40歳、マンション購入記。僕が理想の住まいと向き合った日々

📝 この記事のポイント

  • この歳になると、周りも色々な選択をしていて、「人生の分岐点」なんて言葉が頭をよぎるんだ。
  • 結婚とか、転職とか、親の介護とか、そして、やっぱり「家」のこと。
  • それまでは賃貸マンションで気ままに暮らしていたんだけど、ある日突然、僕の心に「新築マンションを買おう」という決意が芽生えたんだ。

人生の節目って、誰にでもあるものだよね。僕の場合、それが40歳だった。この歳になると、周りも色々な選択をしていて、「人生の分岐点」なんて言葉が頭をよぎるんだ。結婚とか、転職とか、親の介護とか、そして、やっぱり「家」のこと。それまでは賃貸マンションで気ままに暮らしていたんだけど、ある日突然、僕の心に「新築マンションを買おう」という決意が芽生えたんだ。きっかけは、隣の部屋から聞こえてくる謎の打撃音。まさか、太鼓の練習じゃないだろうけど、もう限界だなって。そんな些細な理由で、僕は人生最大の買い物に踏み出すことになったんだ。初めて足を踏み入れた不動産屋で、僕を待ち受けていたのは、理想と現実の厳しいギャップだった。

目次

最初の印象

初めての不動産屋は、なんだか戦場の入り口みたいだったよ。きらびやかな受付の向こうから、20代後半くらいの営業マンが満面の笑みで迎えてくれた。「田中」さんと名札にあった彼は、僕を見るなり「投資用ですか、それとも実需ですか」って。実需って何?って聞いたら、「ご自身で住むってことですよ」って教えてくれたんだけど、もうこの時点で専門用語の洗礼。大人の世界ってやつか。

そして、彼が次に聞いてきたのは「ご予算は?」だった。僕は素直に、当時考えていた金額を伝えたんだけど、途端に彼の笑顔が微妙に曇ったんだ。どうやら僕の考えは、新築マンションの世界ではかなり厳しいレベルだったらしい。「それだと、ちょっと郊外になりますが、良い物件があります」って言われた時の、「郊外」という響き。僕の頭の中では警報が鳴り響いたね。

実際に物件を見てみて

田中さんが案内してくれた最初の物件は、駅から歩いて20分弱の新築マンションだった。正直、「え、結構歩くね」って言ったら、「お客様の健康のためにもちょうど良い距離ですよ」だって。健康のためのウォーキングと、面倒な移動時間は全く別物だろって心の中で突っ込んだよ。

物件自体は、ピカピカで確かに新築だった。でも、周りを見回してもコンビニ一つ見当たらない。「一番近いコンビニは?」って聞くと、「駅前にございます」って。つまり、あの20分弱歩いた先か。牛乳買うのに往復40分近くかかるマンションには、さすがに住めないって思ったね。

二軒目は、駅から少しだけ近くなった。進歩だ。でも今度は部屋が狭い。リビングにソファを置いたら、もう他の家具を置くスペースがほとんどないんだ。キッチンも一人分の料理を作るのがやっとの広さで、冷蔵庫の置き場すら悩むレベル。田中さんは「コンパクトで機能的な間取りです」って説明してくれたけど、僕にはただただ「狭い」としか思えなかった。そして、もしこの部屋を借りたら、毎月の支払いが家計をかなり圧迫することが分かって、途方に暮れたよ。

三軒目で田中さんが出してきたのは、築数年の中古物件。ほとんど新築に近い感覚だし、予算にも収まりそうだ。場所も駅から歩いてすぐで、これならって思ったんだけど、見に行ったら前の住人がペットを飼っていた形跡が残っていたんだ。壁に爪痕のようなものがあって、微妙な匂いも…。リフォームすれば大丈夫って言われたけど、その費用を考えると、結局は最初から新築の狭い物件と大差ない出費になる。本当に難しい選択だなって思ったよ。

