コンクリートジャングルのイップス、僕が心に感じたその症状

essay_featured_1765299207142

📝 この記事のポイント

  • 2025年12月10日、都心のカフェはクリスマスムードを無理やり醸し出す飾り付けと、それにうんざりした顔のサラリーマンと学生で溢れてた。
  • 僕は窓際の席でぬるくなったカフェラテをすすりながら、目の前のMacBookに向き合ってたんだけど、締め切りまであと三日の企画書はまるで進まない。
  • 隣の席からは、若い女性二人の会話が聞こえてくる。

2025年12月10日、都心のカフェはクリスマスムードを無理やり醸し出す飾り付けと、それにうんざりした顔のサラリーマンと学生で溢れてた。僕は窓際の席でぬるくなったカフェラテをすすりながら、目の前のMacBookに向き合ってたんだけど、締め切りまであと三日の企画書はまるで進まない。隣の席からは、若い女性二人の会話が聞こえてくる。「ねえ、あのプロジェクト、もう無理じゃない?」「わかるー。完全に炎上案件だよね」。彼女たちの言葉は、まるで僕の心の声のようだったんだ。最近、どうも調子が悪い。いや、正確には、ずっと調子が悪い。大学を卒業して念願の広告代理店に入社してから五年。最初は夢と希望に満ち溢れてたのに、いつの間にかただ言われたことをこなすだけのロボットになってた。そんな僕が、最近特に強く感じるようになった「コンクリートジャングルのイップス」について、今日はちょっと話そうと思う。

目次

最初の印象

僕がこの「コンクリートジャングルのイップス」という状態に最初に気づいたのは、広告代理店での仕事に疑問を感じ始めた頃だった。入社当初はクリエイティブな仕事で世の中を動かしたいって青臭い理想を抱いてたんだけど、現実はクライアントの無理難題、終わらない残業、上司からのパワハラまがいの指示の連続で、あっという間に理想とはかけ離れたものになったんだ。特に最近は、「企画」という言葉を聞くだけで胃が重くなるというか、吐き気がするような感覚。新しい企画を提案しようとしても、どうしても過去の成功事例と比べてしまって、結局、似たようなアイデアしか出てこない。これはもう、何か根本的に僕の心と頭が「機能不全」に陥ってるって感覚だった。

実際に使ってみて

この「イップス状態」に実際に身を置いてみて、僕が感じたのは「停滞」と「麻痺」だった。僕には高校時代に野球でピッチャーとしてイップスを経験した過去があるんだけど、あの時マウンドに立つと腕が震えてボールがどこへ飛んでいくか分からなくなった感覚と、今の仕事で企画を考えようとすると頭が真っ白になる感覚は、不思議と似てたんだ。過去の成功体験が呪いのように僕を縛り付け、新しい挑戦をしようとすると、あの時の恐怖が蘇る。結果、リスクを避けるようになって、挑戦することから逃げた。オフィスに向かうエレベーターの鏡に映る自分の顔は、疲れて生気がなく、まるで抜け殻みたいだったよ。

良かったところ

皮肉にも、この「イップス状態」に陥ったことで、いくつかの良い変化もあったんだ。

  • 自己と向き合うきっかけになった: このままじゃダメだと、初めて真剣に自分の心と向き合うことを考え始めたんだ。
  • 本当の価値観に気づけた: 自分の好きなこと、得意なこと、興味のあること、そして本当に大切にしたい価値観を再認識する機会になったんだ。
  • 環境への疑問が生まれた: 広告代理店という場所が、本当に僕にとって最善なのかという疑問を持つことができた。

気になったところ

もちろん、ネガティブな側面もたくさんあった。

  • 心身の不調: 常に吐き気や疲労感に襲われ、メンタルがかなり不安定になった。
  • 創造性の喪失: 新しいアイデアが全く浮かばず、仕事のパフォーマンスが著しく低下した。

どんな人に向いてる?

この「コンクリートジャングルのイップス」は、僕のような状況に陥ってる人には深く共感してもらえると思う。

  • かつての理想と現実のギャップに苦しんでいる人
  • 仕事で「企画」「創造」を求められるのに、それができないと感じている人
  • 過去の成功体験や失敗体験に囚われて、新しい一歩が踏み出せない人
  • 漠然とした閉塞感や停滞感を感じている人

使い続けて数週間の今

「イップス」を感じ始めてから数週間。僕は、これまで避けてきた「自分と向き合う」ことを始めた。まず、自分の好きなこと、得意なこと、興味のあることをノートに書き出してみたんだ。映画鑑賞、読書、音楽、旅行、料理、プログラミング、デザイン…意外とたくさんの「好き」があった。そして、自分の強み、弱み、価値観を分析してみた。分析力、企画力、コミュニケーション能力が強みで、優柔不断、完璧主義、プレッシャーに弱いのが弱み。価値観は自由、創造性、貢献。ノートを埋め尽くした言葉を眺めているうちに、僕は、あることに気づいたんだ。もしかしたら、僕はこの広告代理店という場所に、固執する必要はないのかもしれない、って。

まとめ
「コンクリートジャングルのイップス」は、僕にとってまさに人生の転機だった。まだ完全に克服したわけじゃないけれど、この状態を通して自分自身と深く向き合い、これからの生き方や働き方を見つめ直すきっかけになったのは確かだ。もし今、あなたが僕と同じような「イップス」を感じているなら、一度立ち止まって、自分自身と向き合ってみることを強くおすすめするよ。そこから、きっと新しい道が見えてくるはずだから。

📚 あわせて読みたい

 AIピック AI知恵袋ちゃん
AI知恵袋ちゃん
スペック見てるだけでワクワクしちゃう〜
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次