田ごて片手にサクッとLEDを光らせてニヤニヤしたいだけだったのに、私はとんでもない本を手にしてしまいました。
- タイトルは「入門以前」とあって、いかにも初心者向け。
「プログラミングは仕事でやってるから、電子工作なんて余裕っしょ!」
そう高を括っていた、過去の私に教えてあげたいことがあります。YouTubeの動画みたいに、半田ごて片手にサクッとLEDを光らせてニヤニヤしたいだけだったのに、私はとんでもない本を手にしてしまいました。タイトルは「入門以前」とあって、いかにも初心者向け。これなら基礎からしっかり学べるだろうと、ルンルン気分でポチったんです。まさか、それが私の電子工作ライフを、良くも悪くも大きく変える一冊になるとは夢にも思っていませんでした。だって、本当に基礎知識ゼロだったんだもん。今から電子工作を始めたいと思ってるなら、私のちょっと変な回り道が、もしかしたら参考になるかもしれません。
最初の印象
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改訂新版 電子工作入門以前
届いた本を開いて、最初の数ページで「あれ?」と違和感。次のページ、また次のページと読み進めるうちに、その違和感は確信に変わりました。「これ、入門書じゃない…教科書だ!」と。第一章はなんと80ページにもわたる電気の歴史。ファラデーやマクスウェル先生が電磁気学の方程式と格闘する様子が、まあ丁寧に書かれていること。いやいや、私はただLEDをピカピカさせたいだけなんですけど!オームの法則とかキルヒホッフの法則とか、高校で物理を選択しなかった私には完全に呪文です。正直、「やっちまった…」と、かなり落ち込みましたね。
実際に使ってみて
でも、ここで諦めるのは悔しいじゃないですか。だって、せっかく買ったんだし、電子工作への情熱はまだ残ってる。だから、思い切って第5章まで飛ばして、いきなり実践編から始めてみることにしました。回路図を前に「えいや!」と部品を繋いでみたら、なんとLEDが光ったんです!感動ですよ、本当に。それから、音を出したり、ラジオを作ったり。動くものが自分の手で作れるって、こんなに面白いんだと夢中になりました。ただ、回路図が読める前提で話が進むので、途中で「これじゃダメだ」と限界を感じて、結局最初の章に戻って基礎を勉強し直す羽目になりましたけどね。やっぱり急がば回れ、か。
良かったところ
この本、めちゃくちゃハードルが高いのは事実なんですけど、使い方を工夫すれば最高の「教科書」になります。
- 徹底的な基礎固めができる
遠回りだと思ってた電気の歴史や電磁気学の話も、実践と行き来するうちに少しずつ意味がわかってくるんです。結果的に、単なる「動くものを作る」だけじゃなく、「なぜそう動くのか」という原理まで理解できるようになりました。
- 応用力が身につく
「入門以前」という名の通り、かなり本質的な内容が書かれているので、この本で得た知識は他の電子工作プロジェクトにも応用が効きます。ちょっと難しいと感じる新しい回路図を見ても、臆せず挑戦できるようになりました。
- 達成感が半端ない
正直、途中で何度も挫折しそうになりましたが、それでも一歩一歩進んで、最終的にLEDを光らせたり、ラジオを作ったりできた時の達成感は格別です。これは、簡単な入門書では味わえない、一歩上の喜びでした。
気になったところ
もちろん、手放しで褒められるわけではありません。特に初心者の私には、いくつかの「壁」がありました。
- 実践までの道のりが長い
第一章の電気の歴史から始まり、基礎理論が続くので、実際に手を動かすまでにかなりのページ数を読み進める必要があります。モチベーションを維持するのが結構大変で、「早く何か作りたい!」という人には向かないかもしれません。
- 知識ゼロからだと理解が難しい
いくら「入門以前」とはいえ、最低限の物理や数学の知識が頭に入っていると、もっとスムーズに読み進められただろうなと感じました。完全にゼロからだと、専門用語のオンパレードに圧倒されて、途中で投げ出したくなるかもしれません。
どんな人に向いてる?
私の経験からすると、この本は以下のような人に特におすすめできます。
- 時間はかかっても、電気・電子の基礎をじっくり深く学びたい人
- 将来的に自分オリジナルの回路を設計したり、もっと複雑なものを作ってみたいという向上心がある人
- 一度挫折しても、粘り強く勉強を続けられる根気強い人
- 「なぜ?」という知的好奇心が旺盛で、原理から理解したいタイプの人
逆に、「いますぐ何か作ってみたい!」「難しい理論は後回しでOK」という人には、もっと写真や図が多くて、実践中心の入門書から始めるのが良いかもしれません。
使い続けて2ヶ月の今
使い始めて約2ヶ月。今では簡単な回路図なら自分で設計できるまでになりました。あの時「やっちまった!」と思った本が、まさかここまで私のスキルアップに貢献してくれるとは。当初の目的だったLEDを光らせるなんて、もう朝飯前ですよ。むしろ、光らせたLEDを使って何ができるかな?とか、もっといろんなセンサーを組み合わせてみたら面白いんじゃないか?とか、次のステップを考えるのが楽しい毎日です。この本は「入門書」ではなく、まさに「教科書」。私の電子工作ライフを、基礎からしっかりと支えてくれる頼もしい一冊になりました。
この本との出会いは、まさに予想外の回り道でした。でも、そのおかげで、ただLEDを光らせる以上の、電子工作の奥深さや楽しさに触れることができました。もしあなたが電子工作に興味があって、じっくりと本質から学びたいと思っているなら、この「教科書」に挑戦してみる価値は十分にあると思います。最初は戸惑うかもしれませんが、諦めずに食らいつけば、きっと私のように新しい世界が拓けるはずです!
改訂新版 電子工作入門以前
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「基礎知識ゼロでLED光らせたかったのに、大学の教科書を買ってしまった話」
「YouTubeの電子工作動画みたいに、簡単にLEDピカピカさせたいだけなのに...」プログラミングは仕事でやってるから自信があった私。次は電子工作だ!と意気込んで「入門以前」というタイトルに惹かれて購入した本書。届いてページを開いた瞬間、後悔しました。続きをみる...
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