良かったところ

  • 自分のライフスタイルを見つめ直せたこと

マンション探しって、単に物件を見るだけじゃなくて、自分がどんな暮らしをしたいのか、何が譲れないのかを徹底的に考えるきっかけになったんだ。駅からの距離、部屋の広さ、新しさ、そしてもちろん支払い。今まで漠然と考えていた理想が、現実とぶつかる中でどんどん明確になっていったよ。

  • 不動産の知識が身についたこと

最初は「実需って何?」レベルだった僕が、色々な物件を見たり、田中さんと話したり、自分でも調べたりするうちに、不動産の相場観とか、物件を見る時のポイントとか、少しずつ知識が増えていったんだ。これが、後々の物件選びにすごく役立ったね。

  • 大人の「言葉の綾」を学んだこと

「健康のためにもちょうど良い距離です」とか「コンパクトで機能的な間取りです」とか、営業トークの裏に隠された真意を読み取る力がついたと思う。あれもこれも、僕が大人として成長した証なのかな(笑)。

気になったところ

  • 理想と現実のギャップが大きすぎたこと

最初は「駅近で、広くて、新しくて、お手頃なマンション」なんて夢みたいなことを考えていたけど、そんな物件はこの世に存在しないんだと痛感したよ。何かを得るには、何かを諦めなければならない。このギャップが、とにかく精神的にきつかった。

  • 選択肢の少なさ

最初の予算で探していた時は、本当に選択肢が少なかった。郊外か、狭いか、中古で問題を抱えているか。どの物件を見ても「これじゃない」って気持ちが先に立ってしまって、なかなか前に進めなかったね。

どんな人に向いてる?

マンション探しは、こんな人には特におすすめしたいな。

  • 人生の大きな節目に立っている人

40歳とか、結婚とか、転勤とか、何かと人生の転機を迎えている人には、自分自身の価値観と向き合う良い機会になるはず。

  • 漠然と「いつか家が欲しい」と考えている人

頭の中でぼんやり描いている理想の家が、どれだけ現実離れしているかを知ることで、具体的な行動に移せるようになるよ。

  • 自分にとっての「本当に譲れない条件」を見つけたい人

物件を見続ける中で、自分にとって何が一番大切なのか、何なら妥協できるのかが、驚くほど明確になるから。

使い続けて数週間の今

結局、その日は何も決められずに帰ってきたんだけど、それから数日間、ずっと考え続けたよ。定食屋で夕飯を食べながら、駅近を取れば狭くなり、広さを取れば遠くなり、安さを取れば古くなる。人生って、結局妥協の連続なのかもしれない。

でも、そうじゃない。妥協するんじゃなくて、自分にとっての「最良の選択」を見つけるんだって気持ちになったんだ。

そして翌週、僕は再び田中さんに会いに行った。今回は僕も少し勉強していた。色々な不動産ポータルサイトを見て、相場観を掴んでいたからね。そして、「今度はもう少し、支払いの覚悟を決めようと思います」と伝えたんだ。僕の言葉に、田中さんの目がキラキラと輝いたのは忘れないよ。不動産業界では、この「覚悟」が劇的な変化を生むらしい。

「それでしたら、とても良い物件をご紹介できます」

四軒目の物件は、駅から歩いてすぐの新築3LDKだった。リビングも広々としていて、寝室もゆったり。あの時の僕の心境は、まさに「ようやく辿り着いた」という感じだったね。

家探しって、本当にマラソンみたいなものだ。時には立ち止まり、時には悩み、時には挫折しそうになる。でも、その一つ一つのステップが、自分自身と向き合い、未来の暮らしを具体的に想像する大切な時間になるんだ。僕がマンション探しで学んだのは、完璧な物件なんて存在しないけれど、自分にとっての最良の選択は必ず見つけられるということ。そして、そのためには、時に勇気を持って「覚悟」を決めることも必要だってことだ。もし今、あなたが家探しで悩んでいるなら、ぜひ一度、自分の心とじっくり向き合ってみてほしい。きっと、あなたにとっての理想の住まいが見つかるはずだから。

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